フリーランスのエンジニアとして働く傍ら、2012年よりFXに取り組み、FX歴は12年を超える。 長年の試行錯誤を経てトレードの安定性を確立し、現在は専業トレーダーとしてテクニカル分析を軸にした資産運用を継続中。また、FP2級(AFP)やテクニカルアナリスト検定を取得し、知識と実践の両面から相場にアプローチ。初心者にもわかりやすいチャート解説や市場分析レポートの執筆にも力を入れている。
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海外FX特集記事
海外FX業界の基礎知識や最新動向を、初心者にもわかりやすい内容で解説しています。海外FXの基本的な仕組みや特徴、利用するにあたってのメリットデメリットなど、これから海外FXを始める方にとって役立つ情報が満載です。
XMTrading(エックスエム)ではゼロカットシステムを採用しており、ロスカット後に残高がマイナスになった場合でも、差額を補填する仕組みがあります。国内FXブローカーにはない仕組みであり、投資した資金以上の損失を被るリスクがないため、海外FXブローカーを利用するなら必ず確認しておきたい制度です。しかし、実際の取引において、「口座残高がマイナスになったのにゼロカットされていない」「口座残高がマイナスになったまま戻らない」といったケースに遭遇することがあります。
本記事では、XMでゼロカットされない主な理由と、それぞれの対処法を解説します。ゼロカットの仕組みや注意点についても整理していますので、XMで取引している人はもちろん、これからXMで取引する人もぜひ参考にしてください。
XMTrading(エックスエム)でゼロカットが反映されず、マイナス残高がそのままになっている場合、これから紹介するいずれかの原因に該当する可能性があります。
それぞれの原因が起きる背景と対処法をセットで確認しておきましょう。
XMTrading(エックスエム)では、ロスカットが間に合わずに残高がマイナスになった場合でもゼロカットが即座に適用されるとは限りません。なぜなら、ボーナス残高(クレジット)が残っている場合は、ゼロカットの処理が行われる前にそのボーナスが差額の補填に充当されるためです。確定した損失は以下の順番で処理されます。
残高から引かれる
ロスカットで損失が確定すると、まずは残高から損失額が差し引かれます。損失額が現金残高を上回った場合、口座はマイナス残高となります。
ボーナスから引かれる
現金残高がマイナスになった段階で、そのマイナス分を相殺するために、残っているボーナスが自動的に充当されます。
ゼロカットの判定
ボーナスによってマイナス分を全額補填できた場合はゼロカットが発動しません。ボーナスを充当してもカバーしきれないマイナス分が残った場合のみ、ゼロカットが適用されて残高がリセットされます。
したがって、ボーナスで損失を相殺できるうちはゼロカットの対象となりません。例えば、20,000円の入金残高と15,000円のボーナスがある状態で30,000円の損失が出たケースで考えてみましょう。まず入金残高の20,000円が差し引かれてゼロになり、残る10,000円のマイナス分にはボーナスが充当されます。この場合、マイナス残高は解消されボーナスが5,000円分残る状態となるため、ゼロカットは発動しません。
XMのボーナスの詳細はこちら強制ロスカットが執行される際には、先に含み損の発生しているポジションのみが強制ロスカットされます。そして、含み損のあるポジションを全て決済しても証拠金維持率が回復しない場合は、含み益の発生しているポジションも順次決済の対象となります。MetaTrader 4(MT4)/MetaTrader 5(MT5)上の残高がマイナスであっても、未決済ポジションがある間はゼロカットが発動しない点に注意が必要です。残高がマイナスなのにゼロカットされない場合は、ターミナルのポジション一覧に未決済ポジションが残っているか確認しましょう。
XMTrading(エックスエム)のゼロカットシステムは基本的に自動で適用されますが、処理が即座に反映されずに口座残高がマイナス表示のままになるケースもあります。特に、相場が急変しているタイミングや、多くのトレーダーが同時にロスカットされているような状況では処理が遅延する傾向があります。ロスカット直後に残高がマイナスになっていた場合は30分〜1時間程度待ってからゼロカットがされているか確認してください。
ゼロカットは「残高がマイナスになった瞬間に即座にゼロに戻る」という仕組みではありません。ロスカットが実行され、すべてのポジションがクローズされ、かつボーナスの充当が完了してからゼロカット処理が行われます。マイナス残高を確認したら、まず「ポジションが全て決済されているか」「ボーナス残高が残っていないか」を確認してください。
ゼロカットについて理解を深めるには、その仕組みを正確に把握しておく必要があります。「ゼロカットがあるから大きな損失をしても問題ない」という誤った認識を持った状態では、リスク管理がおろそかになることがあります。
ロスカットとは、口座の有効証拠金が一定の水準(証拠金維持率)を下回った際に、強制的に含み損の大きいポジションから決済される仕組みのことです。例えばXMTrading(エックスエム)の例では、ロスカット水準が証拠金維持率20%に設定されています。
ロスカットが正常に機能すれば、口座に資金が少し残った状態で取引が終了します。
ゼロカットシステムとは、ロスカットが間に合わずに口座残高がマイナスになった際、その不足分をFXブローカーが全額負担して残高をゼロにリセットする仕組みです。相場環境の急変などで注文が大きく滑ると、ロスカットが遅れて証拠金を上回る損失が発生し、残高がマイナスになることがあります。しかし、ゼロカットを導入しているブローカーを利用すれば、トレーダーは入金額以上の損失を負うリスクがありません。
なお、海外FX業者の多くがこの仕組みを導入していますが、国内FXブローカーは金融商品取引法により損失補填が禁止されているため、残高がマイナスになった場合は利用者が不足分を入金する必要があります。XMTrading(エックスエム)については、全ての口座タイプでゼロカットを採用しているため、追証が発生するリスクはありません。
海外FX業者のゼロカットは、ブローカーが自主的に定めたポリシーであり、XMでも同様です。法律で義務付けられたものではないため、利用規約に違反した取引を行っていた場合はゼロカットが適用されないケースがあります。口座開設時には誤って規約違反をしないために利用規約を確認しておくことをおすすめします。
ロスカットとゼロカットは混同しやすい仕組みのため、取引を始める前に意味を理解しておきましょう。
XMでは証拠金維持率が20%になるとポジションがロスカットされます。ただし、ロスカットされる証拠金維持率はFXブローカーによって異なるため注意が必要です。ロスカット水準が低ければロスカットされにくくなる代わりにロスカット時の損失額が大きくなります。その一方でロスカット水準が高ければ、ロスカットされやすくなりますがロスカット時の損失は前者と比べて減る傾向があります。
ここからはロスカットが遅れて残高がマイナスになる流れについて、口座残高50,000円、レバレッジ100倍でドル円を0.1ロット(1万通貨)、150円でロングエントリーしたケースで解説します。なお、必要証拠金は15,000円とします。
ドル円が下落し、含み損が47,000円に達した場合の有効証拠金は3,000円となります。このとき証拠金維持率は20%となり、ロスカット水準20%のブローカーであれば、この瞬間に強制ロスカットが執行されるので、口座には3,000円程度残ります。しかし、相場環境の急激な変動などでスリッページが発生しロスカットが遅れると、口座残高がマイナスに転落することもあります。仮にロスカット注文が144.00円で約定した場合、損失額は60,000円となり、口座残高は−10,000円となるのです。
大規模なスリッページが発生した事例として、2015年1月のスイスフランショックがあります。スイスフランショックとは、スイス国立銀行がユーロスイスフランの上限レート(1.20フラン)を突然撤廃したことで、相場が数分以内に30%超の急落を記録した出来事です。多くのトレーダーは1.20付近に損切り注文を置いていましたが、相場はその水準を超えて下落し、ロスカットが執行されたのは想定よりはるかに不利なレートでした。大量のマイナス残高の発生により一部のFXブローカーは顧客へ追証を請求したり破綻したりするケースも現れました。しかし、XMTrading(エックスエム)はゼロカットポリシーを適用し、マイナス分を業者側で負担しています。
XMTrading(エックスエム)ではゼロカットシステムを導入している他、最大1,000倍のレバレッジで取引ができるため少額の資金から取引を始められます。55種類のFX通貨ペアに加えて、貴金属や株式指数、暗号資産といったCFD商品も取引可能です。資金効率を高めた取引をしたい人やさまざまな銘柄の取引に興味がある人は、ぜひ口座開設してみてください。
XMTrading(エックスエム)のゼロカットはトレーダーの資産を保護する機能ですが、仕組みを正しく理解していないとトレードに悪い影響を与えることがあります。
ここからは、ゼロカットの代表的な誤解と取引時の注意点をみていきましょう。
ゼロカットはあくまで入金額以上の損失が発生しなくなる仕組みであって、FX取引の損失そのものをゼロにする機能ではありません。ゼロカットが発動した時点で、口座に預け入れた証拠金はすべて失われることになります。追証がない点はメリットですが、投資元本を失うリスク自体は通常の取引と変わりません。
ゼロカットは、ロスカット発生後すぐに反映されるとは限りません。XMTrading(エックスエム)では、口座残高がマイナスになった場合でも、一定時間そのまま残高が表示されるケースがあります。
ただし、未決済ポジションがない状態で追加入金や別口座からの資金移動を行うことで、マイナス残高がリセットされる場合があります。入金額がマイナス補填に充てられるのではなく、マイナス残高が調整された後に反映される仕組みです。ゼロカットの反映を早めたい場合は、追加入金や別口座からの資金移動を検討すると良いでしょう。
マイナス残高のある口座のポジションがない時にXMポイントをボーナスに交換すると、マイナス残高の相殺に優先して使われてしまいます。よって、ゼロカットを即時で執行させたい場合は、XMPからボーナスへ交換するのではなく追加入金か別口座からの資金移動を行うことを推奨します。
ゼロカットの悪用とみなされるトレードを行った場合、規約違反と判断される可能性があります。代表的な例が、複数口座間で行う両建てです。片方の口座を意図的にゼロカットさせて損失を限定し、もう片方の口座で利益を得ようとする手法は厳格に禁止されています。
このような取引は、本来トレーダーを保護するために設けられているゼロカット制度の趣旨に反する行為とみなされる可能性があります。ゼロカットはあくまで予期せぬ相場急変による損失を補填するための救済措置であり、意図的に利用することを前提とした制度ではありません。利用規約を遵守し、適切なリスク管理のもとで取引を行いましょう。
ハイレバレッジ取引のリスクの詳細はこちらゼロカットに関する疑問点は、多くのトレーダーが共通して抱えています。よく寄せられる質問とその回答を以下に整理しました。
XMTrading(エックスエム)のゼロカットは、ロスカットによって全てのポジションがクローズされた後に自動的に処理されます。数分以内に反映されることもありますが、相場の急変時やサーバーの処理が集中しているタイミングでは数十分かかることもあります。ゼロカット完了の通知メールなどは特に送られないため、まずはMT4/MT5の残高欄を直接確認してください。1日以上待ってもゼロカットが行われない場合は、XMのカスタマーサポートへ連絡しましょう。
XMTrading(エックスエム)のゼロカットポリシーが適用されている限り、トレーダーがマイナス残高を補填する義務は発生しません。したがって、ロスカット後に残高がマイナスになっていても追加入金を求められることはなく、差額はXMが負担します。
ただし、マイナス残高がゼロに戻るまでの間は、証拠金を用意できないことから新しいポジションを建てられません。取引を再開したい場合は、ゼロカット処理の完了を確認してから入金するか、すぐに入金してゼロカットを行うようにしましょう。
ロスカット後に残高がマイナスになった場合、ゼロカットが適用される前にボーナス(クレジット)がマイナス分に充当されます。ボーナスでも相殺しきれないマイナス分が発生した場合にのみゼロカットが発動します。
そのため、損失がボーナスの範囲内で収まるケースでは、ゼロカットは発動せず、取引を継続できます。その一方で、損失がボーナスを超えた場合は入金残高がマイナスになり、ゼロカットが適用されるので取引ができなくなる点に注意が必要です。
XMTrading(エックスエム)では全口座タイプにゼロカットシステムが適用されていますが、いくつかの状況では想定通りに機能しない場合があります。1つ目は、利用規約に違反した取引を行なった場合です。例えば禁止されているアービトラージ取引や、複数口座間での両建て取引が疑われる場合には、ゼロカットを含む各種制度が適用されない可能性があります。
2つ目は、未決済ポジションが残っている状態です。ゼロカットはポジションが完全にクローズされた後に処理されるため、未決済ポジションがある間はゼロカットが適用されません。3つ目は、口座が特殊な状態にある場合です。口座の凍結や審査中など、通常の取引状態でない場合はゼロカット処理が保留になることがあります。疑問点がある場合は、XMのサポートへ直接確認するのが最も確実な方法です。
XMTrading(エックスエム)のゼロカットシステムは、ロスカット後のマイナス残高をFXブローカーが負担する制度です。しかし、その仕組みを正確に理解していないと、マイナス残高を見て慌てたりゼロカットを当てにしてリスク管理がおろそかになったりするかもしれません。
また、MT4やMT5がマイナス残高であるのにゼロカットがされていない場合は、どの原因が考えられるか各項目を確認してください。すぐにゼロカットの処理を進めたい場合は、追加での入金や他の口座から資金を移動させることで、ゼロカットをすぐに執行できます。
XMでは最大15,000円分の口座開設ボーナスを受け取ることが可能です。入金不要で利用できるため、海外FXが初めての人でも損失リスクを抑えながら取引できます。ボーナスを受け取りながら取引したい人はXMを利用してみてください。
作成日
:
2026.06.02
最終更新
:
2026.06.08
著者情報
カイ・アサノ | Kai Asano
FXトレード歴10年以上
フリーランスのエンジニアとして働く傍ら、2012年よりFXに取り組み、FX歴は12年を超える。 長年の試行錯誤を経てトレードの安定性を確立し、現在は専業トレーダーとしてテクニカル分析を軸にした資産運用を継続中。また、FP2級(AFP)やテクニカルアナリスト検定を取得し、知識と実践の両面から相場にアプローチ。初心者にもわかりやすいチャート解説や市場分析レポートの執筆にも力を入れている。
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