2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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終値とは、ある一定の期間の最後についた価格のことです。英語ではCLOSEと呼びます。例えば、図のような値動きがあった場合、99円が終値です。
なお、図に示された始値(OPEN)、高値(HIGH)、安値(LOW)、終値(CLOSE)は4本値(OHLC)と呼ばれ、これを基にローソク足を描くことができます。この例では、100円から始まり、途中で102円の高値と、98円の安値をつけながら、最終的に99円で終わり、陰線が形成されます。
ローソク足を構成する4本値のうち、終値は最後の価格ということで、チャート分析では重要視されます。最も広く知られているテクニカル指標の移動平均線は、一定期間の価格の終値の平均値をつなぎ合わせて表示したものです。また、ラインチャートのように一定期間の終値だけを表示するチャートもあります。そうしたことからも、終値の重要性が高いことが分かります。
日足では、ローソク足の終値はその日の最後の価格です。株式市場の場合、1日の取引が始まる9時が始値、取引が終わる15時が終値となります。FXの場合、市場は24時間動き続けますが、ニューヨーク市場が終わる日本時間7時(夏時間は6時)を1日の区切りと考えるため、そこが終値となり、それに続いて次のローソク足の始値が作られます。
トレードの基準として「終値ベース」という言葉が用いられます。これは、終値を確認してからトレードを行うという意味です。例えば、あるレート水準を終値ベースで上回ったらエントリーという条件の場合、ローソク足形成中にその水準を上回ったとしても条件には合致せず、最終的に終値が水準を上回るかどうかが判断基準となります。
作成日
:
2021.01.19
最終更新
:
2024.11.15
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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