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ケルトナーチャネル

GLOSSARY

FX用語解説集

XMTrading(エックスエム)ラボでは、便利なFX関連の用語集を提供しております。FXトレードに関する専門用語をわかりやすく、具体的に解説しておりますので、FX初心者の方でも安心してトレードを始めることができ、FX取引のスキルアップにつながります。

ケルトナーチャネル

読み方、同義語、対義語

読み方 けるとなーちゃねる

ケルトナーチャネルとは、移動平均線とその上下に描画した合計3本の線によって相場の方向性を分析するテクニカル指標です。移動平均線を中間線(ミドルバンド)とし、そこから一定期間の変動幅の平均分離れたラインを上下に引いたものをハイバンド・ローバンドと呼びます。

ケルトナーチャネル

バンドの形状をした指標は逆張りで使用されることが多いですが、ケルトナーチャネルは順張りで使用します。ハイバンドよりもレートが上回ったら強い上昇トレンドと判断し、順張りの買いでトレンドをフォローします。逆に、ローバンドをレートが下回ったら売りサインとして順張りの売りが推奨されます。

ケルトナーチャネル

米国でトレーダーとして有名だったチェスター・W・ケルトナー氏が1960年代に考案したもので、同氏の名前にちなんでいます。比較的知名度の低いテクニカル指標で、搭載されているチャートソフトの数は限られています。

point MT4/MT5ではカスタムインディケータで使用できる

MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)では、ケルトナーチャネルは標準搭載されていません。ケルトナーチャネルをMT4/MT5で使用するには、販売・配布されているカスタムインディケータをMT4/MT5にインポートする必要があります。

ケルトナー氏が考案した当時から、計算方法には大きく改良が加えられていますが、基本的な考え方は、一定期間の移動平均線の上下に、その期間の値幅の移動平均を加えるというものです。ケルトナー氏が考案した計算式を日足で説明すると次のようになります。

移動平均線(中間線) =
(高値 + 安値 + 終値)÷ 3のn日単純移動平均

バンド幅 =
(高値-安値)のn日移動平均

その後、さまざまな改良が加えられ、現在では、ミドルバンドに単純移動平均(SMA)ではなく指数平滑移動平均線EMA)を用い、バンド幅の算出にATRを用いる方法が広く使われています。

knowledge 類似指標ボリンジャーバンドとの違い

ケルトナーチャネルと見た目が似ているテクニカル指標にボリンジャーバンドがあります。どちらも、移動平均線の上下に一定の幅のバンドを描画するものですが、両者の性質は異なります。ボリンジャーバンドでは、価格がバンド内で推移する可能性が高いという特性を利用し、逆張り指標として使われる場合がありますが、ケルトナーチャネルは順張り指標として使われます。

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