2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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FX用語解説集
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為替ヘッジとは、海外の金融資産に投資をする際に、為替変動により円ベースでの価値が変化することを回避する仕組みのことです。海外の金融資産の価格が変わらなくても、円高になれば資産価値は下がってしまいます。そのような為替変動の影響を抑えるのが目的です。
例えば、株価100ドルの株式を保有していた場合、株価は変わらなくても、為替レートが100円から95円になると、日本円での価値は10,000円から9,500円に目減りしてしまいます。そこで主に金融機関などは、こうした為替変動のリスクを回避するために、為替ヘッジを行います。具体的には、為替予約などの先物取引をすることで、将来の為替変動による影響を抑えます。 このような投資行動は、個人投資家も行うことができます。
投資信託などで「為替ヘッジあり」と表記されているものは、為替変動による影響を抑える措置が取られていることを意味します。ただし、為替ヘッジをするためのコストが上乗せされていることが多いので、為替ヘッジの有無は投資家自身による総合的な判断が必要です。
為替ヘッジには、それに伴うコストが発生します。それを含めても、為替リスクを取りたくない人は採用するべきですが、その際に重要になるのが今後の円相場です。円相場が長期的に円安方向に向かうと考えるのであれば、為替ヘッジは必要ありません。なぜなら、為替差益が発生する可能性が高いからです。しかし、その一方で今後円高に進んでいくと考える場合は、為替ヘッジが有効に機能します。
作成日
:
2021.03.31
最終更新
:
2024.11.15
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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