2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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円高とは、他国の通貨と比較して、日本円の価値が高くなることです。例えば、手元の1万円を米ドルに両替するとします。このとき為替相場が1ドル=100円であれば、1万円は100ドルに両替できます。ここで為替相場が1ドル=90円になると、1万円を90円で割り111ドル111セントとなります。両者を比べると、1ドル=90円になると1ドル=100円のときよりも多くの米ドルに両替できることになり、これが円高です。
FXでは、米ドル円のレートは「1ドルが何円か」を示すものなので、円高になるとレートが下降します。
米ドル円に限らず、円高の場合はクロス円の通貨ペアのレートが全て下方向に動きます。FXでは、米ドル円での米ドルのように、通貨ペア名の左側に配置される通貨(基軸通貨)を基準にレートが決定されるため、仮に円が基軸通貨となる通貨ペアが存在すれば、円高の場合にはレートが上昇することになります。しかし、円が基軸通貨となる通貨ペアは存在しないため、円高の場合は全て下方向の値動きとなるのです。
クロス円の取引では、円高のときに買い、円安になってから売ると為替差益が得られます。反対に買った時点からさらに円高が進むと、為替差損が出ることになります。
円高になる要因はさまざまあります。主に、他の通貨の金融政策などのファンダメンタルズによる外貨売り(円買い)の影響、あるいは経済ショックが発生してリスクオフになった際の資金の避難先として、安全通貨といわれる円が買われるケースなどが挙げられます。
作成日
:
2021.03.31
最終更新
:
2024.11.26
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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