仮想通貨

仮想通貨

読み方、同義語、対義語

読み方 かそうつうか
同義語 暗号資産、クリプト、クリプトアセット、クリプトカレンシー
対義語 法定通貨

仮想通貨(暗号資産)とは、硬貨や紙幣のような実体がなく、インターネットを通じてやりとりされるデジタル通貨のことです。米ドルや円のように中央銀行によって発行された法定通貨や、法定通貨をもとにしたデジタル通貨とは異なり、国家によって価値を保証されていないという特徴があります。

仮想通貨

多くの仮想通貨は、ブロックチェーンというデジタル技術を利用し、取引参加者全員がお互いに監視し合うことで、取引の正当性や安定性を確保しています。国家や企業などの管理主体は存在しないことから、この仕組みを「非中央集権」と呼びます。

仮想通貨

仮想通貨の代表格といえば、2009年に誕生したビットコイン(BTC)です。世界で初めて作られた仮想通貨で時価総額が最も大きく、既に決済手段としても利用されています。仮想通貨は、ビットコインとそれ以外に分けられ、後者は総称してアルトコインと呼ばれています。アルトコインとして有名なのは、イーサリアム(ETH)やリップル社のXRPなどです。

仮想通貨の主な利用用途は、決済・送金、および投資などです。近年では、イーサリアムのように分散型アプリケーション開発に用いられる場合もあり、単なる「通貨」としての役割にとどまらず、ブロックチェーン技術を用いてさまざまな分野で利用されつつあります。

knowledge 公的機関は「暗号資産」と呼ぶ

2020年5月1日から改正資金決済法が施行されたのに伴い、「仮想通貨」の呼称が国際標準である「暗号資産(Crypto Asset)」に統一されました。呼称を変更した理由について、金融庁は「国際的な議論の場において暗号資産との表現が用いられることが多く、仮想通貨の呼称は法定通貨と誤認されやすいから」とコメントしています。しかし、「暗号資産」の呼称はあまり広がっておらず、公的機関を除けば現在も「仮想通貨」と呼ばれるのが一般的です。

免責事項:Disclaimer

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。