close

新規口座開設ボーナス
15,000円プレゼント

海外FXで自動売買を始める価値はある?初心者が知るべき稼ぐための考え方

MEDIA

海外FX特集記事

海外FX業界の基礎知識や最新動向を、初心者にもわかりやすい内容で解説しています。海外FXの基本的な仕組みや特徴、利用するにあったてのメリットデメリットなど、これから海外FXを始める方にとって役立つ情報が満載です。

2025.04.13

海外FXで自動売買を始める価値はある?初心者が知るべき稼ぐための考え方

#VPS
#トレード戦略
#基礎知識
#自動売買
海外FXで自動売買を始める価値はある?初心者が知るべき稼ぐための考え方

海外FXの自動売買(EA)とは、あらかじめ設定されたロジックに従って、プログラムが自動で売買を行う仕組みのことです。チャートを常に監視する必要がないため、時間に制約がある方でも、運用を始めやすい点が特徴です。また、海外FXは高いレバレッジを活用できるため、少ない資金でも効率的に取引を行いやすく、自動売買の運用にも適した環境が整っています。

とはいえ、EAや自動売買に触れたことがない人にとっては、「始めるのは難しくないのか」「本当に利益につながるのか」といった不安や疑問を抱く場面も多いかもしれません。興味はあっても、仕組みやリスクがよく分からず、なかなか一歩を踏み出せない方も少なくないでしょう。

この記事では、海外FXにおける自動売買(EA)の基本から、自分に向いているかどうかを判断するポイント、実際の始め方、運用の注意点までをわかりやすく解説します。

目次

[閉じる]

海外FXの自動売買(EA)って何?本当に稼げる?

海外FXの取引には、大きく分けて「裁量トレード」と「自動売買」の2つの手法があります。裁量トレードとは、チャート分析や経済指標などをもとに、トレーダー自身が売買のタイミングを判断して取引を行うスタイルです。一方の自動売買は、あらかじめ設定されたルールに従って、プログラムが自動的に売買を実行する仕組みです。

海外FXでは、取引を行うために「MetaTrader 4(MT4)」や「MetaTrader 5(MT5)」といった取引プラットフォームが広く利用されています。これらのツールは、裁量トレードはもちろん、自動売買を行う際にも標準的な環境として用いられています。

特に自動売買では、MT4やMT5を通じて自動売買プログラムを動かすのが一般的です。その代表例が「EA(エキスパート・アドバイザー)」と呼ばれるもので、事前に設定した売買ルールに基づいて、取引を自動で実行してくれるプログラムです。MT4/MT5で稼働するEAは入手や運用のハードルが比較的低く、世界中のトレーダーに広く利用されています。

裁量トレードと自動売買

「プログラム」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、EA(自動売買ソフト)を使うだけであれば、特別なプログラミングの知識は必要ありません。基本的には、使いたいEAを選び、MT4やMT5に設定するだけで、システムが自動的にエントリーから決済まで取引を行ってくれます。

もちろん、EAを自作・カスタマイズしたり、挙動を細かく理解したりするためには、MQL言語(MQL4やMQL5)の知識が役立ちます。ただ、既に完成されたEAをそのまま利用する分には、初心者でも十分に扱える設計になっています。

EAは有料・無料を問わず多くのサイトで提供されており、特にMT4/MT5の開発元であるMetaQuotes社の「MQL5マーケット」では、10,000種類以上のEAから目的に合ったものを選ぶことが可能です。

XMの自動売買(EA)の詳細はこちら arrow

海外FXの自動売買で稼ぐことは可能だが、簡単ではない

海外FXの自動売買(EA)では、エントリーから決済までの取引をすべてプログラムに任せることができるため、仕事や家事などで忙しい人でも、時間のない中でも、一定のルールに従ってチャンスを逃さず自動でエントリーを行うことが可能です。

ただし、「全自動で取引する」ことと「自動で稼げる」ことは別物です。EAはあくまで、設定されたロジックに従って取引を繰り返すツールであり、放っておけば必ず利益が出るというわけではありません。

海外FXで自動売買(EA)を行う場合でも、裁量トレードと同様に、市場の動きや相場環境を理解することが重要です。過去の検証やリスク管理に加えて、現在の相場がどういった状況なのかを把握することで、より安定した運用を目指せます。XMラボでは、日々の相場分析に役立つマーケットレポートを配信しています。EAを運用する際の判断材料としてもご活用いただけます。

マーケットレポートの詳細はこちら arrow

なお、XMTrading(エックスエム)は、MT4とMT5のどちらにも対応しており、EA(自動売買ソフト)を使った自動売買の運用も可能です。さらに、期間限定の15,000円分の新規口座開設時のボーナスや、入金額に応じた100%入金ボーナスなど、資金を増やすチャンスも用意されています。

こうしたボーナスを有効に活用すれば、自己資金の負担を抑えつつ、EAの動作確認やポジションに余裕を持たせた運用が可能になります。

XMのボーナスの詳細はこちら arrow

海外FXのEAの自動売買に向いている人とは?

海外FXでEA(自動売買ソフト)を活用した運用は、裁量トレードとは異なる特徴を持っています。例えば、取引判断をEAに委ねることで、時間的な成約や勘定による影響を受けにくく、一定のルールに基づいた取引が可能になります。こうしたメリットはあるものの、誰にでも適しているとは限らず、EA運用に向いているタイプと向いていないタイプがあるのも事実です。

ここでは、海外FXにおける自動売買(EA)の運用に向いている人の特徴を、具体的に紹介していきます。自分に合ったトレードスタイルを見つけるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

日中忙しくてチャートを見る時間が取れない人

仕事や家事、学業などで日中の時間がほとんど埋まっている方にとっては、リアルタイムでチャートを監視しながらの裁量トレードは現実的ではありません。その点、EA(自動売買ソフト)を活用すれば、事前に設定したルールに従って自動的に売買が行われるため、日中に画面を見られない方でも、効率的に利益を狙うことが可能です。

「時間がないからFXは難しいのでは」と感じていた方でも、自動売買であれば無理のない形で市場に参加できるため、ライフスタイルに合わせた運用が実現しやすくなります。

point
気にしすぎは逆効果!EA運用には冷静なスタンスを

EAは自動で取引を行ってくれる便利なツールですが、過度に気にしすぎて業務や生活に支障をきたすような状況は避けたいものです。例えば、仕事中もポジションの状況が気になってスマートフォンを頻繁に確認してしまうようでは、せっかくの「自動運用」のメリットが薄れてしまいます。稼働前にロットサイズや損失許容額を慎重に設定し、運用中はEAに任せるという意識で距離を保つことが、安定した運用につながります。

感情を切り離してトレードしたい人

裁量トレードでは、「もっと利益を伸ばしたい」「損失を出したくない」といった気持ちが強く働きやすく、その結果、ルールを無視したエントリーや、早すぎる決済といった判断ミスが起こることも少なくありません。こうした感情の揺らぎが続くと、トレードが安定せず、ストレスや疲労の原因にもなってしまいます。

その点、自動売買(EA)を活用すれば、あらかじめ決めたロジックに沿って淡々と取引を行うため、感情の影響を最小限に抑えることができます。トレードにおける「迷い」を減らしたい、冷静さを保ちながら取り組みたいと考えている方にとっては、EAは心強い選択肢となるでしょう。

notice
自動売買でも感情の介入には注意が必要

「自動売買=感情が一切関係ない」というわけではありません。含み損が増えた際にEAの判断を待たずに裁量で損切りしてしまうケースや、「早く稼ぎたい」という焦りから無理にロットを引き上げてしまうケースなど、運用に感情が入り込む場面は少なくありません。EAに任せる以上、過剰な介入を控え、あくまで「戦略の一部として信頼して運用する姿勢」が求められます。

検証や改善を重ねるのが好きな人

裁量トレードでは、「もっと利益が伸びそう」「損失が怖いから早く切りたい」など、トレーダー自身の感情によって判断を誤ることが少なくありません。こうした感情的な判断ミスを避けたい方にとって、ルールに基づいて淡々と取引を行うEAは、強力な味方となるでしょう。

感情を排除したロジックベースの取引を実現できるのは、EAならではの大きなメリットです。自分の感情に振り回されず、冷静かつ安定的にトレードを続けたい方には、自動売買という手段は有効な選択肢となるでしょう。

海外FXで自動売買(EA)を行うメリットは?

海外FXでは、高いレバレッジやゼロカットシステム、各種ボーナスの提供により、自動売買(EA)を有利な条件で運用しやすい環境が整っています。ここからは、海外FXで自動売買を行う上で特にメリットとなるポイントを解説します。

少額から自動売買(EA)に取り組める

海外FX業者の多くは数百倍〜1,000倍などの高いレバレッジを提供しているため、自動売買を行う場合でも少ない資金から運用を始められます。「自動売買でいきなり大きな資金を運用するのは不安」「まずは少額から始めてみたい」という人にとって、海外FXの取引環境は最適でしょう。

以下の表は、ドル円を0.1ロット(10.000通貨)取引すると仮定した場合の、最大レバレッジごとの必要証拠金の違いを示したものです。最大レバレッジが高くなるほど、取引に最低限必要な証拠金は少なくなることが分かります。

ドル円10,000通貨取引時の必要証拠金(*1)

最大レバレッジ 必要証拠金
25倍 60,000円
50倍 30,000円
100倍 15,000円
500倍 3,000円
1,000倍 1,500円
(*1) 1ドル=150円とします。

最大レバレッジの高い海外FX業者を利用すれば、資金効率を高めながら自動売買を行うことが可能になります。XMTrading(エックスエム)では、最大1,000倍のレバレッジを提供しており、自動売買を行う際でも資金効率を高めて運用しやすくなっています。

加えて、XMの「マイクロ口座」を利用すれば、取引数量が1ロット=1,000通貨(スタンダード口座の1/100)となるため、さらに少額からEAを試すこともできます。自動売買のテストや検証を少額で始めたい方にとって、XMのマイクロ口座と高レバレッジの組み合わせは、相性の良い環境と言えるでしょう。

XMのレバレッジの詳細はこちら arrow
XM マイクロ口座の詳細はこちら arrow
point
EAによって必要な資金量は異なる

EAによっては、推奨される資金量の目安が示されていることがあります。しかし、どれほどの含み損が発生しうるかは、バックテストフォワードテストで自分自身でも確認することが大切です。実際の運用に近いデータをもとに、EAのリスク特性を把握しておくことで、適切な資金管理が行いやすくなります。

ゼロカットによって損失を限定できる

海外FXでは「ゼロカットシステム」が採用されているため、最悪の場合でも損失を口座残高までに抑えることができます。

万が一、急激な相場変動によって口座残高がマイナスになってしまった場合でも、そのマイナス分は海外FX業者側が補填してくれるため、トレーダーが借金を背負うことはありません。これは、特にリスク管理が難しい自動売買(EA)を運用するうえで、大きな安心材料となります。

ゼロカットシステム

自動売買は基本的に、あらかじめ設定されたルールに従って、EAが自動でポジションの決済(利確・損切り)を行います。そのため、過大なロット設定を避けていれば、突発的に大きな損失が発生するリスクは比較的低く抑えられます。

しかし、以下のような場面では注意が必要です。

  • 相場が一方向に急激に動いたとき
  • 通信障害やVPSの不具合によってEAの動作が停止したとき
  • ナンピンやマーチンゲール系のEAを使用しているとき

こうしたケースでは、損切りが間に合わずに想定外の損失が発生することもあり得ます。その際でもゼロカットが機能すれば、損失の上限は口座残高までに限定されるため、過剰な不安を抱かずに運用を継続することが可能です。

例えば、XMTrading(エックスエム)でもゼロカットシステムが標準で導入されており、予期せぬ相場変動に備えるリスク対策として機能します。適切なロット管理とEAの特性を理解したうえで、ゼロカット対応の海外FX業者を選べば、自動売買でも安心してトレードに取り組むことができるでしょう。

ゼロカットシステムの詳細はこちら arrow

ボーナスを使って自動売買(EA)できる

海外FX業者が提供する口座開設ボーナスや入金ボーナスは、EA(自動売買ソフト)を使った運用にも対応していることが一般的です。ボーナスを利用すれば運用に充てる自己資金を減らせるため、損失リスクを抑えた状態で自動売買が可能です。

例えば、XMTrading(エックスエム)が提供している「100%入金ボーナス」を利用すれば、ボーナス上限額までの入金に対して同額のボーナスが付与されます。「50,000円から海外FXの自動売買を始めてみたい」と考えている人がいた場合、25,000円の入金でも同額のボーナスが付くため、実質50,000円分の証拠金で運用を始めることが可能です。このように、資金に余裕がない場合でも、ボーナスをうまく活用すれば、少額からでも現実的なトレード環境を整えることができます。

notice
海外FX業者によってキャンペーンの有無は異なる

全ての海外FX業者が、ボーナスなどのキャンペーンを実施しているわけではありません。ボーナスを利用したい場合は、ボーナス提供のある業者を選ぶ必要があります。XMでは入金ボーナスに加え期間限定で15,000円相当の口座開設ボーナスも提供しています。

XMのボーナスの詳細はこちら arrow

EA(自動売買ソフト)の選択肢が豊富

海外FXでは、MT4やMT5といった世界的に普及している取引プラットフォームが採用されているため、それに対応するEA(自動売買ソフト)の選択肢が豊富です。

例えば、MT4/MT5の開発元であるMetaQuotes社が運営する「MQL5マーケット」では、10,000点を超えるEAが公開されています。そのほかにも、外部の販売サイトや個人による配布など、多様な入手ルートがあり、取引スタイルや予算に応じて柔軟に選ぶことが可能です。

EAには、スキャルピング、グリッド、トレンドフォロー、ナンピンマーチン系など、戦略の異なるさまざまなタイプが存在します。また、無料で利用できるものから有料で提供されているものまで、価格帯にも幅があります。海外FX環境を活かして、自分に合ったEAを選びやすいのも、大きなメリットの一つです。

バックテストを無料で好きなだけ行える

海外FXで広く利用されているMT4およびMT5には、「ストラテジーテスター(Strategy Tester)」と呼ばれる検証機能が搭載されています。この機能を使えば、過去のチャートデータをもとにEA(自動売買プログラム)の動作をシミュレーションし、「当時稼働させていた場合にどのような結果になっていたか」を確認できます。このような検証を一般的に「バックテスト」と呼びます。

バックテストを行うことで、損益の推移やドローダウン、勝率といったパフォーマンス指標だけでなく、エントリーや決済の傾向、ロジックの特徴などを事前に把握することが可能です。海外FXにおける自動売買の運用では、こうした情報を本番稼働前に確認しておくことで、損失リスクの高い戦略を回避しやすくなり、より現実的で安全性の高い判断がしやすくなります。

なお、ストラテジーテスターはEAの検証用として使われることが一般的ですが、売買ルールの確認や裁量戦略のヒントを得る目的でも活用できます。

XMの取引ツール(MT4/MT5)の詳細はこちら arrow
point
フォワードテストも大事

フォワードテストとは、リアルタイムの値動きに対するEAの運用テストのことです。EAを選ぶ際にはバックテストデータが参考になりますが、過去の値動きデータに対して過剰最適化されている可能性もあります。そのため、実際の運用に入る前にはフォワードテストで確認することも重要です。

XMTrading(エックスエム)では、最大1,000倍のレバレッジを提供しており、少ない証拠金からでも自動売買(EA)の取引に挑戦できます。またゼロカットシステム(マイナス残高リセット)も実施しており、予期しない市場変動があっても入金額を超える損失は発生せず、安心してお取引頂けます。

さらに今なら、新規口座開設頂くと、通常3,000円のところ15,000円に増額した口座開設ボーナスを受け取ることができ、実際の資金をリスクにさらすことなく自動売買を始めることが可能です。 このボーナスを活用すれば、初めてのEA取引や新しい戦略のテストをノーリスクで体験できます。ぜひこのチャンスを活かしてXMの口座を開設し、取引の可能性を広げてみてください。

海外FXの自動売買(EA)の始め方を3STEPで解説!

海外FXで自動売買を始める際は、裁量トレードを始める場合とは異なり、EA(自動売買ソフト)を準備したり、稼働環境を整えたりする作業が必要になります。

ここからは、EAを使った自動売買の始め方を、3段階のステップに分けて解説します。

  • 【STEP 1】自動売買(EA)を入手する
  • 【STEP 2】稼働環境を整える
  • 【STEP 3】MT4/MT5でEAをインストールする

【STEP 1】自動売買ソフト(EA)を入手する

まずは自動売買に必要なEAの入手方法を確認しましょう。EAの配布や販売は、主に以下のようなサイトで行われています。

  • MQL5マーケット
  • GogoJungle

MQL5マーケットは、MT4/MT5の開発元であるMetaQuotes社が運営している販売サイトです。取り扱うEAの多さに特徴があり、MT4用が8,000以上(*1)、MT5用でも5,000以上(*1)となっています。

GogoJungleもMQL5マーケットと同様にEAやカスタムインジケーターなどを総合的に扱うサイトで、MT4/MT5用のEAは4,000(*1)以上登録されています。

(*1) 2024年12月時点の情報です。

こうした代表的なサイトのほかにも、EAを入手できる場所は数多く存在します。特に海外FXでは、MT4やMT5を採用している業者が多いため、対応するEAの選択肢も豊富です。使ってみたいEAが見つかったら、機能や戦略を確認したうえでダウンロードしてみましょう。

EAには、無料で提供されているものから、数千ドル以上の価格がついた高額なものまで、幅広い価格帯の製品があります。まずはEAによる自動売買を試してみたいという方であれば、無料のEAを使ってデモ口座で運用してみることをおすすめします。また、高額なEAの中にも、デモ口座専用の無料版を配布しているケースがあります。いきなり購入する前に、無料版で動作を確認してみるのも一つの方法です。

自動売買(EA)の効果的な選び方はこちら arrow
notice
悪質な販売業者に注意

EAを探していると、高利率や高勝率などの宣伝文句が魅力的に見える場合があります。しかし、成績を偽ったEAを、言葉巧みに高額で販売する投資詐欺の存在を忘れてはいけません。怪しいと感じる業者や広告、DMなどからEAを購入することは避けましょう。

【STEP 2】稼働環境を整える

EAを入手しただけでは、自動売買を始めることはできません。まずは、EAを安定して稼働させるための環境を整える必要があります。

EAはMT4またはMT5のプラットフォーム内で動作するため、MT4/MT5が起動していない状態ではEAも停止します。また、これらのプラットフォームはPC上で動くアプリケーションであるため、PCをスリープやシャットダウンすると、自動的にEAも停止してしまいます。

つまり、海外FXでEAを継続的に稼働させて最大限のパフォーマンスを発揮させるには、MT4/MT5を起動したまま、PCの電源を常に入れておく必要があります。しかしこの場合、以下のようなリスクや不便さが伴います。

  • 予期しないシャットダウン
  • 回線不具合による遅延、切断
  • 稼働させ続ける機器の消耗
  • 電気代の増加

これらの課題を解消する現実的な手段として、多くのトレーダーが選んでいるのがVPS(仮想専用サーバー)の活用です。VPSを利用すれば、常時稼働の仮想環境にMT4/MT5をインストールし、自宅PCの電源を落としていてもEAを安定して動かし続けることができます。

本格的にEAを運用するトレーダーの間では、トレード環境の安定性・信頼性を確保するためにVPSの導入がほぼ必須といえる状況になっています。

VPSとは?

VPSとは、「Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバー)」の略で、日本語では「仮想専用サーバー」と表現されます。VPS(仮想専用サーバー)は、1台の物理サーバー上に構築された複数の仮想サーバーのうちの1つを、個別に利用できるサービスです。各仮想サーバーは独立して動作するため、他のユーザーの影響を受けにくく、安定した運用が可能です。(*1)

VPSの有無
(*1) MetaTrader、MT4、MT5は、METAQUOTES SOFTWARE CORP.の商標または登録商標です。

VPSは24時間365日稼働し続けるよう設計されており、MT4/MT5とEA(自動売買ソフト)を常時稼働させるための環境として、海外FXの自動売買において広く活用されています。自宅PCを使う場合と比べて、予期しない電源オフや通信障害のリスクが少ないのが利点です。

また、リモートデスクトップ接続を利用すれば、外出先からでもスマートフォンやノートPCでVPSにアクセスし、EAの稼働状況の確認や設定変更を行うことができます。

XMTrading(エックスエム)では、条件を満たせばVPSを無料で利用できるサービスを提供しています。 通常は月額2,000円〜5,000円程度のランニングコストがかかるVPSですが、XMならこの費用を抑えつつ高性能なVPSを利用することが可能です。これにより、EAの運用コストを軽減しつつ、取引環境を最適化することができます。

XMの無料VPSの詳細はこちら arrow
trivia
VPSのコストを少しだけ節約する方法

VPSをレンタルしてからEAを探し始めると、VPSを利用しない期間が無駄になってしまいます。そのため、EAを選定しバックテストなどの準備を終わらせて、運用開始のタイミングから契約すると、無駄なコストを抑えられます。

【STEP 3】MT4/MT5でEAをインストールする

EAを稼働させるには、MT4/MT5にインストールする必要があります。海外FXで自動売買を行う場合、この初期設定はとても重要なステップとなります。EAの入手先によって設定方法が異なるため、それぞれのケースに合わせて対応しましょう。

EAをMQL5のマーケットから入手した場合

MQL5公式サイトのマーケットでEAを購入またはダウンロードした場合、「MQL5アカウント」でMT4/MT5とログイン連携することで、EAを自動的にプラットフォーム上に反映させることができます。

特別なファイル操作などは不要で、MT4/MT5の「ナビゲーター」ウィンドウにEAが表示されるため、ドラッグ&ドロップで簡単にチャートに適用できます。海外FX初心者の人やMT4/MT5に不慣れな方でも、数ステップで導入できるため扱いやすい方法です。

EAをMQLのマーケット以外から入手した場合

他の販売サイトや配布元からEAを入手した場合は、ファイルを手動でMT4/MT5に組み込む必要があります。

拡張子が .ex4(MT4用)または .ex5(MT5用)のファイルを、プラットフォーム内の「MQL4」または「MQL5」フォルダ内にある「Experts」フォルダへコピーします。ファイルの設置後は、MT4/MT5を再起動するか、ナビゲーターウィンドウを右クリックして「更新」を選択することで、EAが反映されます。その後、ナビゲーターからEAをチャートにドラッグアンドドロップし、「自動売買」ボタンをオンにすることで稼働を開始できます。

一見すると少し手間がかかりそうに見えるかもしれませんが、手順さえ確認しておけば難しい作業ではありません。海外FXで自動売買を行う環境を整えるうえで、知っておきたい基本的な設定方法といえるでしょう。

XM EA(エキスパートアドバイザー)のインストール方法はこちら arrow

EA(自動売買ソフト)を選ぶ時に確認したい4つのポイント

海外FXの自動売買で良い結果を出せるかどうかは、選んだEA(自動売買ソフト)によって決まるといっても過言ではありません。優れたEAを選べば、その後の運用もスムーズに行えるでしょう。EAを選ぶ際に最も重要な指標はバックテストの結果ですが、それ以外にもEAのトレードスタイルやサポート状況なども注目したいポイントです。ここからは、EAの効果的な選び方を解説します。

バックテストや成績などの基本指標

EAは配布者がバックテストの結果を公開していることが一般的です。バックテスト結果では様々な指標を確認できますが、特に注目すべきは以下の指標です。

  • 勝率
  • プロフィットファクター
  • ドローダウン
  • シャープレシオ
  • 取引数
  • バックテスト期間
  • 期間内の合計損益

続いて、それぞれの見方を解説します。

勝率

バックテスト期間中すべてのトレードのうちプラスで決済されたトレードの割合です。高ければ高い程良い訳ではなく、最大利益・損失とのバランスを見る必要があります。また、あまりにも勝率が高いEA(自動売買ソフト)は、ロジックをバックテスト期間の値動きに過剰最適化させて勝率を高く見せていたり、損切り幅を広く取っていたりする可能性があるため、フォワードテストでの検証や、ドローダウンなどの指標の確認も合わせて必要になります。

trivia
過剰最適化(カーブフィッティング)とは?

過剰最適化とは、過去の値動きデータに対し最大のパフォーマンスを発揮できるよう過剰にパラメーター調整することを指します。過剰最適化されたEAは、バックテストと同様の高成績を実際の取引で上げられない場合があるため注意が必要です。

プロフィットファクター

「総利益 ÷ 総損失」を表した指標で、勝ちが負けの何倍かを示しています。プロフィットファクターが1.0を下回るデータは損失のほうが大きいということを表しており、そうしたEA(自動売買ソフト)を利用すると長期的には損失が膨らんでいくことになります。

プロフィットファクターは2.0程度があれば優れたEAといわれることが多い指標です。ただし、スキャルピング系など取引頻度が高いEAでは、2.0未満であっても利益を着実に積み上げているケースもあるため、他の指標と合わせて総合的に判断することが重要です。また、勝率と同様に、プロフィットファクターが極端に高い場合は、過去の値動きに過剰に最適化された可能性もあるため注意が必要です。

ドローダウン

ドローダウンは、EA(自動売買ソフト)の運用中に発生した損失に着目する指標で、EAの安定性を判断するうえで重要な要素です。ドローダウンの数値が大きすぎるEAは、安定した運用が難しい可能性があります。EAを選ぶときの判断材料としてだけでなく、実際の運用時にどれくらいの資金やロット数で取引すべきかを考える際にも、ドローダウンのデータは役立ちます。

主に確認すべき指標として、「最大ドローダウン」と「相対ドローダウン」の2種類があります。最大ドローダウンは、資産が最も増えた地点から最大でどれだけ下落したかを金額ベースで示すものです。相対ドローダウンは、同じく資産の下落に着目しつつ、下落率が最も大きかったポイントをパーセンテージで示します。

以下の画像は、最大ドローダウンと相対ドローダウンの違いを示したイメージです。この画像の場合、緑の線は400ドルから200ドルまで下落しており、金額は200ドル、下落率は50%です。赤の線は700ドルから400ドルまで下落し、金額は300ドル、下落率は約43%となっています。この例では、金額ベースで最も大きな損失(最大ドローダウン)は赤、割合ベースで最も大きな下落(相対ドローダウン)は緑、という形になります。

最大ドローダウンと相対ドローダウン

最大ドローダウンは固定ロットで運用するEAのリスク評価に有効で、相対ドローダウンは複利運用型のEAにおける資金管理の判断材料になります。

point
XMのレバレッジ取引は7段階に設定可能

ドローダウンは、実際に起こり得る損失として受け止めることが重要です。将来、同等もしくはそれ以上の損失が発生する可能性を前提に、ロットや資金量を適切に調整する必要があります。バックテストは過去の条件に基づくものであり、それを超える下振れリスクも常に想定しておくべきです。EA運用では、ドローダウンを軽視せず、余裕ある資金管理を徹底しましょう。

シャープレシオ

シャープレシオは、1トレードあたりの平均損益をトレード損益の標準偏差で割って算出される指標です。この数値が高いEAは損益のばらつきが小さく、資産の増減も比較的安定します。

逆に、シャープレシオが低いEAは損益の波が大きく、資産曲線に強い上下動が生じやすいため、利益が出ていても安定性に欠ける傾向があります。明確な基準値があるわけではありませんが、EA同士を比較する際の目安として活用できます。

取引数

取引数は、バックテスト期間中にEA(自動売買ソフト)が行ったトレードの回数を示します。取引数が多いほどサンプルが増えるため、テスト結果の信頼性は高くなります。一方で、取引数が少ない場合は、良い成績であっても相場との偶然的な相性による可能性があり、再現性には注意が必要です。

また、取引数をテスト期間で割れば、おおよその取引頻度が分かります。頻度が高いEAは、シャープレシオがやや低くても利益を積み重ねやすい傾向があります。取引数や取引頻度は、他の指標と合わせて総合的に判断することが重要です。

バックテスト期間

バックテスト期間とは、EA(自動売買ソフト)を過去のチャートデータで検証した際に使用された期間のことです。この期間が短すぎると、特定の相場にだけ最適化されたEAである可能性があり、実際の運用で同じような成績が出るとは限りません。

目安としては、10年程度のデータで検証されていると信頼性は高くなりますが、EAのタイプによって適切な期間は異なります。短期売買型のEAであれば数年でも十分な場合があり、中長期型のEAでは長めの期間が望まれます。大事なのは、さまざまな相場状況を含んだ期間で安定した結果が出ているかどうかです。

期間内の合計損益

期間内の合計損益は、バックテスト期間全体で得られた損益の合計を示す指標です。EA(自動売買ソフト)がその期間にどの程度の利益または損失を出したかを把握するための基本的な数値になります。

ただし、この数字が大きいからといって、それだけで優れたEAとは限りません。ドローダウンや取引回数、シャープレシオなど、他の指標とあわせて総合的に評価する必要があります。合計損益は、EAの特性やリスクとのバランスを見極めるための材料の一つとして参考にしましょう。

ナンピンを行うEAかどうか

EA(自動売買ソフト)には、大きく分けて「単一のポジションで完結するタイプ」と、「複数のポジションを段階的に積み上げて全体で収支を調整するタイプ」があります。後者はいわゆるナンピン系の戦略であり、代表的なものにグリッドトレード(例:ループイフダンなど)があります。

それぞれのタイプのEAでは、選択の際に注目すべき指標や見方が異なります。

1つ1つの取引を独立して行うEAを選ぶ際の注目ポイント

ナンピンを行わず、1つ1つの取引を独立して行うタイプのEA(自動売買ソフト)を選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。

ナンピンを行わないEAの注目ポイント

注目ポイント 説明
勝率と
リスクリワード比
勝率が50%以上、リスクリワード比が1:1.5以上あると、比較的安定しやすい傾向があります。リスクリワード比は「平均利益額 ÷ 平均損失額」で算出できます。
最大連敗数 連敗が多いEAは、資金に与える負荷が大きくなりやすいため、確認しておくと安心です。
取引頻度 取引頻度が極端に高いと、スプレッドなどの取引コストが利益を圧迫するケースもあるため注意が必要です。特に利幅が小さいタイプでは影響が出やすい傾向があります。
対応する相場環境 EAによって、トレンド相場向きかレンジ相場向きかの特性があるため、相場状況に合ったものを選ぶと運用しやすくなります。
バックテスト結果の信頼性 スプレッドやスリッページを加味したバックテストかどうかも、結果を判断するうえで一つの参考になります。
勝率とリスクリワード比
勝率が50%以上、リスクリワード比が1:1.5以上あると、比較的安定しやすい傾向があります。リスクリワード比は「平均利益額 ÷ 平均損失額」で算出できます。
最大連敗数
連敗が多いEAは、資金に与える負荷が大きくなりやすいため、確認しておくと安心です。
取引頻度
取引頻度が極端に高いと、スプレッドなどの取引コストが利益を圧迫するケースもあるため注意が必要です。特に利幅が小さいタイプでは影響が出やすい傾向があります。
対応する相場環境
EAによって、トレンド相場向きかレンジ相場向きかの特性があるため、相場状況に合ったものを選ぶと運用しやすくなります。
バックテスト結果の信頼性
スプレッドやスリッページを加味したバックテストかどうかも、結果を判断するうえで一つの参考になります。
arrow もっと見る

このタイプのEAは取引の戦略が比較的シンプルであり、自動売買経験者だけでなく初心者にもおすすめです。

ナンピン型EAを選ぶ際の注目ポイント

ナンピンを行うEA(自動売買ソフト)の場合、エントリーや決済のポイントよりも、どのようなナンピンを行うかが重要です。そのため、以下のようなデータを確認すると良いでしょう。

ナンピンを行うEAの注目ポイント

注目ポイント 説明
証拠金最大
ドローダウン
過去の運用でどれくらい含み損を抱えたかを確認します。どれくらいの資金を用意すべきか検討するために参考になります。
ナンピンの値幅 ポジション追加の間隔を示す要素です。値幅が狭いと含み損が積み上がるスピードが早くなります。
ロットサイズ
増加率
ナンピンの際にロット数がどのように増えるかを示します。倍率が高すぎると必要証拠金が急増し、資金を圧迫しやすくなります。
相場の想定レンジ EAがテストされた期間や、設計時に想定された相場の傾向を指します。現在の相場との適合性を確認する上で重要な要素です。
損切りの
機能の有無
EAが損切りを行うかどうかの設定です。損切りなしのEAは一時的な耐久性は高く見えても、長期的には破綻リスクが高まる可能性があります。
証拠金最大ドローダウン
過去の運用でどれくらい含み損を抱えたかを確認します。どれくらいの資金を用意すべきか検討するために参考になります。
ナンピンの値幅
ポジション追加の間隔を示す要素です。値幅が狭いと含み損が積み上がるスピードが早くなります。
ロットサイズ増加率
ナンピンの際にロット数がどのように増えるかを示します。倍率が高すぎると必要証拠金が急増し、資金を圧迫しやすくなります。
相場の想定レンジ
EAがテストされた期間や、設計時に想定された相場の傾向を指します。現在の相場との適合性を確認する上で重要な要素です。
損切りの機能の有無
EAが損切りを行うかどうかの設定です。損切りなしのEAは一時的な耐久性は高く見えても、長期的には破綻リスクが高まる可能性があります。
arrow もっと見る

海外FXの自動売買において、ナンピンを行うEAにも、得意とする相場と不得意な相場があります。たとえば、レンジ相場に適したEAは、一定の値幅内で価格が上下する場面では利益を積み上げやすい一方で、海外FX特有の大きなトレンドが発生すると、含み損が急拡大しやすく、安定した運用が難しくなることもあります。

このように、ナンピン型EAを使う際は、相場環境との相性やロジックの構造をあらかじめ確認しておくことが重要です。ナンピンはポジションが積み上がる特性上、運用リスクの管理にも一定の知識が求められる点を意識しておきましょう。

notice
ナンピンマーチン型は運用リスクに要注意

ナンピン型のEA(自動売買ソフト)の中には、ナンピンのたびにロット数を増やしていく「ナンピンマーチン型」と呼ばれるタイプがあります。短期間で大きな利益を狙える可能性がある一方で、相場の方向が定まらない状況では、含み損が急激に拡大しやすいリスクも伴います。

こうしたタイプのEAは、相場環境の見極めや稼働のタイミング判断が重要になるため、運用の難易度が高めです。自動売買に不慣れな方は、まずはよりリスクの低い設計のEAから始めることをおすすめします。

使用するEA(自動売買ソフト)のトレードスタイル

海外FXの自動売買では、スキャルピングを行うEA(自動売買ソフト)や、スイングトレードを行うEAなど、それぞれ異なるトレードスタイルに基づいたロジックが組まれています。EAの特徴や戦略を把握した上で、適した取引環境を選定することが、安定した成績を目指すうえで重要なポイントになります。

スキャルピングを行うタイプのEAであれば、取引コストが嵩みやすいため、スプレッドが狭い海外FX口座で運用する必要があります。スイングトレードを行うタイプであれば、ボーナスを利用できるスタンダード口座を活用しても良いでしょう。

また、自動売買で使用されるEAの中には、ゴールドやビットコインなど特定の銘柄に特化して設計されたものもあります。こうしたEAを対象外の銘柄で稼働させると、誤作動や予期せぬ損失につながる可能性があります。EAの対応銘柄や戦略の方向性は、配布元や製作者のコメントなどで事前に確認しておくようにしましょう。

XMの取引銘柄の詳細はこちら arrow

XMTrading(エックスエム)では、デイトレードやスイングトレードに最適のスタンダード口座や、コストを抑えて取引して頂けるKIWAMI極口座など、様々な口座タイプをご用意しています。EAのトレードスタイルに最適の条件で自動売買をお楽しみ頂けます。

XMの口座タイプの詳細はこちら arrow

サポート体制やアップデート状況

EA(自動売買ソフト)を選ぶ際は、万が一バグや不具合が発生した場合に、適切なアップデート対応が行われているかも確認しておきたいポイントです。コメント欄やレビューで不具合が指摘されているにもかかわらず、長期間アップデートが行われていないEAは、稼働の安定性に不安が残るため、避けた方が無難です。

また、初心者の方であれば、開発元のサポート体制が整っているEAを選ぶことで、トラブル時にも安心して運用しやすくなります。

XMが自動売買に選ばれる理由とは?海外FXでEAを使うなら必見

ここまでは、EA(自動売買ソフト)の選び方や運用の考え方について解説してきましたが、安定して自動売買を行うためには、EA運用に適した取引環境を提供している業者を選ぶことも重要です。

ここからは、XMTrading(エックスエム)がなぜ自動売買に適しているのか、その理由と特長について詳しくご紹介します。

XMは無料で使えるVPSを提供している

自動売買を安定して稼働させるためには、VPS(仮想専用サーバー)の活用が有効です。FX取引全般において役立つ仕組みですが、特に海外FXで高レバレッジや短期売買を前提としたEAを運用する場合は、通信環境や稼働の安定性が重要となるため、VPSの利用価値は高くなります。

XMTrading(エックスエム)では、自動売買の運用をサポートするため、一定の条件を満たしたお客様に対してVPSを無料で提供しています。

  • 毎月1日時点で口座残高が1,000ドル(相当額)以上
  • 1ヶ月間で5スタンダードロットまたは500マイクロロット以上の取引

このように、無料VPSの利用条件を満たすことで、EA運用に必要な取引環境を整えるコストを抑えることができ、より効率的で安定した自動売買の実現が目指せます。

point
XMのVPSはBeeks社との提携サービス

XMでは、VPSの提供にあたり、金融インフラ分野で豊富な実績を持つBeeks社と提携しています。BeeksのVPSサーバーはXMの取引サーバーと同じロンドンに設置されており、物理的距離が近いため、通信遅延を最小限に抑えた約定環境が期待できます。

提供されるのは、通常月額約4,500円相当のブロンズプランで、MT4/MT5の複数稼働にも対応。OSにはセキュリティ性の高いWindows Server 2022が採用されています。一定の条件を満たすことで、こうした高品質なVPSを追加コストなしでご利用頂けるのは、XMの大きな特長のひとつです。

XMのVPSサービスの詳細はこちら arrow

XMはMT4/MT5どちらにも対応している

XMTrading(エックスエム)は、MT4とMT5の両プラットフォームに対応しており、自動売買を行う際に幅広いEAの中から選択できる環境が整っています。

EA(自動売買ソフト)は、MT4とMT5で互換性がなく、MT4用は「.ex4」、MT5用は「.ex5」と異なる形式が使われているため、どちらか一方にしか対応していないEAも多く見られます。そのため、EAを活用する際は、使用するプラットフォームとの対応状況をあらかじめ確認することが重要です。

MT4/MT5とEAの互換性

XMでは、MT4とMT5の両プラットフォームに対応しているため、取引スタイルや使用したいEAに合わせて柔軟に環境を選ぶことができます。対応EAの選択肢が広がることで、自動売買においてもより最適な運用が可能となります。

XMの取引ツール(MT4/MT5)の詳細はこちら arrow

XMはボーナスを提供している

XMTrading(エックスエム)は各種ボーナス制度を提供しており、少ない自己資金でも自動売買を始めやすい環境が整っています。

例えば「10,000円から自動売買を始めたい」と考える場合、XMの100%入金ボーナスを活用すれば、5,000円の入金でも同額のボーナスが付与され、実質的に10,000円分の取引が可能になります。少額からスタートしたいトレーダーにとって、資金効率の高い運用が実現しやすくなります。

ボーナス活用で少額から自動売買に挑戦

また、ボーナスを活用する際は「クッション機能」の有無を事前に確認することが大切です。クッション機能とは、ボーナスが証拠金残高の一部として扱われる仕組みのことを指します。この機能がある場合、ボーナスを含めた証拠金全体をもとにポジションの維持が判断されます。一方、クッション機能がないボーナスでは、ポジションに含み損が発生した際、その損失をボーナスでカバーすることはできません。

XMのボーナスにはクッション機能が備わっており、ボーナスを含めた証拠金に基づいて取引が行われるため、含み損が出た場面でもポジションが維持されやすいというメリットがあります。

XMTrading(エックスエム)は、入金ボーナスに加え、期間限定で増額中の15,000円の口座開設ボーナスも提供しています。最大で10,500ドル相当額の入金ボーナスとあわせて、自己資金を補強しながら取引を始めることが可能です。これらのボーナスはすべてクッション機能付きで提供されており、証拠金の維持に活用できます。自己資金のリスクを抑えつつ自動売買(EA)を運用したい方にとって、有効なサポートとなるボーナス制度です。

XMはマイクロ口座を提供している

XMTrading(エックスエム)は、マイクロ口座を提供しており、より少額からの取引を可能にしています。マイクロ口座とは、1ロットあたりの取引数量が1,000通貨(通常は10万通貨)に設定された口座タイプで、XMでは最小で10通貨という小さい単位からの注文が可能です。

マイクロ口座と通常口座の違い

項目 マイクロ口座 通常口座(スタンダード口座等)
1ロットのサイズ 1,000通貨 10万通貨
最小取引量 0.01ロット(10通貨) 0.01ロット(1,000通貨)
マイクロ口座
1ロットのサイズ 1,000通貨
最小取引量 0.01ロット(10通貨)
通常口座(スタンダード口座等)
1ロットのサイズ 10万通貨
最小取引量 0.01ロット
(1,000通貨)

このような少額取引が可能な環境は、海外FXで自動売買(EA)を運用する際にも有効に活用できます。自動売買はバックテストだけでなく、実際の相場環境で稼働させるフォワードテストも重要です。マイクロ口座を使えば、リアル口座でのEA稼働テストを小さなリスクで始めることができ、設定や戦略の調整を重ねながら運用精度を高めていくことが可能です。

本格的な運用の前に、まずはマイクロ口座で自動売買をテストしておきたいという方にとって、XMのマイクロ口座は実用的な選択肢となります。

XM マイクロ口座の詳細はこちら arrow
XMの口座タイプ毎に最適なEAについての詳細はこちら arrow

海外FXの自動売買で利益を出すための5つの心得

海外FXでEA(自動売買ソフト)を活用することで、取引の選択肢を広げることができるでしょう。最後は、自動売買で利益を上げる心得として、5つのポイントを紹介します。

  • 短期的な損失に動じない「忍耐力」を持つ
  • EAの取引を「見ない勇気」を持つ
  • 複数のEAを利用しリスクを分散させる「慎重さ」を持つ
  • 相場の急変時に注意を払う「一時停止の決断力」を持つ
  • 定期的に設定を見直す「柔軟性」を持つ

短期的な損失に動じない「忍耐力」を持つ

自動売買では短期的な損失は起こり得るものだと認識し、多少の損益のブレでは動じない忍耐力が必要です。どれだけ優れたEA(自動売買ソフト)でも、相場状況によってドローダウンは必ず発生します。稼働開始と相場環境のタイミングがたまたま悪く、運用初期にドローダウンが発生する可能性もあるでしょう。

しかし、EAの真価は短期間では分かりにくいため、仮に損失が続いても稼働を続けて様子を見る必要があります。最初はロットサイズを控えめに設定して運用を始め、初期のドローダウンに備えて余裕を持った資金を準備しておくことも有効な工夫です。

トレード計算ツールはこちら arrow

EAの取引を「見ない勇気」を持つ

EA(自動売買ソフト)の取引や損益をあえて注視しすぎないことは、特に自動売買に不慣れな方にとって、有効な運用スタイルのひとつと言えるでしょう。EAはあらかじめ設定されたロジックに基づいて自動で売買を行いますが、取引の過程を細かく見続けていると、どうしても含み損益の変動やエントリー・決済タイミングが気になってしまいがちです。

その結果、EAの意図とは異なるタイミングで損切りや利確をしてしまうなど、人為的な介入によって本来のパフォーマンスを損なってしまうリスクがあります。例えば、ロジック上は問題のない一時的な逆行にもかかわらず、損失を恐れて早期に決済してしまうケースや、利益を確保したいという気持ちから、想定よりも早く利確してしまうケースが該当します。

もちろん、EAの稼働状況を一切チェックしないというわけではなく、必要に応じて定期的な確認やメンテナンスは重要です。ただし、十分に検討して選んだEAであれば、基本的な運用はEAに任せ、感情的な判断を避けることが、安定したパフォーマンスにつながる場合もあります。

point
EAの取引を気にしすぎないために

EAの取引を気にしすぎないためには、「1週間に1回だけ確認する」など、事前に自分でルールを決めておくと良いでしょう。また、どうしても気になってしまう場合は、スマホのMT4やMT5から一時的にログアウトしておくのも有効です。これにより、ふとした拍子に確認したくなっても物理的にアクセスできない環境を作ることができ、余計な介入を防ぐ助けになります。

複数のEAを利用しリスクを分散させる「慎重さ」を持つ

ある程度、自動売買に慣れてきたら、特性の異なる複数のEA(自動売買ソフト)を組み合わせることで、リスク分散を図ることが効果的です。ひとつのEAに資金を集中させて運用している場合、そのEAが苦手とする相場環境では成績が安定せず、資金が減少するリスクもあります。

例えば、トレンド相場に強いEAと、レンジ相場に強いEAを併用することで、どちらか一方が苦手な相場でももう一方がカバーするといった形で、リスクを補完し合う運用が可能になります。

複数のEAに資金を分散

このように、それぞれ異なる特性を持つEAを組み合わせて運用することで、単体では難しい安定感や柔軟性を実現できます。自動売買の特性を活かしつつ、リスクを抑えた戦略的な資金管理を心がけましょう。

なお、XMTrading(エックスエム)のボーナスは、特定の口座タイプにおいては資金移動を行っても消滅しないため、資金分散に活用しやすくなっています。詳しくは、以下のリンクをご確認ください。

XMのボーナスの出金と資金移動についての詳細はこちら arrow

相場の急変時に注意を払う「一時停止の決断力」を持つ

相場が大きく動く局面では、EA(自動売買ソフト)の稼働を一時的に止めるという判断も、リスク管理の一環として重要です。

例えば、米国の雇用統計やFOMC政策金利発表、日銀の政策発表といった重要な経済イベントの前後では、為替レートが短時間で大きく変動することがあります。このような場面では、スプレッドの急拡大やスリッページの発生により、EAが意図しない損失を被るリスクが高まります。

もちろん、経済指標を含めたバックテストで好成績が出ているEAであれば、「そのまま稼働を続ける」という選択も一つの考え方です。ただし、過去にうまく機能していたからといって、今後も同じように動作するとは限りません。

相場の状況は日々変化しており、ボラティリティの高まりによってEAの挙動が予期せぬ方向にブレることもあります。だからこそ、「今の相場状況は、EAに任せて問題ないか」を冷静に見極め、必要に応じて一時停止を判断できる力が、自動売買運用における大切なスキルのひとつです。

point
重要なイベントでは停止を検討しよう

「重要なイベント時は必ず止めるべきだ」という意見と「止めずに稼働させた方が良い」とする意見のどちらも一定の根拠はあるため、どちらの方が正しいとはいえません。リスクが高いと分かっている場面では、自動売買(EA)を止めるのもまた選択肢の1つとして頭に入れておきましょう。

なお、相場に大きな影響を与える可能性のある経済指標や金融イベントについては、XMラボが提供している「イベントスケジュール」で事前に確認することができます。相場の急変を未然に回避するための情報源として、ぜひご活用ください。

経済指標・予測カレンダーはこちら arrow

定期的に設定を見直す「柔軟性」を持つ

相場状況によっては、EA(自動売買ソフト)のパラメータ設定を調整する必要があります。また、複数のEAを所有している場合は、相場状況に合わせてEAを稼働させるか止めるかの判断も必要となるでしょう。

そうした判断は、トレーダー自身が行う必要があります。自動売買だからといって完全に放置するのではなく、EAの運用成績や相場環境との適合性を定期的に確認することが重要です。一見、「EAの取引や損益を見ない勇気も必要」と矛盾しているように感じるかもしれませんが、その意図は日々の値動きに振り回されないことにあります。むしろ、大局的な視点で戦略を見直す柔軟性こそが、自動売買で安定した成績を維持するための鍵となります。

notice
EAの設定は頻繁に変えすぎない

EAの設定を見直す柔軟性は重要ですが、頻繁に変更すれば良いというものではありません。相場の一時的な変動に過剰反応して設定をコロコロ変えると、EA本来のパフォーマンスを損なう可能性があります。変更は、十分なデータ分析や相場環境の変化を踏まえた上で慎重に行うべきです。

自動売買は使い方次第!任せつつも、見守る目を持つ

自動売買(EA)では、「EAを信じて任せる」ことと「相場状況に合わせて適切に管理する」ことのバランスの取り方が非常に大事です。自動売買だからといって完全放置していては良い結果は得にくいですが、かといって干渉し過ぎてはEA本来の力が発揮されにくくなってしまいます。

EAは、ロジックに従って自ら売買を繰り返してくれる便利なツールです。そのツールをどのように使うかは人間次第であり、プロスポーツチームの監督のような采配力が求められているといえるでしょう。自動売買(EA)に興味のある人は、まずはデモ口座でリスクをかけずに戦略を試してみることもおすすめです。

XMTrading(エックスエム)では、スタンダード口座やマイクロ口座で、500ドル相当額までの100%ボーナスを始めとした様々なボーナスを活用して頂けます。また、取引頻度の高いスキャルピングタイプのEAには、低スプレッドに特化したKIWAMI極口座のご利用がおすすめです。XMでは自動売買(EA)のタイプに合わせて、最適の取引環境をお選び頂けます。

新着記事

免責事項:Disclaimer

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。