利回り

利回り

読み方、同義語、対義語

読み方 りまわり

利回りとは、投資金額に対する利益の割合のことを指し、一定期間中に元本に対してどれくらいの利益が得られるかをパーセンテージで表します。利回りという用語は、株式投資や投資信託、不動産投資など、投資全般で幅広く使われます。

利回りは、次の計算式で求めることができます。

利回り =
一定期間に得られた利益 ÷ 元本 × 100

利回りには、単利複利があります。単利は運用で得た利益を元本に組み入れず、そのまま運用していく方法で、複利は運用で得た利益を元本に組み入れて運用する方法です。例えば、元本10万円の投資で1万円の利益が得られた場合、その利益を受け取って再投資に回さず元本10万円のまま運用するのが単利運用、1万円の利益をさらに投資に回して元本11万円として運用するのが複利運用です。単利と複利では、同じ利回りであっても最終的な利益額の差が大きく異なってきます。

単利と複利の違い
point 国債利回りは変動する?

長期金利の指標とされる10年国債の利回りの動向は、FXの値動きにも大きな影響を与えます。利回りの変動が日々報じられるため、国債の保有にことによって受け取ることができる金利が変動すると考えている方もいるようですが、実は10年国債の金利自体が変動しているという意味ではありません。支払われる金利は原則的に国債が発行された時点で決定されています。その一方で、債券本体の価格が上下することによって、国債が満期を迎えて償還が行われる際に受け取ることができる取得価格との差額が変動するため、金利(インカムゲイン)と取得価格との差額(キャピタルゲイン)の両方を加味した利回りが変動しているということです。

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