バリデーター

バリデーター

読み方、同義語、対義語

読み方 ばりでーたー

バリデーターとは、仮想通貨ブロックチェーンのブロック生成やトランザクション(取引)データの内容が正しいのかを検証し承認するノード(端末)のことです。主にコンセンサスアルゴリズムにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する仮想通貨で採用されており、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)でマイニングを行うマイナーと同様の役割を担っています。

バリデータの仕組み

ブロック生成や取引データの検証はPoWではマイニングと呼びますが、PoSではバリデートと呼びます。バリデートを行うバリデーターは、ブロックチェーンのネットワークを正常稼働させるために必要な存在です。

同様の役割を担っていますが、マイナーとバリデーターでは行う作業や報酬を受け取る方法が異なります。バリデートでは、仮想通貨を多く保有するノードから優先的にバリデーターが選ばれ、承認作業を行って報酬を受け取ります。保有量に応じて承認作業を行う権限が与えられるため、マイニングと異なり複雑な計算は必要ありません。一方、マイニングには誰でも参加することができますが、複雑な計算を一番早く完成したマイナーしか報酬を受け取ることができないため、高性能コンピューターで大量の計算ができるノードが有利になります。

knowledge バリデーターが存在する仮想通貨

バリデーターが存在する仮想通貨としては、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用するコスモス(ATOM)やPoSに移行中のイーサリアム(ETH)、PoSを発展させたDPoS(デリゲーテッド・プルーフ・オブ・ステーク)を採用するルーム(LOOM)、中央集権的なPoC(プルーフ・オブ・コンセンサス)を採用するリップル(XRP)などがあります。

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