ノード

ノード

読み方、同義語、対義語

読み方 のーど

ノード(Node)とは、ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)のブロックチェーン(ネットワーク)における点を指し、ブロックチェーンに繋がれたパソコンなどの機器を意味します。

ブロックチェーンにおけるノード

仮想通貨のネットワークに繋がることができれば、その機器はノードであると言えるため、パソコンだけではなくスマートフォンやタブレットなどもノードとなります。なお、ノードは仮想通貨専門の用語ではなく、結び目・節・点といった意味で使われる用語で主に情報通信用語として使われています。

ブロックチェーンにおけるノード

ブロックチェーンにはP2P(ピアツーピア)の技術が使われており、その中でノードにはいくつかの機能があります。データを目的地まで送信するための配送経路を決定するルーティング、仮想通貨のマイニング機能やウォレットによる保管機能、分散型台帳として情報共有機能などです。

各仮想通貨には、いくつかの種類のノードが存在します。例えばビットコインでは、データ量が異なるフルノードとSPVノードがあります。フルノードは全ての取引データが保存されているノードで、ブロックチェーンにおいて一番はじめのブロック(ジェネシスブロック)から新たに承認されるブロックまで全ての情報を漏らさず確認できます。そのため、フルノードには、ブロックチェーンに処理が正しく登録をされたのか、二重支払いが無いのかなど、正しく仮想通貨の取引が行われているのかを監視および管理する役割があり、ブロックチェーンの信頼性を保っています。SPVノードは、一部のデータだけが保存されているノードで、基本的には他のフルノードのデータを参照にしながら取引を行います。一部のデータしか保持していないため軽量ノードと呼ばれることもあり、多くの仮想通貨ウォレットがSPVノードを採用しています。

他の仮想通貨も同様の仕組みを採用していて、ビットコインのフルノードに相当するノードには、「マスターノード」や「スーパーノード」など、各仮想通貨によってそれぞれの名前が付けられています。

knowledge マスターノードがマイニング

一部仮想通貨においてはフルノードと似たノードとして、一定数以上の仮想通貨を保有するマスターノードが存在し、マスターノードがマイニングによるトランザクション(取引)の承認作業を行うことができます。マスターノードが設定されている仮想通貨としてはダッシュ(DASH)やトリガー(TRIG)などが存在しています。

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