2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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米国大統領選とは、米国で4年に一度行われる、大統領を決めるための選挙のことです。米国は経済、政治、軍事などの面において世界一の超大国であり、基軸通貨である米ドルを発行しています。米国大統領選の結果は経済政策に変化をもたらすことから、世界経済全体に大きな影響を与えるものとして認識され、金融相場も大統領選の動きに敏感に反応します。
米国大統領選は事実上、共和党と民主党の候補が一騎打ちとなります。一般的に共和党は保守的で市場経済重視、もう一方の民主党は社会主義的な思想を持つ政治家が多く、市場経済よりも社会保障を重視する傾向があります。
米国大統領選で共和党の候補が当選すると株高やドル高が起きやすく、民主党の候補が当選するとその逆になりやすいといわれてきました。しかし、必ずしもそうはならないのが近年の傾向です。2016年の米国大統領選では、トランプ候補が優勢と伝えられると、不確実性が強まるとの懸念から急激な円高ドル安と株安が進みました。しかしその後、当選したトランプ氏の経済政策が景気浮揚に前向きであることの安心感から、強い円安ドル高と株価高となりました。
さらには、2020年の米国大統領選では接戦の末バイデン候補が当選し、民主党の候補であるにもかかわらずトランプ氏のような不確実性が少ないとの安心感から、ドル高と株高が進む展開が見られました。どちらの政党の候補が優勢になると相場がどう動く、と確実なことはいえなくなってきていますが、FX投資家にとって米国大統領選が4年に一度のビッグイベントであることに変わりはありません。
米国大統領選は、州ごとに選挙人の人数が定められており、それぞれの州での得票数で勝利すると、その州の選挙人を「総取り」できる仕組みです。そのため、各州の開票が進んでその州をどちらの候補が獲得したかが報じられるたびに、為替相場が敏感に反応することがあります。
作成日
:
2021.04.01
最終更新
:
2024.11.22
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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