スパイク

スパイク

読み方、同義語、対義語

読み方 すぱいく

スパイクとは、瞬間的に突出した高値安値をつける値動きのことです。実体部分が極端に短くヒゲが長いローソク足が示現し、相場の転換を示唆するプライスアクションの一つとして広く知られています。また、別の意味として、異常なレート配信を指す場合もあります。

プライスアクションのスパイクが示現するということは、長いヒゲを作りながら高値もしくは安値を試したものの、最終的には始値と同水準に戻ってきたという値動きの推移を表します。「スパイクハイ」は、上にヒゲが長く出ているローソク足のことで、高値を試したものの戻ってきたことが示唆されます。つまり、スパイクハイが示現したら直近の天井をつけたと推察することができます。逆に、「スパイクロー」は安値を試したものの戻ってきた値動きを示し、大底を打ったと推察されます。

MT4移動平均線のパスパイクハイとスパイクローラメータ入力画面

スパイクハイとスパイクローは、プライスアクションの中でも有名で確度が高いといわれています。しかし、ダマシもあるので注意が必要です。スパイクハイでは一つ前の高値よりも「明らかに高い」、スパイクローでは一つ前の安値よりも「明らかに安い」という極端さを伴っているかを見るのが、ダマシの回避として有効な方法です。

point 異常なレート配信もスパイク

FX会社の取引システムでは、瞬間的に市場レートとかけ離れた異常なレートを配信することがあり、これもスパイクと呼ばれます。スパイクが発生すると、投資家にとって不利な約定が成立してしまう可能性があります。また、そのレートが適正なものではないとFX会社によって判断された場合には、約定が取り消される場合もあります。

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