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自社株買い

GLOSSARY

FX用語解説集

XMTrading(エックスエム)ラボでは、便利なFX関連の用語集を提供しております。FXトレードに関する専門用語をわかりやすく、具体的に解説しておりますので、FX初心者の方でも安心してトレードを始めることができ、FX取引のスキルアップにつながります。

自社株買い

読み方、同義語、対義語

読み方 じしゃかぶがい

自社株買いとは、企業が発行した株式を買い戻すことをいいます。企業が自社株を買い戻した後に消却すると株式数が減るため、1株当たりの利益や資産価値が向上し既存株主にとって有利になります。新株発行による増資が行われた際に、既存株主の持ち分が「希薄化」することと正反対の効果があります。

企業によっては買い戻した後に消却を行わず、「金庫株」として保管する場合もあります。再び売り出されて市場に出るまでは事実上消却と同様の効果があり、こちらも既存株主にとって有利になります。

企業が自社株買いを行う主な目的は、株主への利益還元(株主還元)です。株主が受け取る配当額が株数の減少によって増加することに加え、1株当たりの利益や資産価値の向上は株価を上昇させやすくなります。近年の株主重視の風潮に加え、経営陣や社員持株会による保有、ストックオプションなどもあるため、自社株買いを積極的に行う企業が増加しています。

株主への利益還元の手段としては、自社株買いの他に配当があります。これらを足し合わせた金額を「総還元額」といい、企業の株主還元に対する姿勢を示すものとして注目されています。1株当たり利益を増加させるという意味で、さらに負債の返済を含めて株主還元の姿勢・実績の目立つ企業に投資する投資信託などもあります。

knowledge 投資の神様・バフェットと自社株買い

米国の投資企業バークシャー・ハサウェイを率い、「投資の神様」と称されるウォーレン・バフェット氏は近年、自社株買いをたびたび行い注目を集めています。長期的な世界株式市場の上昇により納得のいく投資先が見つかりにくい状況で、多額の現金を抱えるバークシャー社はキャッシュを稼ぐ能力が高い自社を「割安な投資先」と考え、自社株買いを行ったのです。自社株買いは株価を適正水準に引き上げる効果があると共に、将来の業績に自信を持っている証拠と考えることもできます。

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