2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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オーバーナイトとは、FXのポジションを当日のうちに決済せず、翌日以降に持ち越すトレードのことです。オーバーナイトだけだと「夜を越す」という意味なので、より正確に表現すると「オーバーナイト取引」「オーバーナイトトレード」となります。FXは主に短期トレードをする投資家が多いため、その日のうちにポジションを決済するデイトレードと対比する意味で、オーバーナイトという語句が用いられています。
株式や先物など、取引所で取引されている金融商品の場合、それぞれの取引所が大引け(その日の取引終了)となった時点でポジションを保有していれば、オーバーナイトが確定します。一方、FXの場合は、世界のどこかで市場が動いているため、取引時間の切れ目がありません。しかし原則的に、主要市場として最後に取引終了を迎えるニューヨーク市場が17時(日本時間の7時、夏時間は6時)になった時点で1日が終了したと見なされるため、ポジションを保有したままこの時刻を過ぎるとオーバーナイトとなります。
24時間取引が行われるFXでオーバーナイトが意識される理由の一つに、スワップポイントがあります。スワップポイントは1日が終了した時点(ニューヨーク市場が終了した時点)で付与されるため、スワップ受け取りのポジションを持っている人にはスワップが加算され、逆にスワップ支払いのポジションを持っている人にはマイナススワップが反映されます。
作成日
:
2020.12.23
最終更新
:
2024.11.15
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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