2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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FX用語解説集
XMTrading(エックスエム)ラボでは、便利なFX関連の用語集を提供しております。FXトレードに関する専門用語をわかりやすく、具体的に解説しておりますので、FX初心者の方でも安心してトレードを始めることができ、FX取引のスキルアップにつながります。
権利落ち日とは、株主優待や配当金などを受ける権利がなくなる日のことです。株主権利を得るための最終取引日である権利付最終日の翌営業日がそれにあたり、権利落ち日の翌日が株主権利を得られる権利確定日となります。権利落ち日以降に株式を買っても、株主権利を得ることはできません。
例えば、3月30日月曜日が権利落ち日だとすると、土日祝日を除いた27日金曜日が権利付最終日、31日火曜日が権利確定日になります。株主優待や配当金を受ける権利を得るには、各企業が定めている権利確定日に株主である必要がありますが、株主名簿に株主として記載されるまでには購入後2営業日の期間を要するため、権利確定日の2営業日前までに株式を購入しなけばなりません。
なお、権利付最終日に株式を保有していれば権利獲得とみなされるため、権利落ち日以降に売却しても株主優待や配当金を受け取ることが可能です。そのため、権利落ち日は株を売却する投資家が増えて下降しやすいという傾向があります。その一方で、人気のある株主優待や配当利回りの良い銘柄は、権利付最終日が近づくにつれ株価が上昇する傾向にあります。株主権利を獲得するために駆け込みで株式を買う投資家が増えるためです。
権利付最終日や権利落ち日の基準となる権利確定日は、基本的に企業の決算期と連動しており、3月や9月の末日に設定しているところが多いです。ただ、決算月の末日以外に設定している企業もあるので、企業のホームページや証券会社の株主優待ページなどで事前に確認しておく必要があります。なお、権利確定日が土日や祝日の場合は前倒しとなるため、それに伴って権利付最終日や権利落ち日もずれます。権利確定日の前に土日や祝日がある場合も同様です。
作成日
:
2021.06.03
最終更新
:
2024.11.22
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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