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前日の取引実績(2026年6月12日)

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前日の取引実績

XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。

2026.06.12
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前日の取引実績(2026年6月12日)

#ドル円
#ポンド円
#金

6月11日のNY市場は、地政学リスクの急速な緩和を受けて米国株式の主要3指数がそろって大幅反発。トランプ米大統領がイランとの戦争終結に向けた合意が間近であると示唆。軍事衝突への警戒感が一退したことで投資家心理が劇的に改善した。NYダウ(US30)は前日比+1.86%(約930ドル高)、S&P500(US500)は前日比+1.75%、ハイテク株比重の高いナスダック100(US100)は+3.29%と大きく上昇。ダウは再び5万ドルの大台を回復し、S&P500は7,400台に迫る水準で取引を終えた。この日発表された5月の米・生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る強い数字であったものの、地政学リスクの緩和に伴って原油相場が急落。米長期金利が低下したことが相場の支えとなった。これまで売り込まれていた半導体やAI関連などのハイテク株に猛烈な買い戻しが入り、市場全体のリスクオンの動きを大きく牽引する結果となった。

為替市場では、リスクオフの「有事のドル買い」が巻き戻される展開となった。地政学リスクを背景に上昇していた米ドル/円(USDJPY)は、160円台半ばの水準から反転急落。米長期金利の低下も相まって、一時159円台半ばまで急ピッチで円高ドル安が進んだ。ユーロや英ポンドは、過度なドル独歩高の是正を受けて買い戻され、対ドルで底堅い方向性を示した。コモディティ市場では、中東交渉の進展期待からWTI原油(OIL)が1バレル87ドル台へと急落し、前日までの上昇分を吐き出した。米金利先高感に押されて売られる展開が続いていた金(GOLD)は、ドル売りとの逆相関で急反発。4,000ドル割れ間近の水準から4,200ドル超まで値を戻した。ビットコイン(BTCUSD)は、投資家のリスク許容度が拡大したことから買いが入り、63,000ドル後半の水準まで回復した。

本日は、週末のポジション調整を交えた神経質な展開が予想される。注目ポイントは、日本時間23時00分に発表される米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)。市場のインフレ警戒感が根強い中、同時に発表される期待インフレ率の動向がFRBの金融政策見通しを左右するため要警戒となる。また、欧州時間には英国の4月月次GDPやドイツの5月消費者物価指数(CPI)確報値の発表も控えており、為替市場のボラティリティを高める要因になり得るため注意したい。週末に予定されるイランとの合意調印に向けたニュースや要人発言の有無、さらにはスペースXの上場(IPO)関連の報道など、最新のニュースが市場のムードを大きく左右する一日となりそうだ。

FX
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主要銘柄のボラティリティ(過去30日分)

主要銘柄のボラティリティ(過去7日分)

ドル円

ポンド円

日経平均のボラ拡大。

昨日の実績

日経平均のボラ拡大。

米国株の急反発に連れ高する形で日経平均(JP225)のボラティリティが急拡大。日中値幅は約4,250円。直近20日間の平均値幅約2,060の2倍以上まで広がった。直近5日間に限定すると平均値幅は約3,180円。先週末の米・雇用統計を受けた急落から大きく反発して、ほぼ元の位置まで戻ってきた格好だ。ここからもう一段上の高値を目指すのか、あるいは戻り売りに押されて上値の重い展開となるのか。節目の7万円を意識した動きに注意しつつ、ボラティリティのさらなる拡大・継続を期待したい。

1. 英・月次GDP(日本時間15時00分)

日本時間15時00分に4月の英国・月次GDPが発表される。前月比の予想は-0.2%、前回は+0.3%であった。今回は、前月のプラス成長から一転してマイナス圏へ落ち込む見込み。英国経済は根強いインフレ圧力と高金利環境が内需の重荷となっており、製造業やサービス業の減速が懸念される。景気の急激な冷え込みが確認された場合、イングランド銀行(英中央銀行)による早期利下げ観測が台頭し、英ポンドが売られやすくなる可能性があるため、底堅さを維持できるかが今後の焦点となる。

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2. 独・消費者物価指数(日本時間15時00分)

日本時間15時00分に5月のドイツ消費者物価指数(CPI)確報値が発表される。今回の予想は前年比+2.6%、前回(4月)は前年比+2.9%であった。速報値ではエネルギー価格の上昇が鈍化(前年比+6.6%、4月は+10.1%)したことが全体の押し下げ要因となり、前月の2年超ぶり高水準から伸びが縮小した。一方でサービスインフレは前年比+3.1%へ加速しており、基調的な物価圧力は残存している。確報値が速報値と大きく乖離する可能性は低いが、ECBの追加利上げ観測と合わせて市場はユーロの方向性を探る展開となりそうだ。ECBはインフレ再加速への対応として年内にさらに1回の利上げを実施すると広く予想されている。

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3. 米・ミシガン大学消費者信頼感指数(日本時間23時00分)

日本時間23時00分に6月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が発表される。今回の予想は46.0。前回(5月確報値)は44.8であった。5月は3か月連続の記録的低水準を更新し、ホルムズ海峡の供給混乱によるガソリン価格の高騰と生活費圧迫が主因となった。1年先のインフレ期待は4.8%と高止まり、長期インフレ期待も3.9%へ上昇した。5月CPIが+4.2%と3年ぶり高水準を記録したことを受け、消費者マインドのさらなる悪化が懸念される。イラン紛争が長期化する中、今回もガソリン高に対する言及が多数を占める可能性が高く、予想を下回れば株式市場にさらなる売り圧力が加わる展開が想定される。インフレ期待の動向も引き続き重要な注目ポイントだ。

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