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前日の取引実績(2026年5月11日)

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前日の取引実績

XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。

2026.05.11
NEW

前日の取引実績(2026年5月11日)

#ドル円
#ポンド円
#金

5月8日のNY市場で、米株の主要3指数がまちまちの展開。S&P500(US500)は前日比+0.84%の7,399ポイント、ナスダック100(US100)は同+2.35%の29,235ポイントと、両指数ともに史上最高値を更新する一方、NYダウは前日比わずか+0.02%の49,609ポイントとほぼ横ばいで引けた。ナスダック主導で強気相場が展開した主因の一つは、予想(+6.2万人)を上回る4月の米雇用統計(非農業部門雇用者数+11万5,000件)。失業率も4.3%で横ばいを維持したことが投資家心理を好転させた。一方でNYダウの上値が限られた背景には、セールスフォース(-3.02%)、マクドナルド(-2.80%)、ホーム・デポ(-1.51%)といった主力銘柄の下落が重しとなった。ホルムズ海峡での米・イラン衝突が脆弱な停戦の持続性に疑問を投げかけ、地政学リスクへの警戒が残ったことも影響した。ハイテク株は強気姿勢を保ち、エヌビディアやアップルが指数を牽引する一方、全体としては強弱まちまちな週末相場となった。

為替市場では、4月の米雇用統計が発表された後、米ドル/円(USDJPY)は小幅ながらに売りに押される動きを見せた。雇用の加速は確認されたものの、賃金の伸びは鈍化。ドル円は一時156.53まで下押しする場面も見られた。日本の3月の実質賃金が3カ月連続でプラスとなったことで日銀の追加引き締め期待が高まっているものの、中東の地政学リスクを背景とした「有事のドル買い」も根強く、方向感は定まらなかった。ユーロドルは1.1778ドルまで一時高値を更新。英ポンドは英地方選での労働党敗北を受けて買いが優勢。商品市場では、WTI原油(OIL)が1バレル95ドル付近でほぼ変わらず。週間では約7%の大幅下落を記録した。金(GOLD)は1オンス4,732ドル台で推移。米・イラン合意の先行き不透明感が意識される中でも高値圏を維持した。ビットコインは一時8万ドルを下回る7万9,000ドル台で推移。地政学的不透明感を背景に直近の上昇後の利益確定売りが優勢となった。

今週のマーケットは複数の重大イベントが重なり、極めて注目度の高い週となる。11日(月)にはベッセント米財務長官が日本を訪問(13日まで)し、12日(火)には高市首相・片山財務相・植田日銀総裁との会談が予定されている。円安・為替問題が議題の中心とみられ、為替介入への警戒感が引き続き強く、会談の内容が円相場を左右しそうだ。最大の注目指標は12日(火)に発表される米4月消費者物価指数(CPI)で、ガソリン高騰を背景に、目標値(2%)の倍に相当する前年比4%近くまで上昇する可能性がある。結果次第では利下げ観測がさらに後退し、ドル高・株安の展開も想定される。また12日には日銀の4月金融政策決定会合における「主な意見」も公表され、物価見通しの大幅引き上げや据え置き反対票の有無が注目される。中東情勢については、米・イランの協議が本格的に進展するか不透明であり、原油市場とドル円の双方に引き続き大きな影響を与える可能性がある。週後半には米中首脳会談も控えており、貿易・関税問題の動向も相場の方向性を左右する重要な材料となりそうだ。

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主要銘柄のボラティリティ(過去30日分)

主要銘柄のボラティリティ(過去7日分)

ドル円

ポンド円

IT・ハイテク株高でボラ拡大。

昨日の実績

IT・ハイテク株高でボラ拡大。

米雇用統計後の株高は、ナスダック100(US100Cash)で値幅拡大として表れた。当日値幅は約840ポイント。直近20営業日平均値幅の約439ポイントを約400ポイント上回った。終値ベースでも前営業日比約700ポイント、+2.5%となり、日中値幅だけでなく方向感を伴った上昇が確認された。一方、米ドル/円(USDJPY)は56.1pips、WTI原油(OIL)は4.5ドルと、ともに直近20営業日平均値幅を下回る小幅なレンジにとどまった。本日は、株式指数の値幅拡大が続くかを注視しつつ、米・雇用統計通過後の米ドル/円のボラ拡大を期待したい。

1. 独・短期国債入札(日本時間18時30分)

日本時間18時30分に、ドイツの6ヶ月物と12ヶ月物の短期国債入札が実施される。前回は6ヶ月物が2.310%、12ヶ月物が2.517%。今回の入札でも短期金利の水準と需要の強さが確認材料。ドイツ短期国債は、欧州金利の見方やユーロの反応につながりやすい。入札結果が欧州金利の受け止め方にどう反映されるかを、まずはユーロ/円(EURJPY)の値動きで確認したい。

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2. 米・コンファレンスボード雇用情勢指数

日本時間23時00分に、4月の米・コンファレンスボード雇用情勢指数が発表される。前回3月は105.72となり、労働市場の勢いがどの程度維持されているかが確認材料。雇用情勢指数は、雇用に関連する複数の指標をもとに米労働市場の基調を示す指数。雇用統計後の労働環境を補足する材料として注目される。同時刻には米・中古住宅販売件数も発表されるため、住宅市場の結果も米景気認識を補う材料となる。雇用情勢指数を主軸に、労働市場の底堅さが意識されるかを、まずは米ドル/円(USDJPY)の初動で見たい。

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3. 米・中期国債入札(日本時間26時00分)

日本時間26時00分に、米国の3年物中期米国債入札が実施される。今回の発行額は580億ドルで、利回りと需要は入札結果で決定される。3年債は米金利の中短期ゾーンに対する投資家需要を確認しやすく、結果次第では米ドルや金利に敏感な銘柄の反応につながりやすい。入札の需要と利回りが金利低下・上昇のどちらに傾くかを、まずは金(GOLD)の値動きで確認したい。

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