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前日の取引実績(2026年3月16日)

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前日の取引実績

XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。

2026.03.16
NEW

前日の取引実績(2026年3月16日)

#ドル円
#ポンド円
#金

3月13日のNY市場は中東情勢の急激な緊迫化とそれに伴うエネルギー価格の高騰を背景に、投資家のリスク回避姿勢が鮮明となった。米国防総省による艦隊および海兵遠征部隊の追加派遣報道も、市場の警戒感を一段と増幅させた。経済指標においても、昨年10-12月期の実質GDP改定値が前期比年率0.7%増と速報値から下方修正された。加えて、1月の個人消費支出(PCE)が微増にとどまり、ミシガン大学発表の3月消費者マインド指数(速報値)も3カ月ぶりの低水準に沈むなど、米経済の減速を示唆する内容が相次いだ。主要3指数の終値は、NYダウ(US30)が前日比-0.26%、S&P500(US500)が前日比-0.61%、ナスダック100(US100)が前日比-0.62%と、総じて軟調な推移となった。個別株市場では、大型ハイテク株の下げが顕著となった。銘柄別では、アップル、マイクロソフト、エヌビディアといった主力級が軒並み売られたほか、ブロードコムやメタプラットフォームズ、アドビも下落した。一方、防衛関連や一部の製造業であるボーイングやスリーエム(3M)には買いが入り、指数の下値を支えた。外国為替市場では、米ドル/円(USDJPY)が159.01円から159.75円のレンジで推移した。有事のドル買いに加え、エネルギー価格高騰が日本の貿易収支を悪化させるとの懸念から円売りが加速し、一時2024年7月以来、約1年8カ月ぶりの水準まで円安が進行した。ユーロ/米ドル(EURUSD)は一時1.1411ドルと4日続落。エネルギー依存度の高い欧州経済への先行き不安が、ユーロ/円(EURJPY)を含めたユーロ売りを誘発している。なお、ビットコイン(BTCUSD)は71,000ドルで取引を終えた。商品市場では、WTI原油(OIL)のスポット価格が98ドルまで上昇。ホルムズ海峡の事実上の封鎖状態が、供給不安を増大させている。対照的に金(GOLD)は5,022ドルと3日続落。原油高によるインフレ圧力の高まりが、FRBの早期利下げ期待を後退させ、金利の付かない資産である金の売り要因となっている。今後の市場環境を占う上で、中東情勢と原油価格の動向には最大限の注意を払いたい。衝突が長期化すればインフレが高止まりし、FRBの利下げ開始時期が年後半以降へ後ずれするとの見方が強まるだろう。今週のFOMCでは当局のインフレ評価が焦点となる。高金利の長期化が実体経済に及ぼす悪影響に加え、スタグフレーションのリスクも浮上しており、地政学リスクに伴う突発的な動意に備え、慎重なスタンスを維持すべき局面にある。

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主要銘柄のボラティリティ(過去30日分)

主要銘柄のボラティリティ(過去7日分)

ドル円

ポンド円

ユーロ売り主導の相場展開。

昨日の実績

ユーロ売り主導の相場展開。

3月13日のユーロ/米ドル(EURUSD)の日中値幅は118pipsとなり、直近20日間の平均値幅75pipsの1.5倍強に拡大した。ユーロ/円(EURJPY)も日中値幅139pips(平均113pips)と大きく動いた。中東不安による原油高を背景に、エネルギー輸入依存度の高い欧州経済への警戒感がユーロの強い売り要因となっている。一方、米ドル/円(USDJPY)は日中値幅74pips(平均111pips)、金(GOLD)は日中値幅118ドル(平均135ドル)といずれも平均を下回る小動きにとどまった。英ポンド/円(GBPJPY)の日中値幅は180pips(平均156pips)だった。引き続き、エネルギー価格の動向とユーロのボラティリティがさらに拡大するか注視したい。

1. 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(日本時間21時30分)

日本時間21時30分に、米国の3月ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表される。2月の同指数は7.1と市場予想を上回り、製造業の緩やかな回復を示した。今回の市場予想は3.9。前回からは低下するものの、景況感の境目である0を上回るプラス圏を維持する見通しである。市場ではインフレ再燃懸念や地政学リスクを背景としたドル買い圧力が継続しており、本指標は景気実態を確認する上で速報性の高い材料として注目される。指標が予想を上振れた場合、米経済の堅調さを背景にドル買いの加速が想定される。一方、下振れた場合はドル売りが優勢となり、ユーロ/米ドル(EURUSD)の上昇や、ユーロ/円(EURJPY)の調整売りが取引の好機となろう。

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2. 加・消費者物価指数(CPI)(日本時間21時30分)

日本時間21時30分に、カナダの2月消費者物価指数(CPI)が発表される。1月実績は前年同月比2.3%と前月から減速した。今回の市場予想も2.3%での高止まりが見込まれるが、予測機関の見解は割れている。需要鈍化を背景に2.0%への到達を予想する声がある一方、原油高から3.1%への急上昇を警戒する向きも強い。直後にカナダ銀行の政策金利発表を控えており、結果は金融政策の行方を占う重要な判断材料となる。指標が予想を下回れば利下げ期待から加ドル売りが強まり、米ドル/加ドル(USDCAD)などの上昇を促す。一方、上振れれば加ドル買いが優勢となり、米ドル/加ドル(USDCAD)や加ドル/円(CADJPY)での取引機会に注目が集まる。

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3. 米・鉱工業生産(日本時間22時15分)

日本時間22時15分に、米国の2月鉱工業生産が発表される。前回1月分はデータセンター向け需要等の伸びにより前月比0.7%と強い結果であった。今回の市場予想は0.1%、設備稼働率は76.2%となっている。足元は中東情勢緊迫化による原油高を受け、有事のドル買いが優勢な環境下にある。指標が予想を上回れば米経済の底堅さが意識され、ドル高・円安トレンドを後押しする公算が大きい。一方、株式市場は原油高に伴うインフレ再燃懸念が重石となり、荒い値動きが続く見通しだ。予想を上回れば米ドル/円(USDJPY)やユーロ/円(EURJPY)での円売り、下回ればユーロ/米ドル(EURUSD)でのドル売りに取引機会を見出す展開となろう。

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