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前日の取引実績(2025年9月25日)

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前日の取引実績

XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。

2025.09.25

前日の取引実績(2025年9月25日)

#ドル円
#ポンド円
#金

9月24日のNY市場は株安・ドル高・原油高。この日発表された米・新築住宅販売件数は予想(前月比-0.3%)から大きく上振れ(前月比20.5%)。年率換算件数も前回の66.4万件から80.0万件に急増した。好調な結果を受けて米株の主要3指数は小高くスタートしたものの、取引が進むにつれてマイナス圏に下降。昨日に続いて3指数ともに続落となった。NYダウ(US30)は前日比-0.37%、S&P500(US500)は前日比-0.28%、ナスダック100(US100)は前日比-0.31%、マグニフィセント7銘柄は高安まちまち。グーグルが前日比-1.79%と売られた一方、テスラは前日比+3.98%と大きく値を上げた。米国債利回りは上昇。米ドル/円(USDJPY)は148.90付近まで上値を伸ばし、8月から続くレンジの上限に到達。ここから上値を試す動きを見せるのか、マーケットの動向を注目したい。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)はドルストレートで値を下げるも、クロス円銘柄はドル円の上昇に連れ高。ユーロ/円(EURJPY)は直近の高値を上抜け、年初来高値を更新した。ロシアを巡る地政学リスクを材料に買いが続いていた金(GOLD)は反落。特にNY時間にドル高との逆相関で値を下げる展開となった。WTI原油(OIL)は続伸。ウクライナ軍がロシアの石油関連施設へのドローン攻撃を継続していることが買い手がかり。ロシアを巡る地政学リスクが強く意識された。週初から大きく売られて値を下げたビットコイン(BTCUSD)は押し目待ちの買いが入ってリバウンド。11万ドル割れまでは至らずに反発した。本日は16時30分にスイスの政策金利が発表される。予想は現行の0.00%のまま据え置き。ゼロ金利継続が見込まれる。NY時間には米要人の発言が相次いで予定されている。21時15分にはミランFRB理事がブルームバーグTVに出演。21時20分にはグルーズビー:シカゴ連銀総裁がFRBと米経済について講演。22時00分にウィリアムズ:ニューヨーク連銀総裁が会議「米ドルの国際的役割」において開会挨拶。シュミッド:カンザスシティ連銀総裁は、金融政策及び米経済見通しについて講演。23時00分にはボウマンFRB副議長が金融市場会議に出席。26時00分にバーFRB理事がピーターソン国際経済研究所で講演。26時00分に米7年債入札。26時40分にローガン:ダラス連銀総裁がリッチモンド連銀主催の討論会に参加。28時30分にはデイリー:サンフランシスコ連銀総裁がイベントで講演を行う。

FX
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主要銘柄のボラティリティ(過去30日分)

主要銘柄のボラティリティ(過去7日分)

ドル円

ポンド円

ドル高進行でボラ拡大。

昨日の実績

ドル高進行でボラ拡大。

米ドル買いの流れが進展。米ドル/円(USDJPY)は1日を通して徐々に上値を伸ばし、NY時間には148.90付近まで上昇。8月から続くレンジの上限に到達した。日中値幅は140pips。前日の値幅47pipsの約3倍。直近20日間の平均値幅108pipsも大きく上回り、ボラティリティを拡大させた。ロシアを巡る地政学リスクの高まりを背景に上昇を続けていた金(GOLD)は、ドル高・米国債利回り上昇との逆相関で大きく下落。日中値幅は61.7ドル。直近20日間の平均値幅51.1ドルを上回り、上にも下にも高いボラティリティを継続。

1. スイス・政策金利(日本時間16時30分)

日本時間16時30分にスイス国立銀行の政策金利が発表される。スイス国立銀行は、3月・6月・9月・12月と、四半期ごとに政策金利を決定。今回の予想は現行の0.00%のまま据え置きの公算。2022年第3四半期に75bp(0.75%)の利上げが行われ0.50%になるまで、スイスの政策金利は長らくマイナス金利で維持されてきた経緯がある。スイス国立銀行は以前から「ゼロ金利の可能性も排除せず」として、前回6月の会合で実際にゼロ金利政策に踏み切った形だ。マーケットの予想通り据え置きとなれば値動きも限定的となる見込みだが、何かしらサプライズとなる発言等が聞かれれば、急変動につながる可能性も想定しつつ、スイスフラン/円(CHFJPY)、米ドル/スイスフラン(USDCHF)、ユーロ/スイスフラン(EURCHF)、英ポンド/スイスフラン(GBPCHF)といったスイスフラン絡みの通貨ペアの動きを注視したい。なお、スイスフラン(CHF)を含む通貨ペアは、全ての口座タイプにおいて最大レバレッジ400倍に制限されるため注意が必要だ。

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2. 米・4-6月期四半期国内総生産[確報値](日本時間21時30分)

日本時間21時30分に、米国の4-6月期の四半期国内総生産(GDP)[確報値]が発表される。8月28日発表の改定値では、GDPが前期比年率3.3%(予想3.0%)、個人消費が前期比年率1.6%(予想1.4%)GDPデフレーターが前期比年率2.0%(予想2.0%)、コアPCEは前期比年率2.5%(予想2.5%)。今回は改定値と変わらずの予想。GDP(国内総生産)は、米国内で新たに生産された財やサービスの合計金額から算出される指標。GDPの伸び率によって米国の経済成長率が示されるため、米国の景気動向を確認する上で重要度が高く、市場からの注目度が高い。米商務省経済分析局が四半期ごとに発表しており、速報値・改定値・確報値が発表される。今回は改定値からズレが発生するのか、注目したい。

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3. 米・中古住宅販売件数(日本時間23時00分)

日本時間の23時00分に、8月の米・中古住宅販売件数が発表される。中古住宅の販売件数を月ごとに集計した指標で、全米不動産協会が毎月公表する。今回の予想は前月比で-0.8%(前回2.0%)、年率換算件数は396万件(前回401万件)の見込み。米国では、中古住宅市場は新築住宅を大きく上回る規模であるため、住宅市場の動向を探る上で中古住宅販売件数の注目度が高い。トランプ関税によるインフレ先高感が懸念される一方、利下げ期待による影響がどう反映されるのか。前日に発表された米・新築住宅販売件数は予想から上振れ。年率換算件数が大幅に増加した影響が中古住宅にも及ぶのか。NY市場の反応を注意深く見守りつつ、高値追いを続けるS&P500(US500)の動きからトレードチャンスを捉えたい。

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