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前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
6月12日のNY市場はドル安・ゴールド高の展開。この日発表された5月の米・生産者物価指数(PPI)は、前日の米・消費者物価指数(CPI)に続いて予想をやや下回る結果となった。トランプ関税で懸念されたインフレが思いのほか加熱しなかったことが確認され、小安くスタートした米株の主要3指数はプラス圏を回復。上値の重さを意識しながらも堅調に推移した。NYダウ(US30)は前日比+0.24%、S&P500(US500)は前日比+0.38%、ナスダック(US100)は前日比+0.24%。トランプ大統領は、今後数週間で数十か国の貿易相手国に対して一方的な関税を課す意向を表明。また、イラン情勢の緊迫化を受け、米政府は在イラン大使館の職員らに退避を指示。貿易摩擦への懸念と中東情勢の緊迫化から市場全体にリスク回避ムードが広がったものの、この日はイスラエルによるイラン攻撃が見送られたことで前日急騰したWTI原油(OIL)は上昇一服。高値を維持しながら次なる展開に備える動きを見せている。金(GOLD)は貿易摩擦再燃によるリスク懸念で続伸。ロンドンフィックスに向けた買いで直近の高値付近まで値を上げた。為替は米ドルが売られ、ドルインデックスが大きく下落。特に対ユーロでのドル売りが目立ち、ユーロ/米ドル(EURUSD)は4月半ばの高値を上抜けて急騰した。米ドル/円(USDJPY)は、欧州時間に付けた安値143.177からNY時間には143.894まで回復するものの、反発の勢いは続かず、下値を探る動きを見せている。ビットコイン(BTCUSD)は10万6,000ドル近辺まで下押し。アルトコイン・ミームコインも軒並み連れ安の動きとなった。本日は、朝からイスラエルがイランへの空爆を実施。リスク回避の動きがどこまで広がるのか、注意して見守りたい。
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ドル円
ポンド円
金
ドル安基調でボラ拡大傾向。
昨日の実績
ドル安基調でボラ拡大傾向。
主要銘柄は全体的にドル売りに傾斜。米ドル/円(USDJPY)は日中値幅(116pips)でこそ前日(135pips)を下回ったものの、東京時間から欧州時間にかけての一方的な下落からNY時間には値を戻す動きで、デイトレ的には値幅を取りやすい展開となった。英ポンド/円(GBPJPY)は日中値幅(106pips)でドル円を下回ったものの、東京時間はクロス円に追随して下落。欧州時間にはドルストレート(GBPUSD)の動きに連れて値を戻す展開で、こちらも短期のトレーダー向きの値動きといえよう。
日本時間15時00分に、5月の独・消費者物価指数(CPI)が発表される。今回は改定値の発表となるため、速報値から改定があるか注目したい。CPIは、ドイツ国内の消費者が購入する商品やサービスの価格変動を測定した指標。ドイツやユーロ圏のインフレ動向を把握する上で注目度が高い。先月30日に発表された速報値では、前月比が前回値の0.4%を下回る0.1%、前年比は横ばいの2.1%となった。ユーロ圏では関税によるインフレ下振れリスクへの警戒感が強まっており、景気後退が懸念されている。ドイツを始め、フランス・イタリア・スペインなどのユーロ圏主要国でインフレ率が鈍化しており、欧州中央銀行(ECB)の利下げを後押しする材料となった。本日は日本時間15時45分にフランスの5月CPIの改定値も発表予定であり、ともに速報値から上振れや下振れが見られればユーロ/円(EURJPY)やユーロ/米ドル(EURUSD)が反応する可能性があることに注意したい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間18時00分に、4月のユーロ圏・鉱工業生産が発表される。市場予想は、前月比が-1.6%、前年比が1.4%。ともに前回3月の結果を下回る見込み。鉱工業生産は、ユーロ圏の鉱工業部門の生産活動を調査した指標。鉱工業の景気動向を把握する上で注目度が高い。3月は前月比と前年比が予想を大きく上回る堅調な結果となった。4月以降は関税の影響が反映されるとみられており、どの程度結果に表れるのか注目される。現状の相場では、米関税に対する警戒感で米ドル売りが加速すると、相対的にユーロが買われる流れが生じやすい。ユーロ/米ドル(EURUSD)は4月以来となる1.1500ドル台まで再び上昇してきており、リスク回避の地合いとなればもう一段の上昇となる可能性が考えられる。ユーロにポジティブな材料も買いを後押しする要因となるため、予想を上回った場合にユーロ相場が堅調な動きを示すことになるか注目したい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間23時00分に、6月の米・ミシガン大学消費者信頼感指数[速報値]が発表される。市場予想は52.0。5月の確報値から小幅に低下する見込み。ミシガン大学消費者信頼感指数は、ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターが消費者への電話調査の結果をもとに消費者信頼感を指数化した指標。毎月10日前後の金曜日に速報値が発表される。ミシガン大学消費者信頼感指数は昨年末から下落の一途を辿っており、4月と5月は記録的な低水準となった。上乗せ関税の猶予期間が設けられたことなどを背景にやや持ち直す可能性が考えられるが、消費者マインドが上向いたわけではないため、依然として下振れリスクが懸念される。市場予想を上回ると米ドル買い、下回ると米ドル売りの材料と判断されるため、指標発表後の米ドル/円(USDJPY)の動向に注目したい。
XMのドル円取引の詳細はこちら作成日
:
2025.06.13
最終更新
:
2025.06.13
前日の取引実績(2025年6月13日)
前日の取引実績(2025年6月12日)
前日の取引実績(2025年6月11日)
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