MENU
前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
6月9日のNY市場は、全般に様子見ムードの横這いが続く中、仮想通貨が大きく買われ、ビットコイン(BTCUSD)は東京時間の安値10万5,200ドル付近から欧州~NY市場で上昇。10万8,700ドル超まで値を伸ばし、さらに本日の日本時間6時台には急騰。11万ドルを突破する場面も見られた。米長期金利の低下を好感して買いが入ったと見られる。日本のビットコイン保有会社「メタプラネット」がビットコイン投資のため約7,674億円調達する計画と報じられたことも支援材料。その一方で、パラグアイ大統領の公式Xアカウントが乗っ取られ、「ビットコインを法定通貨にする」との虚偽の投稿がなされたとも報じられている。先週末の米・雇用統計で大幅上昇した米株の主要3指数は、わずかにプラス圏を維持しながらも前日比でほぼ変わらぬレベルで推移。引けにかけて売られたNYダウ(US30)は-1.11ドル安まで押されて前日比-0.00%。S&P500(US500)は前日比+0.09%。ナスダック(US100)は前日比+0.31%。IT・ハイテク株には買いが入り、半導体指数は前日比+1.96%。WTI原油(OIL)は、ロンドンで開催された米中貿易交渉の進展を期待して上昇。米国側は、中国からレアアース輸出規制緩和の確約が得られれば対中輸出規制の解除に前向きな姿勢を示しているとも伝えられている。為替は、ややドル安に振れながらもほぼ横這い。米ドル/円(USDJPY)は144.50を挟んだ小幅なレンジで推移。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)も小幅な値動きに終始した。本日は、ロンドンでの米中交渉が継続。ハセットNEC委員長の「中国との協議順調なら米国は輸出規制解除へ」との発言が伝えられているが、予断を持たずに協議の行方を見守りたい。
{{ item.symbol }}
{{ formatToFloat(item.ratio, 2) }}%
{{ item.buy }}%
{{ item.sell }}%
{{ item.symbol }}
{{ formatToFloat(item.ratio, 2) }}%
{{ item.buy }}%
{{ item.sell }}%
ドル円
ポンド円
金
米中交渉の進展待ちでボラティリティ低下。
昨日の実績
米中交渉の進展待ちでボラティリティ低下。
ビットコインが11万ドルを突破する動きを見せる一方で、仮想通貨以外の主要銘柄は全般的に動意の乏しい値動きとなった。米ドル/円(USDJPY)の日中値幅は97pips。直近20日間の平均値幅161pipsを大きく下回った。英ポンド/円(GBPJPY)のボラティリティはさらに縮小。直近20日間の平均値幅157pipsの半分にも満たない日中値幅71pipsで小幅な動きに終始した。金(GOLD)は、為替がややドル安に振れたことで反発したものの、日中値幅は直近20日間の平均値幅71.8ドルの約4割減となる44.7ドル。次なる材料待ちといったところか。
日本時間10時30分に、5月の豪・NAB企業景況感指数が発表される。NAB企業景況感指数は、ナショナルオーストラリア銀行(NAB)がオーストラリア企業の景況感を測定した指標。約350社を対象に調査を実施し、基準値の0を上回ると景況感の拡大、下回ると景況感の悪化を示す。同時に発表されるNAB企業信頼感指数と併せて、オーストラリアの景況感を把握する上で注目される。前回4月の結果は、NAB企業景況感指数が前月の+4を下回る+2、NAB企業信頼感指数は前月の-3を上回る-1となった。NAB企業信頼感指数は今年2月から3ヶ月連続でマイナス水準に落ち込んでおり、信頼感の低迷が続いている。オーストラリア準備銀行(RBA)は、米関税が経済に与える影響を踏まえ、年初のタカ派姿勢から一転して利下げを実施。金利引き下げによる経済の下支えが期待されている。予想値からの上振れは豪ドル買い、下振れは豪ドル売りの材料と判断されるため、指標発表後の豪ドル/円(AUDJPY)や豪ドル/米ドル(AUDUSD)の動向に注目したい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間15時00分に、5月の英・雇用統計が発表される。市場予想は、失業率(ILO基準)が4.6%、失業保険申請件数が0.95万件。ともに前回4月の結果から悪化する見込み。英国の雇用統計は、失業率・失業保険申請件数・雇用者数など複数の関連指標で構成される統計。英国国家統計局(ONS)が公表しており、主要各国が採用する国際労働機関(ILO)基準の失業率とONS基準の失業率や失業保険申請件数が発表される。英国の労働市場は減速傾向が続いており、雇用者数の減少と賃金の伸び鈍化が示されている。失業率も市場予想通りとなれば2ヶ月連続の悪化となり、景気後退懸念が強まる可能性が高い。ただ、イングランド銀行(BOE)は賃金の伸びによるインフレリスクを警戒しており、予想よりも強い結果となれば利下げ期待が後退する可能性が考えられる。5月会合ではBOE関係者の間でも意見が分かれており、労働市場の動向次第では据え置き期待が高まることも予想される。雇用統計は英国の経済指標の中でも特に注目度が高いため、予想値からの乖離が大きいと英ポンドが激しい値動きを示す場合があることに注意したい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間26時00分に、米国の3年国債入札(580億ドル)が行われる。今週は10年国債入札と30年国債入札も控えており、市場からの注目度が高まっているため、入札後の債券市場の動向を注視したい。債券価格は金利と逆相関の関係にあり、国債入札後には金利に連動して米ドルに方向感のある動きが生じやすい。米国ではトランプ政権の信任低下によって一時米債券売りが加速していたが、先月末に実施された5年国債入札は堅調な結果となり、米国債からの大幅な資金流出の心配はないとの指摘があがった。米債券や米株の回復に対して米ドル安の地合いが続いており、国債入札が好調な結果となった場合は金利が低下し、米ドルも連れ安となる可能性が考えられる。国債入札後は米長期金利の動向を注視し、米ドル/円(USDJPY)が金利に連動した値動きを示しているか注目したい。
XMのドル円取引の詳細はこちら作成日
:
2025.06.10
最終更新
:
2025.06.10
前日の取引実績(2025年6月12日)
前日の取引実績(2025年6月11日)
前日の取引実績(2025年6月10日)
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。