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前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
5月9日のNY市場では、ポジション調整が中心の様子見姿勢が優勢となった。米ドル/円(USDJPY)は東京時間に約1ヵ月ぶりの高値となる146.10円台まで上昇したものの、米長期金利の低下に連れて徐々に失速。週末に向けた調整売りもあり、買い控えの動きから144.80円台まで下押した。米ドル売り優勢の動きから、ユーロ/米ドル(EURUSD)は堅調に推移。NY時間序盤に1.1300ドル付近まで上げ幅を拡大し、上昇一服後も底堅い動きが続いた。英ポンドは堅調。欧州時間から買いが強まり、英ポンド/米ドル(GBPUSD)は米ドル買いを上回る英ポンド買いの勢いで力強く上昇した。米株式市場では、主要3指数は高安まちまち。米中貿易交渉への期待で前日までに2日続伸していたが、トランプ米大統領が「対中関税は80%が適切だ」と発言したことへの様子見姿勢や週末に向けた調整売りが優勢となった。NYダウ(US30)はNY時間朝方に一時大きく上昇したものの、徐々に下げ幅を広げ前日比-0.29%で取引終了。S&P500(US500)も上昇後に失速し前日比-0.07%、ナスダック(US100)はもみ合いが続き前日比0.78ポイント高と小幅上昇で取引を終えた。原油先物市場では、米中貿易摩擦の緩和期待からWTI原油(OIL)は買い先行。この日発表された中国の4月貿易統計も底堅い結果と受け止められたことで、エネルギー需要拡大への期待感が広がった。取引実績を見ると、WTI原油(OIL)はショート決済が増加。NY時間序盤の下げを拾った短期決済が増加したことや、上昇基調へ転じたことでショート勢のポジション手仕舞いの動きが増加したことが要因とみられる。本日は、週末にスイスで開かれた米中貿易交渉で「大きな進展があった」と発表されたことから、堅調な推移が予想される。また、協議の進捗について米中の共同声明が発表される予定であるため、両者の貿易摩擦緩和期待がさらに高まればリスクオンの動きを示す可能性があることを想定しておきたい。
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ドル円
ポンド円
金
様子見ムードでボラティリティは縮小。
昨日の実績
様子見ムードでボラティリティは縮小。
週末に控えた米中貿易交渉が意識され、市場全体に様子見姿勢が広がった。米ドル/円(USDJPY)は前日の大幅高への反動もあり、東京時間序盤から売りが先行。欧州時間以降は小幅なもみ合いが続き、日中値幅137pipsで推移した。英ポンド/円(GBPJPY)は東京時間での下げ幅をほぼ巻き戻す動きで推移。行って来いの展開となったことでボラティリティの拡大には繋がらず、112pipsの値幅にとどまった。金(GOLD)も動意が薄い動き。上下に振れるもみ合いが続き、約70ドルの値幅でほぼ横ばいとなった。
日本時間14時00分に、4月の景気ウォッチャー調査が発表される。今回、現状判断DIは44.5(前回45.1)の予想。先行き判断DIの前回結果は45.2。いずれも昨年の秋以降、徐々に低下傾向にある。景気ウォッチャー調査は内閣府が実施する景気調査の一つで、全国12地域の2,050人を対象にアンケート調査。家計動向、企業動向、雇用等について一般の人々の生活実感をもとに数値化してまとめられる。3ヶ月前と比較した景気の現状に関するデータが「現状判断DI」、今後2~3ヶ月先の景気の見通しに関するデータが「先行き判断DI」として発表される。日経平均(JP225)は、先週、米英の貿易合意が伝えられたことで買い安心感が広がり、3月28日以来の水準を回復した。景気ウォッチャー調査の数字が前回を下回る結果となれば、上値の重い展開も想定される。
XM 日経225(JP225)取引の詳細はこちら日本時間24時30分に、米国の3ヶ月物短期国債と6ヶ月物短期国債の入札が行われる。債券価格と金利は逆相関の関係にあることが知られている。国債入札が好調な結果に終わると、債券価格が上昇して利回りが低下。米ドルが売られ、金利と逆相関にあるゴールド(GOLD)に買いが入る可能性が高い。逆に米国債の入札が不調に終わると、債券価格が下落して利回りが上昇。米ドルが買われ、ゴールドに売りが出る。トランプ関税による米中対立と経済減速懸念を背景に上昇を続けてきた金(GOLD)は、米中協議開催による緊張緩和期待から反落。米英の貿易合意が正式に発表されると、リスク回避のゴールド需要はさらに低下したが、果たしてこのまま世界的な経済減速懸念が解消されるのか。積みあがったロングポジションの投げ売りか、それともゴールド買いの再開となるのか。米国債入札前後の金(GOLD)の値動きを注視してエントリーチャンスを探りたい。
XMのGOLD(ゴールド)取引の詳細はこちら日本時間27時00分に、4月の米・月次財政収支が発表される。月次財政収支は、月ごとの連邦政府の収入と支出の差額(収入から支出を引いた額)を測定する指標である。前回は1,610億ドルのマイナス。米国の月次財政収支は毎年5月にプラスに転じるほかは、概ねマイナスの数字が続く。コロナパンデミックの最中には最大8,600億ドル超のマイナスを記録したが、その後もコロナ禍以前と比較してマイナス幅は改善されず、2,000億ドルから数10億ドルの範囲での推移を続けている。特に直近1年での赤字幅拡大が顕著で、昨年は4回、今年も2月に1回、3,000億ドル前後のマイナスを記録した。バイデン政権下で悪化した財政収支が今後改善される兆しはみられるのか。マーケットの反応を注意深く見守りたい。
XMのドル円取引の詳細はこちら作成日
:
2025.05.12
最終更新
:
2025.05.12
前日の取引実績(2025年5月30日)
前日の取引実績(2025年5月29日)
前日の取引実績(2025年5月28日)
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