海外FXのデイトレード入門!初心者でも実践しやすい手法を徹底解説

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海外FX業界の基礎知識や最新動向を、初心者にもわかりやすい内容で解説しています。海外FXの基本的な仕組みや特徴、利用するにあったてのメリットデメリットなど、これから海外FXを始める方にとって役立つ情報が満載です。

2024.12.18

海外FXのデイトレード入門!初心者でも実践しやすい手法を徹底解説

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海外FXのデイトレード入門!初心者でも実践しやすい手法を徹底解説

海外FXには多くのデイトレードに適した取引条件があります。高いレバレッジによって小額からでも挑戦できることや、ボーナスの活用で証拠金を増やして取引に臨めることは、海外FXの代表的なメリットです。

しかし、実際に海外FXでデイトレードを始めたいと思っても、イメージが掴めなかったり、やり方がわからない、などのハードルがあるかも知れません。また、損失を出してしまうリスクが怖い、と感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、具体例や体験談なども交えて、海外FXのデイトレードを身近に感じられるように分かりやすく解説します。初心者でも使いやすいデイトレ手法も画像付きで説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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海外FXのデイトレードとは?具体例でイメージを掴もう

デイトレードとは、エントリーをしたその日のうちに取引を完結する取引スタイルのことです。何分以上保有したらデイトレードという明確な基準はありませんが、「数時間~1日」とされることが多いです。

デイトレードは自身の生活スタイルや隙間時間に合わせられるため、自分にあった取引スタイルで挑戦しやすいでしょう。今回は会社員、主婦/主婦、学生の3パターンで取引との付き合い方の例を挙げてみます。

会社員デイトレーダーAさんの1日

会社員として働きながらデイトレードに挑戦しているAさんは、勤務時間外の空き時間を有効活用しています。このような生活スタイルは、多くの兼業トレーダーにとって参考になるケースといえるでしょう。まずは、Aさんの1日のスケジュールを見てみましょう。

会社員デイトレーダーの1日

Aさんは、出勤前の朝のうちにチャート分析をし、チャンスがあれば指値注文を入れて仕事に出かけるスタイルです。業務中はチャートを見ることはできませんが、休憩の間にスマホを利用して値動きを確認し、必要に応じて指値の位置を調整するなどの対応を行なえます。また、帰宅後のニューヨーク時間を利用して、比較的保有時間が短めのトレードを行うこともあるようです。

XMアプリで指値注文を変更する方法はこちら arrow
ニューヨーク時間の特徴はこちら arrow

次にAさんのデイトレードスタイルについて、ポイントや注意点を見ていきましょう。

ポイント

仕事をしている間の値動きに対しても、指値や逆指値を活用することで想定外の損失リスクを回避できます。損切りの金額などをしっかりコントロールすることで、仕事に支障を出さずに、デイトレードを行いやすいでしょう。帰宅後に時間が取れる場合は、値動きが活発なNY時間もトレードが可能です。

point
指値・逆指値を活用しよう

海外FXの取引に使うMT4/MT5は指値・逆指値注文にも対応しています。エントリーだけでなく、目標値での決済や損切り注文を事前に仕込んでおけば、日中に仕事がありチャートを見られない場合でもデイトレードを行うことは可能です。

注意点

朝のうちに相場をみてトレードシナリオを立てることになるので、朝〜夕方に予定されていることが多い日本やユーロ圏のイベントに注意が必要です。チャートを見れない間に経済指標による急変動などで相場状況が大きく変わる恐れがあり、シナリオの優位性が崩れてしまう可能性があります。イベントスケジュールをしっかり確認しておきましょう。

なお、XMラボでは経済指標などのイベントを一目で確認できるイベントスケジュールを提供しております。詳細は、以下のページからご覧いただけます。

イベントスケジュールはこちら arrow

主婦/主夫デイトレーダーBさんの1日

家事をこなしながらデイトレードを行うBさんは、朝食を支度する前に複数通貨ペアの1時間足チャートを確認し、今日のマーケットの雰囲気を把握することを習慣にしています。Bさんの1日は以下の通りです。

主婦/主夫デイトレーダーの1日

Bさんは、家事の合間を活用してデイトレードに取り組んでいます。特に、家族が帰宅するまでにトレードを終えることを重視しており、午前から夕方にかけてチャンスを探しながら効率よく取引を進めています。

家族が帰宅する時間が迫ると、たとえ利確目標や損切りラインに達していなくても、柔軟にトレードを切り上げるなど、家事に支障を出さない工夫をしています。また、スマホで定期的にチャートを確認しつつ、掃除や料理を進めるなど、日常の中でトレード時間を確保しています。

このような柔軟なトレードスタイルは、家事や家庭を優先しつつ利益を狙いたい兼業トレーダーにとって、参考になるでしょう。

XMTrading(エックスエム)では、独自の公式アプリ「XMTradingアプリ」を提供しており、取引から口座管理まで、すべてを1つのアプリで完結できます。MT4/MT5に対応し、外出先でも豊富な銘柄の取引や入出金、口座設定の変更がスムーズに行えます。

XMスマホアプリのダウンロード・インストール手順はこちら arrow
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次に、家事の合間にデイトレードを行うBさんのスタイルについて、ポイントや注意点を確認してきます。

ポイント

1度に何時間も時間をとれないものの頻繁に隙間時間を確保しやすい場合、エントリーから決済までを監視しやすい5分足など短い時間足でのトレードがおすすめです。監視できる場合、利確ラインまで届かずに反落・反騰しそうな時にもタイミングを見計らって決済できます。想定していたより時間がかかりそうなときは、指値・逆指値を設定すれば家事・育児にも支障をきたしにくいでしょう。

注意点

保有時間が短いトレードでは不用意なエントリーをしやすくなるリスクがあります。判断しやすいトレードルールを定め、ルール通りのトレードに努めることが重要です。トレードに没頭しやすい場合は、指値・逆指値を用いた長時間のトレードへの移行を検討しても良いかも知れません。

学生デイトレーダーCさんの1日

大学に通いながら海外FXでのデイトレードに取り組んでいるCさんは、18歳を超えたことをきっかけに海外FXに挑戦を始めました。学業を優先するため、授業中や学校にいる間はチャートを頻繁に確認せず、やや中期的なデイトレードスタイルを採用しています。このスタイルは、忙しい学生生活との両立を目指したものです。Cさんの1日のスケジュールを詳しく見てみましょう。

学生デイトレーダーの1日

この日はユーロドルが4時間足で上昇トレンド中の綺麗な押し目を形成していたため、逆指値と損切りを設定して登校しました。18時に帰宅してからチャートを見るとシナリオ通りに利益が出ており、損切り位置を修正しつつしばらく値動きについていきました。21時ごろにチャートを確認すると、目標値にはやや届いていなかったものの十分な利益を得ており、頃合いを見て利確しました。

学生トレーダーCさんのデイトレードスタイルについて、ポイントと注意点を確認しましょう。

ポイント

Cさんは、4時間足レベルなどの比較的大きい規模でトレンドを見ながら、1日1トレードという想定でトレードシナリオを立てています。そのため、相場の細かいノイズの影響を受けにくいデイトレードスタイルが構築できているでしょう。学業の後、夕方から夜にかけてアルバイトをしている場合でも実行しやすいトレードスケジュールとなっています。

注意点

朝に立てるシナリオに1日のトレード成績がかかっているため、長期的な相場分析とともに、指標発表などのイベントスケジュールも把握しておきたいところです。場合によっては、昼食時や学校終わりにエントリーの判断をし、短時間のトレードにも対応できる柔軟さを備えても良いでしょう。

取引時間の詳細はこちら arrow

海外FXでデイトレードをしやすい理由

海外FX業者でデイトレードを行う場合、高い最大レバレッジやボーナスキャンペーンを利用できるメリットがあります。ここからは、海外FXがデイトレードに適している理由を詳しく解説します。

最大レバレッジが高く少額からトレードを始められる

海外FX業者は国内FX業者に比べて最大レバレッジが高く必要証拠金を少なくできるので、少額からでもデイトレードを行いやすいです。国内業者のレバレッジは法令によって25倍までと制限されていますが、海外業者では400倍や1,000倍など最大レバレッジが高く設定されています。

以下の表は、ドル円を0.1ロット(1万通貨)を保有する場合の必要証拠金を示したものです。

1万通貨に対するレバレッジ別必要証拠金

レバレッジ 必要証拠金(*1)
25倍(国内FX相当) 60,000円
500倍 3,000円
1,000倍 1,500円
(*1) 1ドル=150円として計算しています。

上記の表から分かるように、ドル円のレートが150円の時に10,000通貨のトレードをする場合、国内FX業者であれば60,000円以上の資金が必要ですが、海外FX業者の1,000倍のレバレッジの場合は、わずか1,500円あれば可能になります。このように少額でも始めやすいため、初心者でも参入しやすい環境といえるでしょう。

なお、XMTrading(エックスエム)でも最大1,000倍のレバレッジを提供しており、少額から取引を始めて頂きやすい環境が整っています。

XMの最大1,000倍レバレッジの詳細はこちら arrow

ボーナスを使えばより自己資金を抑えてトレード可能

海外FX業者では、口座開設ボーナスや入金ボーナスなどのボーナスキャンペーンを実施している業者があります。このようなキャンペーンを利用すると、自己資金を抑えたトレードが可能です。

例えば、5万円分の入金ボーナスと1万円分の口座開設ボーナスだと以下のようになります。

入金ボーナスと口座開設ボーナス

XMTrading(エックスエム)では、15,000円分の口座開設ボーナスに加えて500ドル相当分の100%入金ボーナス、10,000ドル相当分までの20%入金ボーナスが用意されています。

ボーナスとして付与されたクレジットは出金できませんが、ボーナスを利用して得た利益は出金可能です。これらを利用すると、入金額に対して多くの利益を得られる可能性が高くなります。

XMのボーナスの詳細はこちら arrow
point
クッション機能について

海外FXのボーナスには様々なものがありますが、中でも使いやすいのが「クッション機能つき」のボーナスです。このタイプのボーナスは取引口座内で証拠金として機能するため、取引に使える資金を増やすことが可能です。

ゼロカットシステムにより損失を限定できる

FXをする上で心配なことの1つに、証拠金額以上の損失が発生してしまうリスクがあります。海外FXではゼロカットシステムが採用されているため、入金額を超える損失を出す心配がありません

ゼロカットシステムとは、相場の急激な価格変動等により強制決済が間に合わず、口座の有効証拠金を上回る損失が発生した場合に、マイナスとなった口座残高をゼロへリセットするシステムです。

ゼロカットシステム

国内FXでは、証拠金維持率が規定値を下回ると追加の入金(追証)を求められることがあり、相場状況によっては口座残高を超える損失が発生する可能性があります。しかし、海外FXではゼロカットシステムが採用されているため、口座残高を超える損失を負うことはありません。

なお、XMTrading(エックスエム)でもゼロカットシステムが採用されており、万が一口座残高がマイナスになっても、損失は預けた資金の範囲内に限定されます。そのため、リスクを抑えた取引が可能で、安心してトレードに取り組めます。

XMのゼロカットシステムの詳細はこちら arrow
trivia
マージンコールとロスカットの発動

FX取引におけるロスカットとは、取引の含み損で証拠金維持率が業者の規定値を下回った際に行われる、強制的なポジション決済のことです。それに対してマージンコールとはロスカットの前段階であり、信号でいえば「黄」の状態になります。

XMTrading(エックスエム)では、15,000円の口座開設ボーナスや、500ドル(相当額)までの100%ボーナスを始めとした豊富な入金ボーナスをご用意しています。さらに、もしも口座残高を超える損失が発生した際でも、ゼロカットによって入金額以上の損失が生じることはありません。XMでは、ボーナスとゼロカットによって、自己資金の損失リスクを抑えた状態で海外FXでのデイトレードをお楽しみ頂けます。

海外FXのデイトレードがおすすめの人とは?チェックリストで確認!

自分にデイトレードのスタイルが向いているのかチェックしてみましょう。次のチェックリスト中から、当てはまるものが3個以上になった場合はデイトレードが向いているかもしれません。

  • 1日の中でチャート分析をする時間を作れる
  • 上手くいかない場面でも落ち着いて対処できる
  • 夜にトレード時間を確保しやすい
  • ポジションを長期間保有するのが苦手
  • 海外FXで効率よく稼いでみたい!
  • トレード手法の勉強は苦にならない

チェックリストの項目について、順番に解説していきます。

1日の中でチャート分析をする時間を作れる

デイトレードでは、少なくとも1日に1回は値動きを分析してトレードシナリオをたてる必要があります。必要時間は個人差がありますが、チャートを用いて行うテクニカル分析とその日のイベントスケジュールの確認が必要であるため、初心者の場合は1通貨ペアにつき10分程度は確保したいところです。

分析のための時間を確保できない場合は、より長期的な時間軸を使うスイングトレードの方が向いているかもしれません。スイングトレードの場合は毎日のチャート分析は必ずしも必要ではなく、例えば土日の休みの日に分析を行いトレード計画を立てる、などの取り組み方ができるでしょう。

point
無理に毎日やらなくてもいい

突発的な用事などでその時間を用意できない日は、闇雲にトレードするのではなくて思い切ってトレードを休むという判断ができることも重要です。焦って取引すると、準備不足や相場の見極めが甘くなり、結果として不利なトレードにつながる可能性があります。

上手くいかない場面でも落ち着いて対処できる

1日ごとの値幅にはバラつきがあり、一方向に強く動く日もあれば値動きに乏しい日もあります。日によっては1度もポジションを持たずに終わる日もあるかもしれません。そのような時にも焦らず粘り強くチャンスを待つ必要があります。

また、待ちに待ったチャンスでのトレードでも、値動きが逆行した場合は冷静にシナリオ通りの損切りを行えるか、次のトレードに向けて冷静に頭を切り替えられるかということも重要です。

夜にトレード時間を確保しやすい

デイトレードだからといって、1日ずっとチャートを見ていないといけないかというと、そうではありません。以下は1日の各市場が開場している時間を示しています。

市場のスケジュール

このように日本時間の夜はロンドン市場やニューヨーク市場など規模が大きい市場が開いているため、値動きが活発でトレードしやすい環境だといえます。また、毎日同じ時間帯にトレードすることで特徴も掴みやすいでしょう。

各国市場の取引時間と特徴はこちら arrow

ポジションを長期間保有するのが苦手

数日にわたりポジションを保有する場合、利益の増減を何度も目にしやすく、決済するまでは「ハラハラドキドキ」が続くことになります。そうした精神的な負担から、長期投資に苦手意識がある方もいるようです。夜寝ていても、ポジションを持っていたら気になって、夜中でもちょくちょくスマホからチェックしてしまうような場合、デイトレードを検討してみても良いかも知れません。

デイトレードでのポジション保有時間は数時間程度で、長くても当日中に反対売買の決済をすることを前提として行います。なので、基本的に数日や数か月のような長い間ポジションを保有し続けることがありません。

デイトレードとスイングトレード

長期投資が苦手な人やメリハリを付けたい人はデイトレードに挑戦してみるといいでしょう。

海外FXで効率よく稼いでみたい!

デイトレードでは、ポジションを数日〜数週間保有するスイングトレードよりも取引回数が多くなります。取引を重ねれば取引コストがかさむという点では不利ですが、値動きに合わせてシナリオをたてられれば効率よく稼ぎやすいメリットもあります。

またデイトレードでは、短期間で複利運用をしやすいメリットもあるでしょう。利益によって資金が増えるたびに、それに合わせてロットを少しずつ上げられれば、比較的短い期間で大きく稼ぐことも可能です。こうした瞬発力は、長期トレードにはない魅力となっています。

trivia
FXにおける複利運用とは?

複利運用とは、トレードの利益を出金せずに再投資し、運用資金を増やしながら取引を続ける手法です。海外FXでは高レバレッジを活用できるため、少額資金でも効率的に資産成長を狙える可能性があります。ただし、利益が増える一方で、損失時のリスクも拡大するため、適切な資金管理と戦略的な運用が不可欠です。

トレード手法の勉強は苦にならない

長期保有するトレードでは大きなトレンドを確認しつつファンダメンタルに合わせたトレードで利益を得やすいのですが、デイトレードではテクニカル分析を用いてエントリーや利確・損切りのタイミングを図る必要があります。

テクニカル手法の勉強や手法は簡単にいかないこともあるため、忍耐強く取り組む必要があります。そのため時間を確保でき、また、勉強が苦にならない方に向いていると言えます。勉強を楽しめるのがベストでしょう。

相場レポートの詳細はこちら arrow

MTF分析を使った海外FXデイトレード手法例

ここでは、マルチタイムフレーム分析(MTF分析)を活用し、上位足のトレンドに合わせたトレンドフォロー手法を紹介します。この手法は、導入するインジケータと時間足の組み合わせ次第で、中期的なデイトレードにも短期的なデイトレードにも対応できる柔軟性が特徴です。

具体的には、1つの通貨ペアに対して複数の時間足とSMA(移動平均線)を組み合わせ、トレンド方向に沿ったエントリーと利確を行います。トレードスタイルに合わせて適切に活用することで、効率的なトレードが可能です。

以下のようなステップに沿って進めていきます。

  • 短期・中期どちらかの戦略を決めてチャートを設定
  • 環境認識を行う
  • 利確目標を設定
  • エントリーチャンスを探る

①短期・中期どちらかの戦略を決めてチャートを設定

まずは、短期と中期のどちらの時間軸でデイトレードを行うか決定し、それに合わせてチャートを設定する必要があります。それぞれの特徴を理解して、チャート設定まで進めてみましょう。

短期的デイトレードの特徴

短期的デイトレードでは、1時間足で相場環境を把握して5分足レベルのトレンドを捉えます。チャートを頻繁にチェックできる場合、多くのトレード機会を得やすいものの、ノイズなど突発的な値動きに翻弄されないように注意する必要があります。また、狙う値幅が細かい場合は瞬発的な判断力も必要となります。

中期的デイトレードの特徴

中期的デイトレードでは、日足と4時間足で相場環境を把握して1時間足レベルのトレンドを捉えます。短期的なトレードに比べるとノイズが発生しにくく、トレンドに沿った値動きになりやすいため優位性のある戦略がたてやすいといえます。

一方で、トレード機会が少なくなりがちになるというデメリットがあります。帰宅してチャートをチェックしたときに、設定していた指値・逆指値まで到達せずエントリーできていないということが続いてもしっかりとチャンスを待つ期長さが求められます。

時間足とインジケータの設定

この手法では、異なる時間足と移動平均線を使用します。中期的デイトレード、短期的デイトレードの設定は、それぞれ以下のように設定します。

デイトレードのタイプと使用するSMA

中期的デイトレード
  • 4時間足で環境認識
  • 1時間足でエントリー
  • 80SMA、20SMAを表示
短期的デイトレード
  • 1時間足で環境認識
  • 5分足でエントリー
  • 120SMA、20SMAを表示
チャートの時間足を変更する方法の詳細はこちら arrow

②環境認識を行う

短期デイトレードの場合は1時間足、中期デイトレードの場合は4時間足で環境認識を行います。高値と安値が両方切りあがっている場合は上昇トレンド中、反対に両方切り下がっている場合は下降トレンド中であると判断します。

ダウ理論による基本的な環境認識方法

上昇トレンド中であれば20SMAよりローソク足が上、下降トレンド中なら20SMAよりローソク足が下であることを確認します。

移動平均線による基本的な環境認識方法

この条件を満たさない場合は、エントリーを見送るべきタイミングであると判断します。チャンスを待つか、条件を満たす銘柄を探しましょう。

③利確目標を設定

中期デイトレードの場合は4時間足、短期デイトレードの場合は1時間足レベルでの直近高値、または直近安値を利確目標とします。

利益目標の考え方 利益目標の考え方

④エントリーチャンスを探る

短期デイトレードの場合は5分足、中期デイトレードの場合は1時間足でエントリーポイントの判断をします。

例として、短期デイトレードの場合で解説します。1時間足が上昇中であれば5分足20SMAの上で直近高値上抜けしたときに買いエントリー、下落中であれば20SMAの下で直近安値を下抜けた時に売りエントリーです。5分足チャートに120SMAも表示している理由は、5分足を表示しながら1時間足の20SMAの動きを把握するためです。

エントリータイミングを取る際には、チャートパターンも考慮してみてください。掲載したチャートの場合はダブルボトムの形成が確認できるので、そのネックライン上抜けがエントリータイミングと判断できます。言い換えれば、明確なチャートパターンが確認できない場合はエントリーを見送る、という判断も戦略として成り立ちます。

ロングエントリー後、決済まで時間がかかり5分足120SMAを下抜けることがあれば優位性が弱くなっていると判断して決済することを考えてもよいでしょう。

トレードポイント トレードポイント

適切なロット設定で想定外の損失を防ごう

海外FXでは1,000倍などのハイレバレッジを利用できるため、適正なロットサイズがどの程度なのかが分かりにくいかもしれません。そのような方に試していただきたいのが、許容損失額から計算してロット設定する方法です。この方法でロット数を設定すると、想定外の損失を避けられるのでおすすめです。

例えば、ドル円でのドレ―ドにおいて許容損失額が5,000円でエントリー位置から損切りまでの値幅が20pipsだった場合、0.25ロット以下に設定します。

こうしたロット計算は、以下の式で行うことができます。

ドル円など決済通貨が円の場合

ロット数
= 許容損失額(円) ÷ (1,000×損切り幅pips)

ユーロドルなど決済通貨が米ドルの場合

ロット数
= 許容損失額(円) ÷ (10×ドル円レート×損切り幅pips)

デイトレードでは、事前に新規注文を入れておいたり、決済指値・逆指値を設定しておく場合があります。その際は、ロット数を計算する時間的余裕があるので、この設定方法にチャレンジしてみてください。

ロットを設定する際には、強制ロスカット水準や証拠金維持率の危険水準を把握しておくことが重要です。これらの計算には、トレード計算ツールが便利です。リンクから簡単にご利用いただけますので、ぜひ活用してみてください。

トレード計算ツールはこちら arrow

XMでデイトレードに挑戦!おすすめの戦略とは?

XMTrading(エックスエム)は、豊富なボーナスや様々な口座タイプを提供しており、デイトレードしやすい海外FX業者です。ここからは、XMでデイトレードする際に有効な戦略について解説します。

ボーナスを活用して証拠金を強化しよう

XMTrading(エックスエム)を利用する大きなメリットの1つが、豊富なボーナスキャンペーンです。XMでは、以下のボーナスキャンペーンの他、期間限定で追加の入金ボーナスを実施していることもございます。これらのボーナスは、ボーナス自体を出金することはできませんが、ボーナスを活用した取引で得た利益はご出金可能です。

XMのボーナスキャンペーン概要

ボーナスキャンペーン 概要
口座開設ボーナス(入金不要) 15,000円分
入金ボーナス
  • 最大500ドル(相当額)までの100%入金ボーナス
  • 最大10,000ドル(相当額)までの20%入金ボーナス

XMに新規登録して頂いた方は、口座開設ボーナスを利用することで入金せずにトレードを開始することが可能です。XMの口座開設ボーナスは、全ての口座タイプが対象の使いやすいボーナスとなっています。尚、今なら期間限定で、通常3,000円のところ15,000円のボーナスに増額しております。

XMのボーナスのみで取引する方法の詳細はこちら arrow

XMの入金ボーナスは、500ドル(相当額)までの入金に対して100%ボーナスが付与され、それを超える入金額に対しては、最大10,000ドル(相当額)までの20%ボーナスが付与されます。入金ボーナスを利用することで証拠金を強化して有利なトレードが可能です。対象となるのはスタンダード口座とマイクロ口座で、初心者でも扱いやすく、デイトレードにも活用しやすい仕様となっています。

XMの口座タイプの詳細はこちら arrow

XMでは、入金ボーナスを上限まで使い切っても不定期でボーナスがリセットされることがあるほか、期間限定でキャンペーンを開催していることがあるため、定期的にボーナスの最新情報をご確認ください。

XMで現在開催中のボーナスキャンペーンはこちら arrow
point
ボーナスで得た利益は出金可能

XMの各種ボーナスは取引専用の証拠金になるため、出金することはできませんが、ボーナスを利用した取引で得た利益は自由に出金できます。ただし出金時には、残高に対する出金額と同割合のボーナスが消失する点にご注意ください。

XMのボーナスの出金と資金移動についての詳細はこちら arrow

XMのスタンダード口座はデイトレードしやすい口座タイプ

XMTrading(エックスエム)のスタンダード口座は、スプレッドがやや広めに設定されているものの、入金ボーナスやロイヤルティプログラムを利用できる強みがあります。ロイヤルティプログラムで付与されるXMP(XMポイント)は最大で1ロットあたり約6.6ドルのボーナスに交換できるため、実質コストを抑えることができます。

デイトレードで20pips程度の値幅を狙うのであれば、あえてスタンダード口座を使うとお得にトレードできるかもしれません。

trivia
XMPのコスト削減効果は?

ロイヤルティプログラムでは1ロットあたり最大約6.6ドルのボーナス還元になりますが、スプレッドに換算すると、約0.66pipsが還元される形になります。キャンペーンを活用すれば、スタンダード口座の実質コストは抑えることが可能です。

XM スタンダード口座の詳細はこちら arrow
XM ポイント(ロイヤルティプログラム)の詳細はこちら arrow

XMのKIWAMI極口座はデイトレードにもおすすめ!

取引量が多いトレーダーの場合、入金ボーナスによって証拠金を増やすよりも、スプレッドを抑えて取引コストを減らしたほうが、トータルでの利益が大きくなる可能性があります。

XMTrading(エックスエム)では、取引手数料不要で低スプレッド取引ができるKIWAMI極口座を提供しており、幅広いトレードスタイルに対応できる環境を整えています。20pips以下程度の狭い値幅を狙うデイトレードをメインで行う場合は、スプレッドの狭いKIWAMI極口座の利用を検討してもよいでしょう。

XMでは、トレードスタイルに応じてご利用頂ける様々な口座タイプをご用意しています。入金ボーナスを活用する際はスタンダード口座、より狭いスプレッドを重視する際はKIWAMI極口座がおすすめです。この機会にぜひ、XMの優れた取引環境によるデイトレードをお試しください。

XM KIWAMI極口座の詳細はこちら arrow
XMの極小スプレッドの詳細はこちら arrow

海外FXデイトレードでの失敗談を大公開!リスクを知って勝ち組になろう

海外FXのデイトレードは、短期間でも大きな利益を出せる魅力がある反面、資金やロットの管理やメンタルのコントロールができていないと、損失によって全ての口座残高を失うリスクがあります。

ここからは、4人のトレーダーの失敗談をもとに、海外FXのデイトレードで注意すべき損失リスクを解説します。皆さんはこうした失敗をしないよう、くれぐれもお気をつけください。

  • 損切りができず損失が拡大してしまったAさんのケース
  • 感情的にハイレバ取引を行い大損!Bさんのケース
  • 経済指標発表を忘れていて一瞬で損切りに⋯Cさんのケース
  • 無理にトレードを行って大きな損失を出したDさん

損切りができず損失が拡大してしまったAさんのケース

連勝が続くとつい自信過剰になってしまうことがあります。しかし、トレードにおいて過信は大きな損失を招く原因となります。自信過剰になってしまったが故に、適切な損切りを怠り、損失を拡大させてしまったAさんの体験談をみてみましょう。

トレード歴1年半の会社員兼業トレーダー

1日1トレードを続けてトレード歴が1年半になったAさん。

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Aさん
  • 海外FX歴1年半
  • 1ヶ月単位で勝ち越せることが増えてきた
  • 最近1週間は連勝中

最近1ヶ月単位で勝ち越せることが増えてきており、特にここ1週間は連勝中。そんななかいつも通り朝食をとりながらテクニカル分析を済ませ、エントリーの指値と、利確・損切りとなる決済指値・逆指値注文を出して出勤した。

昼休みにチャートをチェックするとエントリーはできていたものの、値動きが逆行しており逆指値までもうあまり余裕がない。しかし、ここ最近の連勝によって自分の思い通りに相場が動くかのような気分になっていたAさんは逆指値をキャンセルして午後の業務に戻る。

退勤後、そろそろ含み益になっているだろうと思いながらチャートを確認すると、レートはさらに逆行しており、含み損が膨らんでいた。まだ助かると思っているAさんは複数回のナンピンを決行。しかし逆方向にトレンドが発生しているため、その後に値が戻ることはなく、最終的には強制ロスカットになってしまった。

避けるためには

損切りの逆指値は「これ以上逆行すると保有ポジションの優位性がなくなる」という位置に設定するはずです。エントリー後に逆指値をキャンセルしたり遠ざける行為は、優位性が無い位置でポジションを保有し続けることになり、ギャンブル同様と言えます。

ポジションとは逆方向へ明らかに強いトレンドが発生したり、反対方向への強い動意となる材料が出た場合は逆指値を待たず損切りするのは良いですが、損切りを避けるためにキャンセルしたり遠ざけたりするのはやめましょう。

感情的にハイレバ取引を行い大損!Bさんのケース

海外FXの大きなメリットの1つが高いレバレッジによる資金効率の良さですが、過大なレバレッジは大損失と隣り合わせのギャンブルトレードになってしまいがちです。また、感情的なトレードの原因にもなることも多く見られます。目先の利益に捉われすぎてハイレバレッジトレードを繰り返してしまったBさんの体験談をみてみましょう。

夏休みを活かそうとしてトレードを始めた大学生Bさんの体験談

トレードを始めて1ヶ月、ハイレバレッジのデイトレードを続けているBさん。

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Bさん
  • 海外FX歴1ヶ月
  • ハイリスク・ハイリターンのトレードスタイル
  • ここ2週間は勝っており、爆発的に利益が出ている

最初は連続で強制ロスカットになったり、少し含み益がでても損切りになったりということが続いていたが、ここ2週間はずっと勝っており、多大な利益を手にしている。ハイリスク・ハイリターンのトレードスタイルに慣れてしまい、資金が増えたあともハイレバトレードを継続。しかし、チャンスとみて仕掛けたポジションが強制ロスカットになり、口座資金の大半を失ってしまう。

即座に、口座から出金していた資金をクレジットカード入金で再投入。損失額を1日で取り戻そうと頭に血が上り、さらに実行レバレッジをあげてトレード。

その結果、入金と強制ロスカットを繰り返し、積み上げた利益を全て失うにとどまらず、トータルの損益がマイナスになってしまった。

避けるためには

相場環境は常に同じではありません。数週間〜数ヶ月勝てる期間があっても、潮目が変われば結果が出にくくなることは良くあります。たまたま勝てる期間が続くと「自分は上手くなったんだ」と勘違いして、Bさんのようにハイレバトレードをしたくなってしまいますが、トレーダーとしての経験や技量が未熟な状態では、相場の変化に気付けずに大損を出すことにつながります。

取引するロットは、証拠金額と損失額から計算して設定することで、損失をコントロールし取引の安全性を高めることができます。また、強制ロスカットなど想定外の損失を出した時は、相場の環境を見誤っている可能性が高いので、一度テクニカル分析をしなおして仕切り直してみましょう。

証拠金の詳細はこちら arrow

経済指標発表を忘れていて一瞬で損切りに⋯Cさんのケース

アメリカの雇用統計や消費者物価指数などの注目度の高い経済指標は、レートの急変動やスプレッドの拡大の影響で想定外の損失に繋がりやすいため、発表時間を把握しておく必要があります。発表時間の確認を忘れてしまって想定外の損失となったCさんの体験談をみてみましょう。

帰宅後のトレードが日課のサラリーマンCさん

海外FX歴は3年ほどあり、帰宅後に行う5分足のデイトレードを楽しみにしているCさん。

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Cさん
  • 海外FX歴3年
  • 仕事を終えて帰った後のトレードを楽しみにしている

残業をこなし帰宅したのは21時。買って帰った夕食を食べながらチャートを開くと高値更新間近であることに気づく。まもなく直近高値を更新したためロングエントリーを決行。利益確定は直近高値の予定。

ところが、30分ほど経ったところで突如として100pips近い下落に巻き込まれてしまい、そこで、その日はアメリカの雇用統計の発表日だったことに気づく。

瞬間的な下落によってスリッページが発生し、想定していた損切り位置をかなり下回った位置での損切りに。許容額を大きく超えた想定外の損失を出してしまった。

避けるためには

この失敗の原因は経済指標発表の確認不足です。事前にイベントを把握し、重要な経済指標発表の際はエントリーを控えたり、保有ポジションを整理するなどの備えが必要です。疲労や焦りの影響でどうしてもスケジュールの確認を忘れてしまう場合はパソコンに付箋を貼り付けておくなどの工夫をしておきましょう。

経済指標発表や要人発言などのイベントは、海外FX業者のホームページなどで確認できます。例えばXMラボでは、イベントスケジュールのページを設置しており、日時・通貨・重要度などからイベントを確認可能です。

経済指標・予測カレンダーはこちら arrow

無理にトレードを行って大きな損失を出したDさん

デイトレードをするからには、毎日トレードをしたいと考える人もいるかもしれません。しかし実際には、トレードチャンスのない日が続くこともあります。この認識を誤っていた結果、気が焦って損失に繋がってしまったDさんの例をみてみましょう。

専業主婦のDさん

海外FX歴は5年ほどあり、これまでは数日単位でのスイングトレードを主に行っていたが、デイトレードのスタイルを試し始めて2週間が経った主婦のDさん。

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Dさん
  • 海外FX歴5年
  • 元はスイングトレーダーだったが、デイトレーダーへ転向
  • デイトレードを始めてからは日が浅い

ここまでは勝ち負けを繰り返しながらも、毎日5回前後のエントリーをして勝ち越している。ところがその日は、トレードルールに基づくエントリー条件を1度も満たさないまま夜になっていた。デイトレードというからには1度もトレードしないまま1日が終わるのは避けたいと思ったDさんは、たまたま開いたゴールドのチャートが絶好の取引チャンスに見えてしまう。

しかしDさんは普段ゴールドを取引しておらず、分析や検証が不十分だった。チャート上の重要な注意点を見落としていることに気づかずエントリーし、その結果損失に終わってしまう。

翌日、同じくエントリー基準を1度も満たさないまま夕方になる。昨日の損失分を取り戻したかったDさんは焦った結果、「昨日の負けはたまたまだろう」と昨日同様にゴールドに挑むも3連敗してしまった。

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避けるためには

デイトレードといっても、毎日トレードチャンスがある訳ではありません。トレードスタイルや手法にもよりますが、1度もトレードチャンスがない日があることを把握しておきましょう。

相場環境次第では数日間トレードができないこともありますが、焦りからトレードルールを無視したエントリーをしても、結果が伴わず損失を重ねることになりがちです。

相場環境に合わせてトレードルールや銘柄を変更することも時には必要になりますが、その場合は過去検証をして優位性のあるルールであることを確認したうえで採用するようにしましょう。

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連敗はなぜ起きる?

連敗の一因として、自身のトレード手法に適した相場環境を待てていないことが挙げられます。例えば、トレンドフォロー型の手法では、できるだけ早くポジションを持とうとするあまり、トレンド形成前にエントリーを繰り返してしまうことがあります。その結果、意図しない連敗につながるケースも考えられるため注意が必要です。こうした状況を避けるためにも、相場の流れを見極め、適切なタイミングまで待つことが重要です。

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本記事では、MTF(マルチタイムフレーム)分析を活用したデイトレードの考え方や、海外FXで注意したいポイントについて解説しました。取引スタイルはトレーダーごとに異なるため、こうした情報を参考にしながら、自分に適した手法を模索することが重要です。

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