スポット取引

スポット取引

読み方、同義語、対義語

読み方 すぽっととりひき
同義語 スポットトレード、直物取引
対義語 先物取引

スポット取引とは、売買契約の成立と同時に現物の受け渡しが行われる取引のことです。「直物取引」とも呼ばれます。反対に、将来のある時点において現物の受け渡しを行う取引のことを、先物取引と呼びます。

為替の場合、為替市場における現物取引がスポット取引にあたります。先物ではなく通貨の現物を取引するため、スポット取引を行う市場参加者の大半は為替差益を狙う投資家ではなく、貿易や国際金融に関わる企業などの実需筋です。スポット取引によって売買された通貨は一般的に2営業日後に決済され、現物の受け渡しが行われます。この日のことを受渡日といいます。

これに対してFXは現物の受け渡しを行わず、スポット取引とは別物です。FXは差金決済取引(CFD)であり、スポット取引で適用されている為替レートを参照し、それに近いレートで通貨ペアを取引するデリバティブ(金融派生商品)です。外国通貨を売買しているにもかかわらず現物がやり取りされることはなく、日本円ベースで取引することができます。

point 為替レートはスポット取引のレート

テレビや新聞など、経済に関連するニュースで報道されている米ドル円相場などの為替レートはスポット取引で適用されているレートです。このようにスポット取引で適用されている為替レートのことを、スポットレートといいます。

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