戻り売り

戻り売り

読み方、同義語、対義語

読み方 もどりうり
対義語 押し目買い

戻り売りとは、相場が下降している中で、一時的に上昇した水準で新規の売りエントリーをすることです。この、一時的に高い水準は戻り目と呼ばれます。長期的な視点では、下降トレンドの流れを追う順張りになりますが、短期的な視点では、上昇から下降への反転を狙う逆張りになります。

戻り売り

FXで利益を上げるための売買戦略として、最も推奨されているのが順張りのトレンドフォローです。下降トレンドでの順張りで利益を大きくするには、戻りを狙うこと、つまりより高いレートになるのを待つことが重要です。戻り売りは、できるだけ高いレートで売ろうという戦略なのです。これとは逆に、上昇している相場に対して、一時的に下降した水準で新規の買いエントリーをすることを「押し目買い」と呼びます。

戻り売り
point 戻り売りをする目安は?

戻り売りの目安として、チャート上にトレンドラインや移動平均線を表示し、それらのラインで2回、3回と反転している実績を確認してからトレードすると、ダマシを減らすことができます。また、相場の経験則として、下落した値幅に対して3分の1、2分の1(半値戻し)くらいまで上昇するといった傾向もあり、そうした反発の割合を参考にする投資家もいます。

通貨ペアによっては、上昇トレンド時はじわじわ上昇し、下降トレンド時は一気に下降するという特徴があるため、戻り売りは押し目買いよりも短期で、なおかつ大きな値幅を獲得できる場合があります。

なお、戻り売りとは考え方の異なる戦略に、「ブレイクアウト」があります。これは、安値を割り込むタイミングで新規売りエントリーをします。戻り売りよりは値幅を稼げませんが、安値を割り込む際には相場が勢いづくことが多く、その勢いに乗って短期で利益を上げることができます。

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