スキャルピング

スキャルピング

読み方、同義語、対義語

読み方 すきゃるぴんぐ
同義語 スキャル

スキャルピングとは、わずかな利幅を狙って短期売買をすることです。FXではレートの最小単位をpipsで表しますが、スキャルピングで狙うのは5pipsや10pipsといった小さな値幅です。ちなみに「スキャルプ」というのは頭皮という意味で、頭の皮を薄く剥ぐインディアンの風習から「頭皮のように薄い利幅を剥ぐ」ことになぞらえてスキャルピングと呼ばれています。

スキャルピングは狙う利幅が小さいことから、レートが少し動いただけで利益確定をします。そのため、数秒や数分といった超短期売買になることが大半で、短期売買に適しているFXの中でも、最も短い時間軸のトレード手法です。売買を1日で完結させるデイトレードと比較すると、デイトレードが一つのポジションを保有している間に、より短い時間軸で小刻みにエントリーと決済を繰り返し、何度も利益を狙っていくのがスキャルピングです。デイトレードよりも1回のトレードあたりの獲得pipsが少なくなる分、売買の回数は多くなります。

スキャルピング

超短期売買を何度も繰り返して利益を積み上げていくため、スキャルピングで利益を上げるには、FX会社のスプレッドが重要な意味を持ちます。トレードのたびにスプレッドがコストとなるため、スプレッドは狭ければ狭いほど有利になります。またそれとは別に、スリッページが発生しやすいFX会社だと、小さい利幅を狙うスキャルピングでは利益を確定したつもりが、逆にマイナスになってしまうといったことが起こり得ます。スプレッドの狭さと約定力という、FX会社のスペックが勝敗を分ける重要な要素になるのです。

knowledge FX会社がスキャルピングを禁止する理由

スキャルピングについては、FX会社によってその扱いが異なります。「スキャルピングOK」と公表しているFX会社がある一方で、明確に禁止している、もしくは推奨していないFX会社もあります。スキャルピングが禁止される理由は、短時間に多くの注文を出すことでサーバーシステムの負荷が高くなり、FX会社がカバー先に注文を流すことが間に合わず、損をしてしまうリスクがあるからです。

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