2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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日経平均株価とは、日本経済新聞社が東証1部に上場する約2,000銘柄から、市場流動性(売買の活発さや安定度)の高い225銘柄を選定し、その株価から算出する指数のことです。日本の株式市場の動向を示す代表的な指数で、日経平均、日経225とも呼ばれます。過去の最高値は、バブル経済真っただ中の1989年12月29日に記録した38,915円です。また、バブル崩壊後の最安値は、2009年3月10日に記録した7,054円です。
日経平均株価は、日本株式市場の動向を正確に反映しているとは言い難い部分もあります。225銘柄の「時価総額加重平均」でなく「株価平均」を単純に修正して求めるため、株価が高い「値がさ株」の上下動による影響を強く受けます。
具体的には、ファーストリテイリングやソフトバンクグループの株価が、大きな影響力を持ちます(2020年12月時点)。例えば、225銘柄のほとんどの銘柄が株価を上げている一方で、その2社が大きく値下がりした場合、その影響によって日経平均株価が下がってしまうことが起こり得るのです。これが日経平均株価の弱点です。
日経平均株価の対象として選定される225銘柄の構成は、年に1回、原則として10月初めの定期見直しにより、入れ替えられます。その定期見直しでは、市場流動性とセクター(技術、金融、消費、素材、資本財・その他、運輸・公共の6種類の分類)間のバランスが考慮されます。基本的に、市場流動性の高い銘柄が新規採用され、低くなった銘柄が除外されます。それとは別に、構成銘柄に上場廃止等の突発的理由が発生した場合は、臨時入れ替えが行われることもあります。
作成日
:
2020.12.29
最終更新
:
2024.11.15
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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