日経平均株価

日経平均株価

読み方、同義語、対義語

読み方 にっけいへいきんかぶか
同義語 日経平均、日経225

日経平均株価とは、日本経済新聞社が東証1部に上場する約2,000銘柄から、市場流動性(売買の活発さや安定度)の高い225銘柄を選定し、その株価から算出する指数のことです。日本の株式市場の動向を示す代表的な指数で、日経平均、日経225とも呼ばれます。過去の最高値は、バブル経済真っただ中の1989年12月29日に記録した38,915円です。また、バブル崩壊後の最安値は、2009年3月10日に記録した7,054円です。

日経平均株価は、日本株式市場の動向を正確に反映しているとは言い難い部分もあります。225銘柄の「時価総額加重平均」でなく「株価平均」を単純に修正して求めるため、株価が高い「値がさ株」の上下動による影響を強く受けます。

具体的には、ファーストリテイリングやソフトバンクグループの株価が、大きな影響力を持ちます(2020年12月時点)。例えば、225銘柄のほとんどの銘柄が株価を上げている一方で、その2社が大きく値下がりした場合、その影響によって日経平均株価が下がってしまうことが起こり得るのです。これが日経平均株価の弱点です。

knowledge 日経平均株価は定期的に見直される

日経平均株価の対象として選定される225銘柄の構成は、年に1回、原則として10月初めの定期見直しにより、入れ替えられます。その定期見直しでは、市場流動性とセクター(技術、金融、消費、素材、資本財・その他、運輸・公共の6種類の分類)間のバランスが考慮されます。基本的に、市場流動性の高い銘柄が新規採用され、低くなった銘柄が除外されます。それとは別に、構成銘柄に上場廃止等の突発的理由が発生した場合は、臨時入れ替えが行われることもあります。

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