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インスタントエクスキューション

GLOSSARY

FX用語解説集

XMTrading(エックスエム)ラボでは、便利なFX関連の用語集を提供しております。FXトレードに関する専門用語をわかりやすく、具体的に解説しておりますので、FX初心者の方でも安心してトレードを始めることができ、FX取引のスキルアップにつながります。

インスタントエクスキューション

読み方、同義語、対義語

読み方 いんすたんとえくすきゅーしょん

インスタントエクスキューション(Instant Execution)とは、トレーダーの注文を一旦FX会社が相手となって約定させ、その後カバー先金融機関に発注する方式のことです。インスタントエクスキューションは「即時実行」を意味し、トレーダーの注文がFX会社によって即時に約定することを由来としています。

インスタントエクスキューションは、トレーダーの注文をそのままカバー先金融機関に発注するSTP方式の一種です。STP方式には他に「マーケットエクスキューション」があります。インスタントエクスキューションはFX会社が約定を行うのに対し、マーケットエクスキューションはカバー先金融機関で約定が行われるという違いがあります。

インスタントエクスキューションとマーケットエクスキューション

インスタントエクスキューションの取引ではまず、FX会社がカバー先の金融機関にアクセスし、価格情報を取得します。続いて、FX会社はその価格をトレーダーに提示します。この際、レートをそのまま提示することもありますし、スプレッドを上乗せした価格で掲示することもあります。トレーダーが注文を出すと、FX会社はその注文を一旦自社で約定させ、その後カバー先金融機関に発注します。FX会社に注文が到達した段階で約定するため、カバー先金融機関と取引する場合よりも約定のスピードが速いというメリットがあります。

その一方で、トレーダーの注文がFX会社にとって不利になりそうなレートだった場合、約定拒否やリクオートが行われる可能性があるというデメリットもあります。どの程度で約定拒否・リクオートが発生するかはFX会社によって異なり、事前に知ることはできませんが、相場の動きが激しい時や、流動性(リクイディティ)が低下した時などには起きる可能性が高くなります。インスタントエクスキューションを採用している口座タイプで注文する場合、取引が注文時の価格で約定するか、もしくは拒否されるかのどちらかになります。ほとんどの注文は約定拒否・リクオートなく約定しますので、インスタントエクスキューションは、提示された価格通りの取引をしたいと考える人に向いています。

point マーケットエクスキューションとの違い

インスタントエクスキューションは、約定スピードが早く、提示された価格で約定が行われるというメリットがあります。一方、マーケットエクスキューションでは、インスタントエクスキューションと違いスリッページが発生する可能性があります。しかし、約定拒否が存在しないというメリットがあるため、確実な約定をしたい人に好まれています。

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