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前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
8月4日のNY市場は株高・円高・原油安。注目度の高い経済指標の発表がない中、米株の主要3指数はそろって反発。弱い雇用統計で急落した下落幅を全戻しした。非農業部門雇用者数の数字が予想を下回り、なおかつ5月・6月の発表分まで大幅に下方修正され、雇用市場の弱さが確認されたことでFRBの早期利下げ期待が進展。9月の利下げ確率が85%程度まで高まり、年内3回の利下げも45%程度の確率まで織込まれたことが株高要因となった。NYダウ(US30)は前日比+1.34%、S&P500(US500)は前日比+1.47%、ナスダック(US100)は前日比+1.95%、半導体指数は前日+1.75%。前日、ボリンジャーバンドの+2σを上抜ける水準まで上昇したVIX指数は20日移動平均線まで全戻し。ドルインデックスはやや低下。欧州通貨のドルストレート銘柄はほぼ横這いとなったが、クロス円銘柄は米ドル/円の下落に連れて下値を探る動きとなった。週明けの東京市場で100pips近く買い戻された米ドル/円(USDJPY)は、欧州時間に入ると円高が進行。NY時間にも円が買われ、147円割れまで下落した。ユーロ/円、英ポンド/円も小幅に続落。WTI原油(OIL)は続落。OPECプラスが9月増産で合意したことで供給過剰が意識された。ロシア産原油の最大輸入国であるインドに追加関税をちらつかせて圧力をかけるトランプ大統領に対して、インド外務省が声明を発表。米国が今もなお、原子力産業向けのウラン六フッ化物、電気自動車産業向けのパラジウム、肥料、化学品などをロシアから輸入し続けている事実を指摘して、米国の要求に応じぬ姿勢を示したことも重しとなった。米国とBRICS諸国との対立が激化することになれば、リスク回避の動きが強まる可能性も想定される。金(GOLD)はドル安との逆相関で小幅に続伸。株式市場は強気に押し目買いが進む一方で、リスク懸念は依然としてくすぶり続けている様子が見て取れる。本日は、日本時間8時50分に日銀議事録(6月16日-17日開催分)が公表される。次回会合での利上げ期待につながる内容が確認されれば、さらなる円高進行の可能性も想定しておきたい。
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ドル円
ポンド円
金
ボラティリティ縮小ながら円高進行。
昨日の実績
ボラティリティ縮小ながら円高進行。
週明けの主要銘柄は雇用統計でのボラティリティ拡大の反動か、小幅な動きにとどまったものの、米ドル/円(USDJPY)の下げがクロス円全般を牽引。米ドル/円(USDJPY)は朝方の安値147.00付近から東京時間に148円台まで回復するものの、その後は円が買い戻されて147円割れの水準まで下落。日足で長い上ヒゲを形成した。日中値幅は122pips。前日(362pips)の約3分の1。直近20日間の平均値幅142pipsにも届かぬ値幅となった。英ポンド/円(GBPJPY)のボラティリティも先週末に比べると大幅縮小ながら、直近20日間の平均値幅135pipsを上回る日中値幅150pipsまで拡大。ドルストレート(GBPUSD)が対ドルでほぼ横這いとなったことで、欧州時間のクロス円下落が素直に反映された格好だ。
日本時間18時00分に、ユーロ圏・生産者物価指数(PPI)が発表される。前年同月比は前回0.3%。前月比は今回0.9%(前回-0.6%)と予想されている。生産者物価指数(PPI)の上昇はインフレ傾向を示し、逆にPPIの下落はデフレ傾向と見ることができる。PPIの変動は欧州中央銀行(ECB)の金融政策を推測する手がかりとなる。EUはトランプ関税を巡る協議で一括15%関税で合意に達したが、直後にはユーロはドル高に押されて大幅下落。先週末の米・雇用統計では一転、ドル売りとの逆相関で大きく反発。7月のユーロ圏のインフレ率はECBが目標とする2%にとどまり、利下げを急ぐ必要はないとする慎重派の主張を裏付ける結果となった。年内にあと1回の利下げが行われる確率は50%未満に低下。ユーロは対ドルでの強さを維持するのか。マーケットの反応を注視しつつ、ユーロ/米ドル(EURUSD)の方向性を見守りたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間22時45分に、7月の米・サービス業PMI(購買担当者景気指数)改定値が発表される。7月24日に発表された速報値は55.2。予想値の53.0も上回り、前月の52.9から大きく上昇した。同時に発表される総合PMIの速報値は54.6。前月の52.9から上昇し、昨年12月以来の高水準となった。今回の改定値では速報値とのズレが生じるのかが注目される。欧州時間の16時50分にはフランス、16時55分にはドイツ、17時00分には欧州、17時30分には英国のサービス業PMI(改定値)も相次いで発表されるため、マーケットの動向を注意深く見守りたい。先週末の雇用統計を受けて急落したS&P500(US500Cash)は、週明けには大きく買われて下げ幅を全回復。格好の押し目となった。このまま最高値を更新する動きとなるのか。S&P500(US500Cash)の動きからトレードチャンスを捉えたい。
XMのインデックス取引の詳細はこちら日本時間23時00分に、7月の米・ISM非製造業景況指数が発表される。今回の予想は51.5。前回の50.8からやや強い数字が予想されている。ISM非製造業景況指数は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management)が算出する非製造業(=サービス業)の景況感を示す指標で、景気先行指数として注目される。製造業の景況感を示すISM製造業景況指数の2営業日後に発表される。米国の労働者の約85%がサービス業に従事しているだけに、非製造業(サービス業)の景況感指数は経済の先行指標として意識される。50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退を示す。先週金曜日(8月1日)に発表されたISM製造業景況指数は予想を下回り(予想49.5、結果48.0)、今年3月から5か月連続で50を割り込む結果となった。一方、サービス業の景況感を示すISM非製造業景況指数は、トランプ大統領就任以降も50以上を維持。5月は49.9と、景気判断の分岐点となる50をわずかに割り込んだが、6月には50を回復した。再び50を割り込む結果となれば、米・雇用統計からの下げが加速する可能性も想定される。米ドル/円(USDJPY)の動きからトレードチャンスを捉えたい。
XMのドル円取引の詳細はこちら作成日
:
2025.08.05
最終更新
:
2025.08.05
前日の取引実績(2025年8月6日)
前日の取引実績(2025年8月5日)
前日の取引実績(2025年8月4日)
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