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前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
5月12日のNY市場は株高・ドル高・原油高。週末にスイスで開催された米中協議の共同声明が日本時間16時に発表されたことを受けて米株は時間外で軒並み急騰。米中双方が115%の関税の一時引き下げ(90日間の期限付き)に合意したことで世界的な景気悪化懸念が大きく後退。リスク選好の雰囲気が強まった。NYダウ(US30)は前日比+2.81%の1,160.74ドル高。S&P500(US500)は前日比+3.26%、ナスダック(US100)は前日比+4.35%。米株の主要3指数はそろって高値引けとなった。日経株価(JP225)も時間外取引で38,700円台に浮上。為替は米ドル買いが強まりドルインデックスは101.99まで急進。米ドル/円(USDJPY)は148.60超へ上昇。クロス円銘柄もそろって連れ高。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)とオセアニア通貨(豪ドル、NZドル)はドルストレートで大幅下落。特に対ドルで強含んでいたユーロの下げ幅が目立つ展開となった。WTI原油(OIL)は続伸。米中協議の共同声明発表直後の欧州時間に大きく上値を伸ばしたものの、引けにかけてはOPECプラスの増産が意識されて上げ幅を解消した。金(GOLD)は、米10年債利回りの大幅上昇と逆相関を為す動きで大幅下落。リスク懸念後退で大きく売られた。5月1日の安値にほぼ面合わせする水準でいったん下げ止まったものの、ここを割れるとロングポジションの投げ売りが始まる可能性も想定しておきたい。米株引け後には、グリア米通商代表部(USTR)代表の「うまくいかなければ対中関税再引き上げあり得る」との発言が伝わっている。本日は、米・消費者物価指数(CPI、CPIコア)に注目。トランプ大統領は16日までの予定でサウジ、UAE、カタールを訪問。トルコに立ち寄る可能性も伝えられている。
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ドル円
ポンド円
金
ドル高でボラティリティ急拡大。
昨日の実績
ドル高でボラティリティ急拡大。
日本時間16時に発表された米中協議の共同声明を受けてドルが急騰。東京時間には小幅で様子見ムードの強かった米ドル/円(USDJPY)は、146.07付近から148.00超えまで一気に上昇。NY時間にも148.60付近まで値を伸ばし、日中値幅294pipsを示現した。直近20日間の平均値幅し168.7pips。英ポンド/円(GBPJPY)も直近20日間の平均値幅162pipsを大きく上回る217pipsの値幅で上昇。ドルストレート(GBPUSD)での下げにやや動きを相殺されながらも、ドル円の動きに強く牽引されて値幅を拡大した。金(GOLD)はリスク懸念の後退から大幅下落。前日終値から大きく窓を開けてスタートしたため、日中値幅は82.2ドルと平均的な動きにとどまった感があるものの、終値は前日比-1.46%と値幅を伴う下落となった。5月1日の安値に面合わせてする水準で下げ止まったことから、押し目待ちの買いの強さは伺えるが、支持線を割れれば下に入りボラティリティが拡大する可能性も想定しておきたい。
日本時間15時00分に、4月の英・雇用統計が発表される。英国の雇用統計は、失業率・雇用者数・失業保険申請件数など複数の雇用関連指標で構成される統計。英国国家統計局(ONS)が毎月発表しており、ONS基準の失業率と国際労働機関(ILO)基準の失業率や失業保険申請件数が同時に発表される。前回3月の結果では、給与所得者が7万8,000人超の減少となり、前月から減少幅が増加。失業率は4.4%の横ばいだったものの、失業保険申請件数は前月を上回る結果となった。英国では4月から実施される国民保険料の企業負担率引き上げを前に、人員削減の動きが広がったとみられる。関税による不確実性も企業の景況感の重しになっており、雇用市場の減速が懸念される。また、イングランド銀行(BOE)が金融政策を決定するうえで注視している賃金上昇率も目標を大幅に上回る状態が続いており、高止まりが続けば利下げ見送りの材料と受け取られる可能性が高い。複数指標の結果を総合的に判断し、英ポンドがどのような動きを示すのか注目したい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間18時00分に、5月のドイツ・ZEW景況感指数が発表される。市場予想は10.0。大幅に減速した前回値の-14.0からやや回復する見込み。ZEW景況感指数は、欧州経済研究センター(ZEW)がドイツの景況感について調査した指標。今後半年の景況感についてアンケート調査を実施し、指数化した数値が発表される。調査月の中旬頃に発表され、ドイツの景気指標の中でも特に先行性が高いため、景気判断のための先行指標として注目度が高い。前回4月の結果は3月の51.6から急落しており、米国による関税発動の影響が投資家心理に顕著に表れる結果となった。特にドイツの製造業への影響が大きいとみられており、ドイツ経済は引き続き軟調に推移すると予想されている。同時刻にはユーロ圏の5月ZEW景況感指数も発表されるため、指標発表後のユーロ/米ドル(EURUSD)の反応を見極めたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間21時30分に、4月の米・消費者物価指数(CPI)が発表される。市場予想は、総合指数が前月比0.3%、前年比2.4%。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は、前月比0.3%、前年比2.8%。総合指数とコア指数ともに、前月比で前回値からの伸びが見込まれており、前年比は横ばいと予想されている。前回3月の結果は、予想外の伸び率鈍化が示された。主にエネルギーの下落が全体の押し下げ要因となっており、世界的な景気後退懸念による原油需要の鈍化やOPECプラスによる増産が原油価格を押し下げたことが背景となっている可能性が高い。今回は4月の関税発動後最初のデータが反映されるため、関税によるインフレ上昇の兆しがどの程度表れているのか注目される。予想を上回る強い結果が示された場合、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待が後退し、米ドル/円(USDJPY)の買いが加速する可能性があることを想定しておきたい。
XMのドル円取引の詳細はこちら作成日
:
2025.05.13
最終更新
:
2025.05.13
前日の取引実績(2025年7月31日)
前日の取引実績(2025年7月30日)
前日の取引実績(2025年7月29日)
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