トリプルボトム

トリプルボトム

読み方、同義語、対義語

読み方 とりぷるぼとむ
同義語 逆三山
対義語 トリプルトップ、三山

トリプルボトムとは、相場の大底圏で、近い水準にある3回の安値をつけたのちに、上昇トレンドに転じるチャートパターンです。ダブルボトムは谷が2回なのに対し、こちらは3回の谷を作ってから上昇します。3つ並ぶ谷のうち、中央の谷が一番深い場合は、特に逆三尊と呼ばれます。考え方としては、それまで3回下げようとするもことごとく同じ水準で阻止されたため、それ以上の下降の力がないと市場参加者が判断し、トレンドが下降から上昇に転じるというものです。

トリプルボトムを構成する三つの谷が出現している間の、一時的な高値のことをネックラインと呼びます。上昇の過程でネックラインを価格がブレイクすると、本格的に上昇しやすいといわれます。

トリプルボトムのネックライン
point 2013年から2018年のユーロドル相場でもトリプルボトムが出現
トリプルボトムで相場が転換したチャート例

過去のチャートを振り返ると、結果的にダブルボトム、あるいはトリプルボトムの形が出た水準が底になり、そこから反転上昇している値動きをよく見かけます。

2013年~2014年にかけて、ユーロドルは、1.40付近から1.04付近までの3500pips以上も下落する、長い下降トレンドを形成しました。このトレンドが上昇に転じる際にも、大きなトリプルボトムが出現しています。

免責事項:Disclaimer

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。