close

新規口座開設ボーナス
15,000円プレゼント

Segwit

GLOSSARY

FX用語解説集

XMTrading(エックスエム)ラボでは、便利なFX関連の用語集を提供しております。FXトレードに関する専門用語をわかりやすく、具体的に解説しておりますので、FX初心者の方でも安心してトレードを始めることができ、FX取引のスキルアップにつながります。

Segwit

読み方、同義語、対義語

読み方 せぐうぃっと

Segwitとは、「隔離された署名領域」を意味する「Segregated Witness」の略称で、トランザクション(取引)の識別を行うトランザクションIDの算出に、改ざんが可能な署名データを含めず、隔離することを指します。これにより、トランザクションの改ざんが防止できる他、一つのブロックに入るデータ量が抑えられるため承認作業のスピードが向上します。いくつかの仮想通貨(暗号資産)がSegwitを採用しており、2017年8月に行われたビットコインのソフトフォークでも実装されました。

Segwitの仕組み

ビットコインでは、トランザクションを「スクリプト」と呼ばれる計算方式で暗号化して「トランザクションID」を発行します。トランザクションIDは各トランザクションの識別を行うものですが、トランザクションIDの算出に用いられる署名データが改ざん可能であるため、トランザクションIDそのものも改ざん可能です。そして、トランザクションの識別にトランザクションIDのみを使用しているウォレットでは、同一のトランザクションを再度使用する「二重送金」に悪用されることもあります。これを「トランザクション展性(マリアビリティ問題)」といい、Segwitによって改ざん可能な署名データを隔離することで解決することができます。

また、ビットコインは1ブロックにおける容量が1MBに制限されていることで、取引量の増加にビットコインの処理速度が追いつかず、結果としてトランザクションの承認作業の遅延が発生してしまう「スケーラビリティ問題」という欠点も抱えています。Segwitによって署名データを隔離することで、その分1つのブロックに入るデータ量が抑えられ、処理速度が向上します。Segwitは、トランザクション展性とスケーラビリティ問題という2つの課題の解決を目的に導入されました。

point Segwit実装による新たな問題

Segwitの実装について、新たな問題も浮上しています。Segwit実装の仕様は複雑になっており、実装したビットコインを保管するにはウォレットもSegwitに対応しなければなりません。さらに、取引手数料の相場低下によるマイニング報酬の減少や、トランザクションを分けたことによる通信量の増加など幾つかの問題点が浮上しており、Segwit普及の足止めとなっています。

免責事項:Disclaimer

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。