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ROE

GLOSSARY

FX用語解説集

XMTrading(エックスエム)ラボでは、便利なFX関連の用語集を提供しております。FXトレードに関する専門用語をわかりやすく、具体的に解説しておりますので、FX初心者の方でも安心してトレードを始めることができ、FX取引のスキルアップにつながります。

ROE

読み方、同義語、対義語

読み方 あーるおーいー
同義語 自己資本利益率

ROE(Return On Equity)とは、日本語で「自己資本利益率」といい、当期純利益を自己資本で割って求めます。自己資本、つまり株主の投資額に対して、どれくらいの利益を生み出しているかを示す指標です。ROEが大きい企業は、資本を有効活用し大きな利益を生み出している、非常に効率的な経営を行っているということになります。

ROE

例えば、自己資金が10億円の企業で当期純利益が2億円だった場合、ROEは「2億円 ÷ 10億円 ×100」で20%となります。

ROE

ROE =
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

以前は「株主資本利益率」とも呼ばれていましたが、2006年の会社法施行と会計基準の変更により、「株主資本」と「自己資本」が区別され、自己資本利益率が正しい呼び名とされるようになりました。

当期純利益は、企業のオーナーである株主に帰属する利益であり、ROEは株主にとっての「利回り」のようなものと考えられます。同業他社を比較する際には、経営や資金効率の観点を吟味することも重要です。とはいえ、株価の動きには折々の経済環境や投資家の期待が反映されるため、高ROE企業の株式に投資したからといって、必ず高い利益が得られるとは限りません。

knowledge ROEの国際比較と注意点

米国企業に比べると、日本企業のROEは一般的に低い傾向があります。そのことに着目し、経営の効率性を高めてROEを向上させることが、日本企業にも強く求められるようになってきています。米国株式のROEは日本株式の2倍程度であり、それだけ経営の効率性が高いということになります。しかし、米国企業と日本企業における「資本政策の違い」には留意する必要があります。米国流に自己資本を減らし負債を増やせばROEは上がりますが、経済ショックなどで債務超過となるリスクが上がります。ROEの背景にも注目するべきといえます。

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