モナコイン

モナコイン

読み方、同義語、対義語

読み方 もなこいん
同義語 MONA

モナコイン(MONA)とは、日本の掲示板サイト2チャンネル(現5チャンネル)内でMr.Watanabeにより開発された仮想通貨(暗号資産)で、ロゴは2ちゃんねるのアスキーアートのモナーがモチーフとなっています。現在のところ取引できるのは国内の取引所が中心で、バイナンスなどの大手取引所では扱われていません。

モナコイン(MONA)

特徴としては、日常の取引や決済に使いやすいよう設計されていることから取引速度が速く、送金は約90秒で完了します(ビットコインの場合は約10分)。コンセンサスアルゴリズムは、ビットコインと同じPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用しています。

モナコイン(MONA)

モナコインは完全分散型の仮想通貨で、開発者もユーザー同様にマイニングを行うなどの手段でしか入手ができない仮想通貨です。発行上限枚数は1億512万MONAに設定されています。半減期に関しては、約1,051,200ブロックごとに半減期を迎える設定がされているため、予測としては約3年半程度の周期が目安とされ、過去2017年7月と2020年9月に半減期を迎えています。

モナコインは、ブロックに入れるトランザクション(取引)のフォーマット整理を行う技術であるSegwitを導入しています。Segwitはビットコインにおいて、取引データの増加に対してブロック容量が小さいため、承認作業の遅延などが発生するスケーラビリティ問題の解決策として期待されていました。しかし、ビットコインよりも先にモナコインがSegwitを実装し、送金詰まりなどの問題や送金速度の向上に成功したため、注目を集めました。

他にも、モナコインはアトミックスワップを導入しています。アトミックスワップは仮想通貨取引所を利用しなくても直接仮想通貨の取引が行える機能で、ブロックチェーンが異なる仮想通貨でも素早い取引を行うことができます。アトミックスワップ機能をモナコインが搭載をしていることで、取引所を利用しないことによる安全な取引が行え、送金手数料などもゼロに近い形で交換することができます。

モナコインは日本の掲示板サイト2ちゃんねる発祥ということもあり、コミュニティが主体となり発展を続けています。誕生当初からモナコインを盛り上げようという意識を持つ人が多く、ユーザーによる様々なサービスの開発や神社の建立(長野県)などが行われています。

knowledge 独自の投げ銭機能

モナコインには複数の投げ銭サービスがあり、ツイートで投げ銭が行えるサービスtipmonaなどが提供されていました(2019年9月サービス終了)。他にも、語呂合わせで少額の送金を行う文化が形成され「0.00114114(いいよいいよ)」「0.004649(よろしく)」といった送金が行われています。

免責事項:Disclaimer

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。