2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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FX用語解説集
XMTrading(エックスエム)ラボでは、便利なFX関連の用語集を提供しております。FXトレードに関する専門用語をわかりやすく、具体的に解説しておりますので、FX初心者の方でも安心してトレードを始めることができ、FX取引のスキルアップにつながります。
マジックナンバーとは、世界的に有名なFX取引プラットフォームであるMetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)で使用される売買注文の識別番号のことです。MT4/MT5ではエキスパートアドバイザ(EA)と呼ばれる自動売買プログラムや手動による注文など、複数の方法で売買注文が出されます。それらの注文にマジックナンバーを付与することで、どのEAから出された注文なのか、もしくは手動で出された注文なのかを管理しています。
あらかじめプログラムしておいたEAを稼働させることによって自動売買が可能になるのはMT4/MT5の大きな特徴です。一つのMT4/MT5プラットフォーム上で複数のEAを同時に稼働させることが可能ですが、それぞれどのEAから出された注文かを識別するためにマジックナンバーが用いられます。そのため、複数のEAを同時に稼働させる場合はそれぞれのマジックナンバーを別の番号に設定する必要があります。マジックナンバーが重複すると、別のEAがエントリー注文を出したポジションに対して、注文変更や決済を行ってしまうなどの誤作動の原因になります。
マジックナンバーは0から2147483647まで任意の数が使用できます。なお、0(ゼロ)は手動で注文を出したときに割り当てられるマジックナンバーなので、EAにマジックナンバーを設定するときは通常0以外の番号が使用されます。
MT4/MT5ターミナル画面の「取引」タブや「履歴」タブでは、稼働中のEAが建てたポジションから、マジックナンバーを確認することができます。同じマジックナンバーが付与されているポジションは同じEAが建てたものであることが分かるため、EAの成績確認などに利用できます。
作成日
:
2021.05.07
最終更新
:
2025.04.07
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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