2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
MENU
移動平均乖離率とは、移動平均線からどれだけ乖離しているかを数値化したオシレーター系のテクニカル指標です。移動平均線と同じレートにあるときはゼロとなり、移動平均線の上にあるときはプラス値、下にあるときはマイナス値となります。
上下に乖離したレートはいつか移動平均線に収れんするという考え方に基づき、移動平均線からどれだけ離れているかによって相場の買われ過ぎ、売られ過ぎといった過熱感を知ることができます。
移動平均乖離率 =
{(当日の終値 - 移動平均値)÷ 移動平均値}× 100
移動平均線よりも上にレートが位置する場合は上方乖離、逆に下に位置する場合は下方乖離と呼ばれ、上方乖離の値が大きいほど買われ過ぎ、下方乖離の値が大きいほど売られ過ぎと判断することができます。
移動平均乖離率は中央の0%から上下に変動する形で描画されます。過去に大きく上か下に振れたことがある場合、そこが「警戒圏」の参考になります。仮に上下2%で推移していた場合、+2%まで上昇すれば買われ過ぎのため売りのサイン、-2%まで下がれば売られ過ぎのため買いのサインと見なすことができます。警戒圏は相場展開によって一定ではないため、直近の最も上下に振れたところに注目するのが基本です。
作成日
:
2021.04.30
最終更新
:
2024.11.22
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。