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タカ派

GLOSSARY

FX用語解説集

XMTrading(エックスエム)ラボでは、便利なFX関連の用語集を提供しております。FXトレードに関する専門用語をわかりやすく、具体的に解説しておりますので、FX初心者の方でも安心してトレードを始めることができ、FX取引のスキルアップにつながります。

タカ派

読み方、同義語、対義語

読み方 たかは
同義語 強硬派
対義語 ハト派

タカ派とは、金融引き締めを主張する傾向がある人物のことをいい、政策担当者や学者などに対して使われます。景気に対する見方が厳密で、金融引き締めによる物価や通貨価値の安定を重視する人物がタカ派です。これに対し、金融緩和によって景気を刺激する必要性を強く主張する人物をハト派と呼びます。

ハト派、タカ派という言葉はもともとは政治用語で、ハト=穏健・平和の象徴、タカ=戦闘的というイメージから来ています。転じて実体経済に対し穏健なのがハト派、インフレの芽を厳しく摘んでいくのがタカ派ということになります。

例えば米国では、金融政策を決定する米連邦公開市場委員会(FOMC)の個々のメンバーの考え方に注目が集まり、ハト派またはタカ派と評されることがよくあります。中央銀行におけるハト派・タカ派の割合を知っておくと、金利動向などファンダメンタルズ面での予測がつき、FX取引に有益です。

タカ派が推進する政策金利利上げが行われると、一般的には企業の投資ハードルが上がり、景気に対してマイナスに働きます。利上げはネガティブな影響を与えると共に、利上げを行った国には高金利を求める資金が集まり、通貨高に振れやすい傾向があります。

knowledge 世界からタカ派が消えつつある

2009年のリーマンショック以降、日米欧などの先進国では政策金利がゼロ近辺に張りつく期間が多くなっています。かろうじて米国は2.5%まで金利を上げることができましたが、日欧はゼロ~マイナス金利の期間がほとんどです。景気の刺激を求める国民の声や政治に押され、タカ派の主張はかき消されつつあります。情勢が変わると共にタカ派とハト派の勢力図は変化するので、その主導権争いは要注目です。

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