手仕舞い

手仕舞い

読み方、同義語、対義語

読み方 てじまい
同義語 決済、閉じる、スクエア
対義語 新規注文、新規建て

手仕舞いとは、保有しているポジションを決済することを表します。店仕舞いという言葉が閉店を意味するように、手仕舞いはトレードを終わらせることです。

手仕舞いをする際には、既に持っているポジションと反対の売買を行います。例えば、米ドル円の買いポジションを手仕舞いする場合、米ドル円を売り戻します。その逆に、米ドル円の売りポジションを手仕舞いする場合は、米ドル円を買い戻します。手仕舞いという言葉は、日々の取引における「利益確定」または「損切り」で使われるのはもちろん、重要イベントや経済指標発表の前、あるいは大型連休や相場の閑散期に備えてポジションを解消する際にも、同じように用いられます。その場合は、「ポジションをスクエアにする」「ポジションをニュートラルにする」という言い方をすることもあります。

point 乱高下が予想される場合はポジションを手仕舞いしよう

FXでは、大統領選や政策金利発表などの重要なイベントの際には相場が大きく動きます。このようなときにポジションを保有したままでは、値動きの乱高下に巻き込まれてしまう可能性があります。それを防ぐために、大きな値動きが予想されるイベントの前に手仕舞いをする投資家は多いです。また、大型連休や閑散期は、取引量が減少するため、資金力のある機関投資家が一方方向に大量の注文を入れるなど、何らかのきっかけでレートが平時よりも大きく動くリスクがあるため、連休や閑散期前にも手仕舞いする投資家も多いです。

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