2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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FX用語解説集
XMTrading(エックスエム)ラボでは、便利なFX関連の用語集を提供しております。FXトレードに関する専門用語をわかりやすく、具体的に解説しておりますので、FX初心者の方でも安心してトレードを始めることができ、FX取引のスキルアップにつながります。
アノマリーとは、FXや株式などの相場において、ファンダメンタルズやテクニカルといった合理的な要因とは特に関わりがないものの、明確な傾向を示すジンクスのような値動きをすることをいいます。相場の世界にはたくさんのアノマリーがあり、それを信じている人たちは、アノマリーに沿った投資行動をしています。
FXの世界にあるアノマリーとして有名なものは、4年に一度の米国大統領選挙時のドル高でしょう。選挙のある11月に向けてドル高になる傾向や、選挙後の年末に向けて、また翌年にもドル高になる傾向があります。とはいえ、選挙戦が混戦になったり、優勢になっている候補者が経済政策に消極的である場合にはドル売りが発生することもあります。
また株の世界には、有名なアノマリーとして「Sell in May」があります。直訳すると「5月に売れ」という意味で、5月に株は全て売ってしまって9月まで戻って来なくて良いという格言の一部です。伝統的に5月から9月は株式市場が動かない傾向があるため、このような格言が生まれました。
日本にも古くから商品相場や株式相場などに、多くのアノマリーがあります。「節分天井、彼岸底」は米相場で使われていたアノマリーで、節分のころに価格が天井となった後は、3月のお彼岸のころに底に向かうというものです。「辰巳天井、午尻下がり」は干支に絡めた日本独自のアノマリーで、実際はもっと長いのですが、干支のそれぞれの年に起きやすい相場の動きを表現しています。
作成日
:
2021.01.20
最終更新
:
2024.11.15
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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