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前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
8月7日のNY市場は高安まちまちの展開。日本時間20時00分に発表された英国・BOE政策金利は、事前に予想された通り4.25%から4.00%へ25bp(0.25%)の利下げを実施。金利発表とその後のベイリーBOE総裁の記者会見を通じて英ポンドは対ドルで上昇。ユーロはポンドで売られた流れからドルストレートでも下落した。米ドル/円(USDJPY)は147.00を挟んで100pipsほどのレンジで方向感なく推移。この日発表された米・新規失業保険申請件数(前週分)が予想を下回り、雇用市場の弱さが改めて確認されたことで早期利下げ期待が進んだこともあり、NY時間には下方向への圧力が増した感がある。下値を切り下げつつ、サポートラインブレイクを伺う動きを見せている。米株の主要3指数はそろって小高くスタートしたものの、取引開始からすぐに売りが先行。NYダウ(US30)は前日比-0.51%、S&P500(US500)は前日比-0.08%。ナスダック(US100)は前日比+0.35%。IT・ハイテク株が買われ、引けにかけてプラス圏を回復したものの、上値の重さが感じられる値動きとなった。トランプ大統領は半導体とチップの輸入に対して新たに100%の関税を課すと発表したが、「米国内で製造している、または製造を確約している企業」には適用されないと明言。前日に、関税を逃れるために1,000億ドルの米国内生産拡大の計画を発表したアップルはこの日も買われ、IT・ハイテク株の伸びを牽引。プーチン大統領とトランプ大統領の会談に関する報道も米株式市場をサポート。また、退任を表明しているクーグラーFRB理事の後任に、トランプ大統領はミランCEA委員長を指名。自身のSNSで明らかにした。来年1月末までの暫定理事となる。金(GOLD)は、早期利下げ期待の進展との逆相関で買われ、3.400ドル台に上昇した。WTI原油(OIL)は続落。東京時間に小幅にリバウンドしたものの、NY時間には再び売られ、前日の安値63.63ドルに面合わせする水準まで下押しした。この週末、8月1日から7日後に発効期限が延期されたトランプ関税が予告通りに適用となるのか。朝令暮改が常態化しつつある状況に慣れ切っている中、何かしら突発的な事態で急変動する可能性も常に想定しつつ、マーケットの流れを注意して見守りたい。
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ドル円
ポンド円
金
英BOE政策金利でポンド上昇。
昨日の実績
英BOE政策金利でポンド上昇。
昨日発表されたBOE(英中銀)政策金利は、事前の予想通り25bp(0.25%)の利下げ。想定通りの利下げにマーケットは英ポンド買いで反応した。英ポンド/円(GBPJPY)はドルストレートの上げに連れて上昇。日中値幅は178pipsまで拡大。直近20日間の平均値幅142pipsを大きく上回る値動きを見せた。米ドル/円(USDJPY)は、147.00を挟んで100pips幅でのレンジで推移。日中値幅は102pips。直近20日間の平均値幅142pipsから大きくボラティリティを縮小させている。雇用市場の弱さから利下げ期待が高まっていることから、ドル安方向へのブレイクによるボラティリティ拡大を期待したい。
日本時間16時00分に、7月のスイス・消費者信頼感指数が発表される。今回の予想は-30.0。前回結果-32.2から若干の改善が見込まれる。スイスの消費者信頼感指数は、スイス経済省経済管理局(SECO)が経済活動について家計の信頼感を測定した指標。SECO消費者信頼感指数は2022年5月以降、マイナスで推移。スイスの政策金利は今年3月・6月と2会合連続で25bp(0.25%)の利下げが行われ、現在の政策金利は0.00%。通貨高と物価下落に直面するスイスの苦境が伺える。スイスフランは対ドルで高騰(ドル安)を続け、米ドル/スイスフラン(USDCHF)は4月半ばには2015年のスイスフランショックの際の安値を下回る水準まで下落。6月19日のゼロ金利導入以降も対ドルでの上昇は続いている。ドルの信用低下を反映して、安全資産としてのスイスフラン買いが強まっている形だ。次回の政策金利発表は9月25日。ドル売り・スイスフラン買いの流れがどこまで継続するのか。米ドル/スイスフラン(USDCHF)の動きを注意深く見守りたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間21時30分に7月のカナダ・雇用統計が発表される。新規雇用者数の予想は1.53万人(前回8.31万人)。失業率は7.0%(前回6.9%)と予想されている。2022年には5%前後で推移していたカナダの失業率は、23年後半から徐々に悪化。24年春からは6%を超える水準が続いている。カナダの政策金利は現在2.75%。失業率の高止まりが確認されると、今後の利下げペースに影響する可能性がある。トランプ大統領の第二期就任直後からフェンタニル問題や不法移民対策で強い非難を浴びる立場に置かれたカナダは、関税協議でも他の先進諸国よりも高い35%の関税を課されることとなった。高い関税率とともに、失業率の悪化がカナダ経済の足かせとなるのか。米ドル/カナダドル(USDCAD)やカナダドル/円(CADJPY)の値動きを注視して、トレードチャンスを捉えたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間23時20分に、ムサレム:セントルイス連銀総裁が討論会に参加。ムサレム氏は2024年4月にセントルイス総裁に就任。今年のFOMCに投票権を有するメンバーと政策金利の決定に関わる立場である。ムサレム総裁は、先月10日の公開討論の場で、「新型コロナ禍で物価急騰を経験した消費者は今も敏感になっている」として、インフレ期待を引き続き抑えることの重要性を強調した。「関税によるインフレへの影響は現時点でまだ穏やかだが、6月から9月にかけてのデータに表面化し始める」との見方も示した。利下げには慎重な立場と見られるが、雇用市場の弱さを示す直近の経済指標や、利下げを強く求めるトランプ大統領の圧力を受けて見解に変化は見られるのか。直接的に金利見通しに触れる可能性は低いと見られるものの、ムサレム総裁の発言にマーケットが過敏に反応する可能性も想定しておきたい。
XMのドル円取引の詳細はこちら作成日
:
2025.08.08
最終更新
:
2025.08.08
前日の取引実績(2025年8月8日)
前日の取引実績(2025年8月7日)
前日の取引実績(2025年8月6日)
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