MENU
前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
8月1日のNY市場は株安・ドル安・原油安。この日発表された米・雇用統計は、注目度の高い非農業部門雇用者数変化が予想を下回り(予想10.4万人、結果7.3万人)、前回と前々回の数字が大きく下方修正(6月は14.7万から1.4万人に修正、5月は12.5万人から1.9万人に修正、合わせて26万人超の下方修正)されたことから米株・米ドルが全面安となった。失業率は4.2%。前回(4.1%)からやや悪化したものの、こちらは予想通りの結果であった。過去の雇用者数変化の数字が大幅に下方修正されたことについて、トランプ大統領は「政治的理由で統計を操作した」と非難。労働統計局(BLS)のトップの解任を発表した。弱い雇用統計を受けて米株の主要3指数はそろって急落。NYダウ(US30)は542.40ドル安の前日比-1.23%で5日続落。前日まで高値更新を続けていたS&P500(US500)は前日-1.60%、ナスダック(US100)は前日比-2.24%。半導体指数は前日比-1.43%。雇用市場の弱さを受けて早期の利下げ期待が復活。米ドルは主要通貨に対して売られ、ドルインデックスは大幅低下。米ドル/円(USDJPY)は150.50付近から147円台前半まで急落。23時発表の米ISM製造業景況指数とミシガン大学消費者信頼感指数も予想を下回ったことで、さらに一段の下落へと繋がった。クロス円銘柄はいずれもドル円に連れ安となったが、ドルストレートでは欧州通貨(ユーロ、英ポンド)・オセアニア通貨(豪ドル、NZドル)ともに対ドルで上昇。前日までとはマーケットの様相が一変した感がある。金(GOLD)は米ドル売りとの逆相関で急反発。値幅を伴う上昇で高値引けとなった。WTI原油(OIL)は、OPECプラスが9月から増産の可能性と伝わったことに加え、米・雇用統計の弱さも嫌気されて大きく値を下げた。日経株価(JP225)は4万円割れ。石破リスクが昨年8月の悪夢を再来させる可能性も想定しておきたい。
{{ item.symbol }}
{{ formatToFloat(item.ratio, 2) }}%
{{ item.buy }}%
{{ item.sell }}%
{{ item.symbol }}
{{ formatToFloat(item.ratio, 2) }}%
{{ item.buy }}%
{{ item.sell }}%
ドル円
ポンド円
金
弱気な雇用統計でボラ拡大。
昨日の実績
弱気な雇用統計でボラ拡大。
米・雇用統計が予想を下回り、6月と5月の雇用者数も大幅に下方修正されたことを受けて米ドルが急落。米ドル/円(USDJPY)は発表前の150.50付近から147円台半ばへドル安・円高が進行した。ISM製造業景況指数とミシガン大学消費者信頼感指数も予想を下回ったことでさらに一段安。米ドル/円の日中値幅は363pipsまで拡大した。直近20日間の平均値幅146pipsの2.5倍弱の値動きを記録した。英ポンド/円(GBPJPY)も、直近20日間の平均値幅138pipsの2.9倍弱となる397pipsのボラティリティを示現した。ドルストレートの上昇よりも、ドル円の下げに強く牽引されるうごきとなった。金(GOLD)は米ドル売りとの逆相関に素直に反応して大幅上昇。直近20日間の平均値幅46.4ドルの1.7倍強となる81.9ドルの値動きを見せた。米ドル売り・円買いに急傾斜した動きが継続するのか、マーケットの動向を注意深く見守りたい。
日本時間15時30分に7月のスイス・消費者物価指数(CPI)が発表される。今回の予想は前月比で0.1%(前回0.2%)。前年同月比で0.1%(前回0.1%)の見込み。スイスの政策金利は現在0.00%。今年6月19日の会合で25bp(0.25%)の利下げが実施され、ゼロ金利に突入した。次回の政策金利は9月25日の予定。年初から対ドルで上昇を続けていたスイスフランは、7月に入ると対ドルでやや下落。8月に入り、トランプ関税が発動される中、安全資産としてのスイスフラン買いが再び優勢となるのか。米ドル/スイスフラン(USDCHF)の動きを見守りたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間23時00分に、6月の米・製造業新規受注が発表される。今回の市場予想は前月比で-5.0%(前回8.2%)。製造業新規受注は、米国内の製造業での新規受注額について調査した指標。新規受注以外に、出荷・在庫・受注残高などの項目についても調査される。同時に発表される6月の耐久財受注(軍事を除く)は、前月比が-9.4%の予想(前回15.5%)。輸送を除く耐久財受注[確報値]は、前回が前月比で0.2%であった。トランプ関税を巡るインフレ懸念や各国との通商協議が米国の製造業にどのような影を落とすのか。予想よりも高い数値は米ドル買い、低い数値は米ドル売りの材料となる可能性があるため、米ドル/円(USDJPY)やユーロ/米ドル(EURUSD)の値動きをとらえてトレードチャンスを見極めたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間24時30分に、3ヵ月物短期国債と6ヵ月物短期国債の入札が行われる。前回の利回りは、3ヵ月物短期国債が4.235%、6ヵ月物短期国債が4.120%となった。債券価格と金利は逆相関の関係にあることが知られている。国債入札が好調な結果に終わると、債券価格が上昇して利回りが低下。米ドルが売られ、金利と逆相関にあるゴールド(GOLD)に買いが入る可能性が高い。逆に米国債の入札が不調に終わると、債券価格が下落して利回りが上昇。米ドルが買われ、ゴールドに売りが出る。トランプ関税による米中対立と経済減速懸念を背景に上昇を続けてきた金(GOLD)は、高値を維持したまま横這いを続けている。米国債入札前後の金(GOLD)の値動きを注視してエントリーチャンスを探りたい。
XMのGOLD(ゴールド)取引の詳細はこちら作成日
:
2025.08.04
最終更新
:
2025.08.04
前日の取引実績(2025年8月6日)
前日の取引実績(2025年8月5日)
前日の取引実績(2025年8月4日)
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。