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前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
7月31日のNY市場は株安・円安・原油安。東京時間正午頃に発表された日銀政策金利は事前予想通り、現行の0.50%のまま据え置き。その後の植田総裁の記者会見でも追加利上げを匂わせる発言は聞かれなかったことから円が売られ、米ドル/円(USDJPY)は150.80付近まで上昇。クロス円銘柄も軒並み上昇した。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)やオセアニア通貨(豪ドル、NZドル)のドルストレート銘柄ではややドル高基調に傾いたものの、対ドルでの下落幅は限定的。スイスフラン/円やカナダドル/円でも円売りの影響が強く現れ、大きく値を上げる展開となった。本日8月1日の関税発動期限を前に、トランプ大統領はメキシコとの貿易合意を90日間延長すると発表。「メキシコは引き続き、フェンタニルに25%の関税、自動車に25%の関税、鉄鋼・アルミニウム・銅に50%の関税を支払い続ける」と述べた。また、前日のFOMCで金利据え置きを決定したパウエルFRB議長に対しては、「遅すぎる米FRB議長がまたやってしまった」と批判。「彼は遅すぎ、怒りっぽすぎ、愚かすぎ、そして政治的すぎる」と非難の言葉を並べた。米株の主要3指数は、いずれも小高くスタートしながらも、取引が進むにつれて値を下げる展開。NYダウ(US30)は前日比-0.74%まで売りに押されて4日続落。S&P500(US500)欧州時間の取引で最高値を更新しながらも、NY時間には利確の売りに押されて前日比-0.37%。ナスダック(US100)も同様に欧州時間での高値更新から反転。上昇幅を縮めて前日比-0.03%と、わずかながらにマイナス圏に沈んだ。半導体指数は前日比-3.10%と大幅下落。金(GOLD)はほぼ横這い。WTI原油(OIL)は反落。米株安を受けてリスク回避ムードに押されてやや値を下げる展開となった。ビットコイン(BTCUSD)は、12万ドル手前の厚い売りに押されて11万6,000ドル割れまで下落。押し目買いも強く、下値を固めてさらなる上昇を目指す可能性が高い。本日は、日本時間21時30分に米・雇用統計が発表される。23時には米ISM製造業景況指数も控えるとあって、一方的な動きにはなりにくいものと予想されるが、トランプ関税が本日から発効されるため、何かしらのサプライズで急変動する可能性も想定しておきたい。ヘッドラインニュースには引き続き注意したい。
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ドル円
ポンド円
金
日銀政策金利通過で円安加速。
昨日の実績
日銀政策金利通過で円安加速。
前日の米FOMC通過後の米ドル高基調に加えて、植田日銀総裁の記者会見からの円売りが重なり、米ドル/円(USDJPY)は150.00をあっさり突破。150.80付近まで上昇した。日中値幅は225pips。直近20日間の平均値幅132pipsを大きく上回るボラティリティを示現した。円売りの動きに連れてクロス円も軒並み上昇。英ポンド/円(GBPJPY)は、直近20日間の平均値幅123.6pispのほぼ2倍となる日中値幅255pipsを記録。本日の米・雇用統計でも、ドル円を中心にボラティリティのさらなる拡大を期待したい。
日本時間18時00分に、7月のユーロ圏・消費者物価指数(HICP)の速報値が発表される。市場予想は、総合指数が前年比2.0%(前回1.9%)、食料品やエネルギーを除いたコア指数は前年比2.3%(前回2.3%)。総合指数はやや上昇、コア指数は横這いの見込み。HICPは、ユーロ圏において消費者が購入する商品やサービスの価格変動を測定した指標。ユーロ圏のインフレ動向を確認する上で重要視される。ECBは6月5日に7会合連続となる利下げを実施した後、前回(7月24日)は現行の2.15%のまま据え置き。マーケットでは年内にあと一回、9月の追加利下げが有力視されているが、指標が予想から上振れする結果となれば、今後の見通しも変化する可能性がある。ユーロは7月に入って対ドルでダブルトップを形成。6月以降の上昇分をすべて吐き出し、下値を探る動きを見せている。指標発表に対するマーケットの反応を注視しつつトレードチャンスを捉えたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間21時30分に、7月の米・雇用統計が発表される。市場予想は、非農業部門雇用者数が10.8万人(前回14.7万人)、失業率が4.2%(前回4.1%)。失業率は前月からわずかに悪化の予想。非農業部門雇用者数は減少が見込まれる。平均時給は前月比が0.3%(前回0.2%)、前年比が3.7%(前回3.7%)の見込み。米国の雇用統計は、非農業部門雇用者数・失業率・平均時給などの注目度が高い指標を始め、労働参加率や製造業就業者数など複数指標で構成される。米国の労働市場や景気動向を把握するうえで非常に重要視されるため、指標発表後は為替市場で値幅を伴った変動が生じやすい。市場予想よりも軟調な結果が示された場合、景気後退懸念から米ドル売りが強まる可能性を想定しつつ、米ドル/円(USDJPY)の値動きからトレードチャンスを捉えたい。
XMのドル円取引の詳細はこちら日本時間23時00分に、7月の米・ISM製造業景況指数が発表される。市場予想は49.6。前回値の49.0から若干の改善が見込まれる。ISM製造業景況指数は、米国の製造業購買担当者を対象に景況感のアンケート調査を実施し、指数化した指標。毎月第1営業日に発表されることから、米国の主要指標の中でも先行性の高さが注目される。新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5項目の総合指数が示され、景況分岐点の50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断される。前回まで4か月連続で分岐点の50を下回る数字が続いているが、米株価の主要3指数はいずれも上昇を続け、S&P500とナスダックは連日のように最高値を更新。トランプ関税による景気減速懸念などなかったかのように上がり続けるS&P500(US500Cash)の動きを注視したい。
XMのインデックス取引の詳細はこちら作成日
:
2025.08.01
最終更新
:
2025.08.01
前日の取引実績(2025年8月1日)
前日の取引実績(2025年7月31日)
前日の取引実績(2025年7月30日)
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