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前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
6月6日のNY市場では、米雇用統計の発表を受けて米ドル買い・円売りが加速した。5月の雇用統計は労働市場の緩やかな減速が示唆される結果となったものの、非農業部門雇用者数と平均時給が市場予想を上回り、失業率も前月から横ばい。関税の影響を受けても尚底堅さを維持していることから、米景気後退懸念が和らぎ指標発表後に米ドル高・円安の動きが強まった。米ドル/円(USDJPY)は144円付近から一時145円台まで急伸し、上昇一服後も144円台後半を維持する底堅い動きが継続。円全面安の地合いとなったことで、クロス円も揃って連れ高となった。米ドル買い優勢の動きから、主要国通貨は対ドルで下落。欧州通貨が弱含んだため、ユーロ/米ドル(EURUSD)や英ポンド/米ドル(GBPUSD)は下げ幅を拡大した。株式市場では、米雇用統計の発表で景気の先行き不安が緩和され、主要3指数は揃って上昇。NYダウ(US30)は、一時600ドル超の大幅上昇が見られ、前日比+1.05%と反発。トランプ米大統領とイーロン・マスク氏の決裂で急落していたテスラ(Tesla)も持ち直し、ナスダック(US100)は前日比+1.20%、S&P500(US500)は前日比+1.03%で取引を終えた。米株価が上昇し、リスクオンの動きを示したことが後押しとなりWTI原油(OIL)は続伸。取引実績では買い取引の割合が大幅に増加しており、週後半の堅調な動きに上手く乗じたことが示唆された。本日は米中閣僚級協議がロンドンで開かれるため、市場の注目が集まりそうだ。週明けの東京時間では、先週加速したリスク後退の動きが継続することになるか注目したい。
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ドル円
ポンド円
金
米雇用統計後のリスクオンでボラティリティ拡大。
昨日の実績
米雇用統計後のリスクオンでボラティリティ拡大。
東京時間からロンドン時間前半にかけては米雇用統計の発表を睨んだ様子見姿勢が強まったが、予想を上回る強い結果が示されると市場のリスク警戒感が後退した。米ドル/円(USDJPY)は日本時間朝方からじりじりと上値を伸ばす動きが続いていたが、指標発表後に先月29日以来となる145円台まで急伸。買い優勢の動きが終日続いたことで、日中値幅は156pipsまで拡大した。英ポンド/円(GBPJPY)も海外市場での急速な買いが支援材料となり日中値幅138pipsで推移。一方で、金(GOLD)はリスク警戒感が後退したことから下げ幅を拡大し、68.5ドルまで値幅を拡大した。
日本時間12時00分に、5月の中・貿易収支が発表される。市場予想は、米ドル建てで1,010億ドルの黒字が見込まれている。貿易収支は、財の輸出額と輸入額の差額を調査した指標。国内総生産(GDP)の構成要素の1つであり、中国の経済成長率や景気動向を把握する上で注目度が高い。前回4月の貿易統計を見ると、米国の上乗せ関税の一時停止期間中に対米輸出が拡大した影響で輸出が大幅に増加。一方で輸入は予想を下回る減少が見られ、中国政府の景気下支え策により国内需要が高まったことが示唆された。米相互関税の一時停止措置の影響で5月以降も輸出は堅調を維持するとの見方があるが、高率関税が引き下げられることなく維持されれば、今後は貿易収支が大幅に悪化する可能性も指摘されている。今回の統計が好結果となれば、香港ハンセン指数(HK50)が堅調な動きを示す可能性があることに注目したい。
XMのインデックス取引の詳細はこちら日本時間14時00分に、5月の景気ウォッチャー調査が発表される。市場予想は、現状判断DIが43.9、先行き判断DIが44.0。いずれも前月からの伸びが見込まれている。景気ウォッチャー調査は、国内の景気動向を示す指標の1つ。全国12地域を対象に、小売業・レジャー業・タクシー運転手など景気に敏感な職種に就く約2,000人にインタビューを実施し、調査結果を指数化して発表する。現況を示す現状判断DIと2~3ヶ月先の見通しを示す先行き判断DIが同時に公表される。先月時点で現状判断DIは4ヶ月連続で低下、先行き判断DIは5ヶ月連続で低下しており、物価高や米関税を懸念する声が多く見られた。インバウンドの堅調さや賃上げへの期待感がある一方で、関税による不透明感を背景とする高所得者層の買い控えや企業の設備投資の停滞を指摘する声があがった。5月の結果ではやや持ち直すとみられているが、国内景気の動向に対して日経株価(JP225)がどのような反応を示すのか注目したい。
XM 日経225(JP225)取引の詳細はこちら日本時間23時00分に、4月の米・卸売在庫が発表される。今回は確報値の発表となるため、速報値から改定があるか確認したい。卸売在庫は、米国の商務省が卸売業者の在庫状況を調査した指標。自動車や家電などの耐久財と、食品や衣料品などの非耐久財に分けて公表される。売上の伸びと在庫の伸びを比較し、在庫の伸びが多い場合は消費者の需要低下の可能性が高く、予想よりも高い数値は米ドル売り、低い数値は米ドル買いの材料と判断される。米国の卸売在庫は2ヶ月連続で予想を下回る低下を示しており、4月の速報値は市場予想の0.3%を下回る0.0%となった。3月の結果では電気製品や衣料品などの減少が低下の要因となっており、4月もさらに前月からの増加幅を縮小する結果を示している。改定値の発表では市場が大きく動意づくには至らない可能性が高いが、速報値からの乖離が大きければ米ドル/円(USDJPY)の値動きに影響を与える場合があるため注意したい。
XMのドル円取引の詳細はこちら作成日
:
2025.06.09
最終更新
:
2025.06.09
前日の取引実績(2025年7月31日)
前日の取引実績(2025年7月30日)
前日の取引実績(2025年7月29日)
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