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前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
5月7日のNY市場は株高・ドル高・ゴールド安。週末の米中協議開催の報道を好感して反発した流れを受けて、米株の主要3指数はいずれも小高くスタート。日本時間27時に発表された米FOMC政策金利は予想通り3会合連続の据え置き(4.25%~4.50%)となった。発表直後には、思惑による売り買いが錯綜する場面も見られたが、引けにかけては買戻しの動きが優勢。3指数とそろってプラス引けとなった。NYダウ(US30)は前日比+0.70%、S&P500(US500)は前日比+0.43%、ナスダック(US100)は前日比+0.27%、半導体指数は、引け間際に、バイデン政権時代のAIチップの輸出規制を撤廃する方針とのニュースが伝えられたことで関連銘柄が大きく買われ、前日比+1.74%で取引を終えた。ドルインデックスは上昇。米ドル/円(USDJPY)は、政策金利発表直前の143円台前半からパウエルFRB議長の会見を終える頃には144円手前まで、小幅ながら値を上げた。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)はドル買いの動きに押されて小幅に下落。オセアニア通貨(豪ドル、NZドル)は大幅に値を下げ、ドルストレート(AUDUSD、NZDUSD)でそれぞれ1.0%超のマイナスとなった。金(GOLD)は安全資産としてのゴールド需要の低下を受けて反落。WTI原油(OIL)は、米中協議開催の報を好感してやや値を上げたものの、欧州からNY時間にかけて力なく値を下げ、前日比-2.60%で取引を終えた。週末に予定されている米中協議の行方が注目される。本日は日本時間10時15分から植田日銀総裁が参院財政金融委員会に出席。20時02分には英国のBOE政策金利が発表される。現状の4.50%から4.25%へ、25bp(0.25%)の利下げが予想されている。米FRBの金利据え置きを受けて各国のマーケットがどのような反応を示すのか。再三、利下げを要望するトランプ大統領の発言にも警戒したい。
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ドル円
ポンド円
金
FOMCも反応薄くボラ拡大ならず。
昨日の実績
FOMCも反応薄くボラ拡大ならず。
注目の米FOMCは事前予想通り据え置き。米ドル/円(USDJPY)は初動でドル売りに反応したものの、すぐに買い戻されてややドル高引け。往って来いの形になったものの、小幅な値動きに終始した。日中値幅は126pips。直近20日間の平均値幅187pipsに大きく届かなかった。英ポンド/円(GBPJPY)の日中値幅はドル円を下回る101pips。直近20日間の平均値幅も185pipsと、ドル円(187pips)を下回るレベルに落ち込んでいる。本日20時02分の英BOE政策金利発表で大きく動くことを期待したい。
日本時間15時00分に、3月のドイツ・鉱工業生産が発表される。今回の予想は前年同月比で-2.7%(前回-4.0%)。前月比で1.0%(前回-1.3%)の予想。いずれも大幅な改善が見込まれる。ドイツ経済は、主力の自動車産業が国内の工場閉鎖を余儀なくされる等、苦しい状況が続いていたが、EUがウクライナ支援のための防衛費大幅強化を打ち出し、ドイツ自身も経済成長の足かせとなっていた財政規律の緩和に踏み切る等、明るい兆しも見え始めている。トランプ大統領の打ち出した相互関税に世界各国が対応を迫られる中、ドル基軸通貨体制からの脱却が否応なく迫られることとなれば、欧州最大の経済規模を誇るドイツの存在感がこれまで以上に増す可能性が強い。対ドルで大きく上昇したユーロ(EURUSD)の動きからトレードチャンスを捉えたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間20時02分に、イングランド銀行(BOE)が政策金利を発表する。今回は4.50%から4.25%へ、25bp(0.25%)の利下げが予想されている。前回3月20日は据え置きとなったため、利下げは前々回の2月6日以来、2会合ぶりとなる。今後の利下げペースに言及があるのか、同時に発表される英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨が注目される。昨年、英国の財政悪化を材料に対ドルで売られた英ポンドは、今年に入ってリバウンド。トランプ関税による米ドル売りにも後押しされ、昨年9月の高値更新間近まで上昇した。ここから更に高値を目指す動きとなるのか。英ポンド/米ドル(GBPUSD)の動きを注意して見守りたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間21時30分に、前週分の米・新規失業保険申請件数が発表される。今回の予想は23.0万件。前回の24.1万件から改善が見込まれる。新規失業保険申請件数は米労働省雇用統計局が調査を実施する指標で、失業者がはじめて失業保険を申請した件数を集計し、毎週木曜日に週次の結果を公表する。速報性が高く、雇用関連指標の先行指標として注目される。失業保険申請件数が増加すれば雇用市場の悪化が懸念されて米ドル売り、減少であれば雇用市場の強さが確認されて米ドル買いの材料と判断されやすい。同時に発表される失業保険継続受給者数(前週分)の予想は189.5万人。こちらも前回の191.6万人から改善の見込み。トランプ関税の影響が雇用市場にどう響いているのか、新規失業保険申請件数の増減から米経済の先行きを探りたい。
XMのドル円取引の詳細はこちら作成日
:
2025.05.08
最終更新
:
2025.05.08
前日の取引実績(2025年5月9日)
前日の取引実績(2025年5月8日)
前日の取引実績(2025年5月7日)
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