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NYマーケットダイジェスト・11日 原油反発・金利上昇・ドル高

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2026.03.12
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NYマーケットダイジェスト・11日 原油反発・金利上昇・ドル高

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(11日終値)

ドル・円相場:1ドル=158.95円(前営業日比△0.90円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=183.86円(△0.36円)

ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1567ドル(▲0.0044ドル)

ダウ工業株30種平均:47417.27ドル(▲289.24ドル)

ナスダック総合株価指数:22716.14(△19.04)

10年物米国債利回り:4.23%(△0.07%)

WTI原油先物4月限:1バレル=87.25ドル(△3.80ドル)

金先物4月限:1トロイオンス=5179.1ドル(▲63.0ドル)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。


(主な米経済指標)

       <発表値>   <前回発表値>

MBA住宅ローン申請指数

(前週比)   3.2%       11.0%

2月米消費者物価指数(CPI)

(前月比)   0.3%       0.2%

(前年同月比) 2.4%       2.4%

エネルギーと食品を除くコア指数

(前月比)   0.2%       0.3%

(前年同月比) 2.5%       2.5%

2月米財政収支

     3075億ドルの赤字  946億ドルの赤字


※改は改定値、▲はマイナスを表す。


(各市場の動き)

・ドル円は続伸。イラン情勢の緊迫化で原油先物価格が高騰する中、国際エネルギー機関(IEA)加盟国は協調して4億バレルの石油備蓄を放出することで合意した。当初は原油安・ドル売りで反応し、一時158.31円付近まで下押しした。

 ただ、反応は一時的だった。原油先物相場の持ち直しとともに全般ドル買いが優勢になると、9日の高値158.90円を上抜けて、2時30分過ぎには一時158.98円まで値を上げた。「イランはすでにホルムズ海峡に十数個の機雷を敷設済み」との報道や、「米連邦捜査局(FBI)はカリフォルニア州の警察当局に対し、イランが米国への報復として西海岸でドローンを発射する可能性があると警告した」との報道が伝わった。中東情勢の先行きに不透明感が広がる中、市場では「有事のドル買いが入りやすい」との声が聞かれた。

 なお、WTI原油先物価格は「IEAが石油備蓄放出で合意」との報道で一時82.00ドル付近まで下げたものの、そのあとは88ドル台半ばまで持ち直している。


・ユーロドルは続落。「IEAは石油備蓄放出で合意」との報道で一時1.1613ドル付近まで下げ渋ったものの、すぐに失速。中東情勢の先行きが見通せないうえ、エネルギー高が欧州景気へ悪影響を与えるとの懸念が根強く、ユーロ売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。2時30分過ぎには一時1.1561ドルと日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.30まで上昇した。


・ユーロ円は5日続伸。22時過ぎに一時183.59円付近まで下押ししたものの、5時前には183.97円付近まで強含んだ。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた買いが入った。


・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。中東情勢の先行きに不透明感が広がる中、原油先物相場が不安定な値動きとなり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。2月米消費者物価指数(CPI)が市場予想通りの結果となり、早期の利下げ観測が後退したことも相場の重し。

 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら3日続伸。好決算を発表したオラクルが大幅に上昇したことを受け、ハイテク株に買いが波及した。


・米国債券相場で長期ゾーンは続落。利回りは2月9日以来約1カ月ぶりの高水準。イラン紛争が長期化するとの懸念が再燃する中、原油先物相場が反発すると、インフレへの懸念が高まり債券売りが出た。2月米CPIは市場予想通りの結果となったものの、市場では早期利下げ観測が後退。相場の重しとなった。


・原油先物相場は反発。IEA加盟国は過去最大規模となる4億バレルの石油備蓄放出で合意したが、中東産エネルギーの供給不安を払拭するには至らなかった。IEAの合意直後に82.00ドル付近まで下落したものの、その後は88ドル台まで反発。一部通信社からは「イランはすでにホルムズ海峡に十数個の機雷を敷設済み」などの報道も伝わった。


・金先物相場は反落。中東情勢を巡る不透明感は根強く、この日の外国為替市場では全般にドル買いの動きが目立った。ドル建てで取引される金には割高感を意識した売りが持ち込まれた。


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.03.12

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