メインネット

メインネット

読み方、同義語、対義語

読み方 めいんねっと
対義語 テストネット

メインネットは、ブロックチェーンのテストネット(テスト環境)から正式に独立してローンチ(公開)される、本番環境のブロックチェーンのことです。ビットコイン(BTC)のブロックチェーン、イーサリアム(ETH)のブロックチェーンなどと呼ぶときは、このメインネットのことを指します。

メインネットローンチ後もテストネットは運用され続けます。メインネットとテストネットは独立した状態にあり、テストネットを破壊したとしてもメインネットに影響はないので、メインネット向けの新たなアイデアの実装テストなど開発者たちのテスト環境として使われ続けます。

メインネット

仮想通貨(暗号資産)には、イーサリアムのトークン規格ERC-20で作られたトークンのように独自のブロックチェーンを持たないものもあります。こうしたトークンはイーサリアムのブロックチェーン上で機能する仮想通貨となりますが、独自にプラットフォームを立ち上げ独立することもあります。その際には、自らのブロックチェーンを手に入れることからメインネットを「立ち上げる」や「移行する」といった言い方をします。

別のブロックチェーンでサービスがはじまり、独自にメインネットを立ち上げた仮想通貨には、イーサリアムのブロックチェーンからはイオス(EOS)、トロン(TRON)、ジリカ(ZIL)、ビットコインのブロックチェーンからはビットコインキャッシュ(BCH)などが存在します。

knowledge メインネット立ち上げ後の移行は?

別のブロックチェーンを利用していた仮想通貨がメインネットを立ち上げた場合、元のブロックチェーンで利用していた仮想通貨を新たにローンチしたブロックチェーンに移行する必要があります。移行の際にはトークンスワップと呼ばれる仮想通貨の移動によって移行が行われますが、各仮想通貨によって自動的な移動なのか手動的な移動なのかは異なるため、運営元の最新の指示に従いながらトークンスワップを行わなければなりません。

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