2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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ファンダメンタル分析とは、経済の基礎的条件(英語でファンダメンタルズ)、つまり世界各国や地域の経済指標や金融政策などを基に、今後の値動きを予想する分析手法です。反対に、チャートの情報から値動きを予想する手法を「テクニカル分析」と呼びます。これらの2大分析により相場を予想するのが、王道的な方法です。
一般的に、ファンダメンタル分析は長期の流れを予想するのに適しているといわれます。利益をあげることを目的とした世界中のお金(投資マネー)がどの市場や通貨に向かうか・引き揚げられるか、どの方向に売買されるかは、各国の経済状況や金融政策によって変化するからです。そのため、中長期のスイングトレードには不可欠です。一方、テクニカル分析は短期の流れを予想するのに適しているといわれます。短期売買には、ファンダメンタルズ要因の影響力がそれほど高くないのが特徴です。
通貨は、国の経済力や信用力、成長性により、買われたり売られたりします。それに加えて、金利政策や財政政策の内容、それらに関わる人物による発言(要人発言)などにも影響を受けます。ファンダメンタルズの要因としては、次のような指標、事柄が注目されます。
経済指標 | GDP、経済成長率、物価上昇率、貿易収支、雇用統計など |
---|---|
金利政策 | 政策金利発表、金融政策決定会合など |
要人発言 | 経済政策担当者の発言、中央銀行関係者の発言など |
特に、金利は経済活動の方向性を決める基準となるため、各国の政策金利発表の発表時には、世界の投資家から多くの注目を集めます。
作成日
:
2021.08.02
最終更新
:
2024.11.15
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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