2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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底値とは、相場の一定期間における最も低い価格のことです。また、長いスパンで見た場合に、いくつかの底値の中で最も低い価格は「大底」と呼ばれます。反対に、一定期間における最も高い価格のことは「天井」「大天井」といいます。
この底値は投資家に意識される水準となり、サポートラインとして機能することもしばしばあります。また、この底を抜けると、安値を更新することとなり、新たな底値として認識されます。底値をつけた後に相場が反転上昇する様子は、「底打ち」と表現されます。
米ドル円相場では、2011年10月の約75円が史上最安値、つまり大底です。それから底打ちして反転上昇し、2015年6月には約125円を記録しました。その後、2016年6月に約98円をつけ、その後は概ね103円から115円の範囲を推移しています。大局ではこれらの底値や天井が意識されることになります。
一般的に、底値付近では「これ以上下がらないだろう」という割安感から買いが入りやすいので、相場の流れが反転しやすい傾向があります。しかし、その水準を下回ることがあれば、売りが売りを呼び、さらに買い方の損切りも巻き込んで勢いの増した下落が生じることもあります。これは大局の底値に限らず、小局のレンジ相場などでも同様です。底値付近は、売買の攻防が行われやすい場所となります。
作成日
:
2021.07.16
最終更新
:
2024.11.22
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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