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前日の取引実績
XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。
6月23日のNY市場は株高・ドル安・原油安。米軍によるイランの核施設攻撃の影響が懸念されたが、市場は比較的冷静な反応を示した。NY時間にイランがカタールの米空軍基地にミサイルを発射とのニュースが流れ、一時、リスク回避の動きも見られたが、カタールは迎撃に成功。事前にイランからカタールへミサイル発射の通告があったとの報道もあり、買い安心感に繋がった。米株の主要3指数はそろって上昇。NYダウ(US30)は前日比+0.89%、S&P500(US500)は前日比+0.96%、ナスダック(US100)は前日比+0.94%、半導体指数は前日比+0.63%。取引終了後にはトランプ大統領が、イスラエルとイランが12時間の戦闘停止に合意したことを発表。暫定的な停戦ではあるものの、マーケットには安心感が広がっている。日経株価(JP225)には時間外取引で買いが入り、東証スタート前に38,900円近くに浮上。米株の主要3指数も時間外で値を上げている。米10年債利回りは低下。米ドル/円(USDJPY)は欧州時間に148円台をつけたところから反転下落。有事のドル買いの巻き戻しで146円付近まで値を下げ、イスラエルとイランの暫定停戦の報道でさらに一段下落。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)は対ドルで上昇。ユーロ/米ドル(EURUSD)は直近高値超えまであとわずかに迫る回復力を見せている。イラン攻撃に反応して週明けに大きくギャップアップしたWTI原油(OIL)は、イランの報復が限定的なものにとどまるとの見方から急激に下落。1バレル78ドルの高値から65ドル割れまで値を下げた。金(GOLD)はイランの報復仕草に反応して買われる場面も見られたが、引けにかけて上げ幅を解消。直近のレンジ下限割れを伺う動きを見せている。本日はオランダのハーグにてNATO首脳会議が開催。トランプ大統領も出席。欧米各国の要人発言も相次いで予定。日本時間23時からはパウエルFRB議長が下院銀行委員会にて半期に一度の議会証言を行う。イスラエル・イランの暫定停戦の行方とともに、要人発言による突発的な値動きに注意したい。
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ドル円
ポンド円
金
イラン攻撃で原油のボラ急拡大。
昨日の実績
イラン攻撃で原油のボラ急拡大。
週末に行われたイラン核施設への攻撃とその後の対応を巡り、マーケットのボラティリティが急拡大。週明けの取引で先週末終値の72ドル付近から78ドル超に大きくギャップアップしたWTI原油(OIL)は、イランの報復が限定的との見方から上げ幅を縮小。NY時間終わりには67ドル割れまで値を下げる荒い動きを見せた。日中値幅11.38ドルは過去1年で最大。直近20日間の平均値幅2.69ドルの4倍超の値動きとなった。有事のドル買いで148円台まで値を下げた米ドル/円(USDJPY)は、高値から反転下落。146円付近まで値を戻した。日中値幅は202pips。直近20日間の平均値幅は137pipsを大きく上回り、往復で大きく値幅のとれる動きとなった。
日本時間17時00分に、6月のドイツ・IFO企業景況感指数が発表される。今回の予想は88.1。前回の結果87.5から改善が見込まれる。IFO業景況感指数は、ドイツ5大研究所の一つであるIFO経済研究所(Information and Forschung:Institute for Economic Research at the University of Munich)が約9,000社のドイツ企業を対象に、現況と今後6ヶ月の先行きについてアンケート調査を実施。2015年を100として指数化した数値が毎月下旬に発表される。ドイツ経済は昨年、工業製品需要の世界的低迷や同国のエネルギー危機の影響により2年連続で縮小。同国企業の3分の1が今年、人員削減を検討しているとの報告もある一方で、ウクライナ支援強化のためにEU諸国が防衛費強化で一致。ドイツも厳格すぎる財政規律を解除するに至り、状況はにわかに好転し始めている。イスラエルによるイラン空爆に続き、米国によるイラン核施設攻撃により有事のドル買いに振れたものの、ユーロは依然、対ドルでの根強く買われる流れが続いている。押し目をつけたところから再び直近の高値更新を目指すのか。ユーロ/米ドル(EURUSD)、ユーロ/円(EURJPY)の動きからトレードチャンスを捉えたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間21時30分に、5月のカナダ・消費者物価指数(CPI)が発表される。予想は前年同月比で1.7%(前回1.7%)。前月比は0.5%(前回-0.1%)の予想。6月15日から17日にカナダで開催されたG7(先進7か国首脳会議)では、トランプ大統領が初日に予定を切り上げて突然帰国。共同声明も出せないまま中途半端に幕を閉じた。政権を途中で投げ出したトルドー前首相の後釜に座ったカーニー新首相は、さっそく面目をつぶされた格好だ。最大の貿易相手国である米国の存在なしには立ち行かないカナダ経済にとって、米国と良好な関係を保っていくことが何よりの使命だが、政治経験の乏しいカーニー首相の下ではトルドー前首相時代以上の迷走が予想される。カナダドルは対ドルで強含む展開が続いていたが、直近は対ドルで下落。イスラエルのイラン空爆に続き、米国のイラン核施設攻撃で有事のドル買いが進行。カナダドルは対ドルでの売りが強まっている。米ドル/カナダドル(USDCAD)の動きを注視してトレードチャンスを捉えたい。
XM FX通貨ペアの詳細はこちら日本時間23時00分に、米・パウエルFRB議長が発言。米下院金融サービス委員会で金融政策に関する半期に一度の議会証言を行う。今月17日、18日両日に開催されたFOMCでは、事前予想通り政策金利は据え置かれた。依然、利下げに慎重な姿勢を見せるパウエル議長に対して、事あるごとに利下げを求めるトランプ大統領は20日、パウエル議長の解任に再び言及。パウエル議長の任期は2026年5月まで。トランプ大統領の言葉通りに解任が行われる公算は低いが、後任候補の名があがることがあれば市場の混乱は避けられないとの見方が広がっている。パウエル議長の議会証言に反応してトランプ発言が発せられるのか、注意深く見守りたい。
XMのドル円取引の詳細はこちら作成日
:
2025.06.24
最終更新
:
2025.06.24
前日の取引実績(2025年7月15日)
前日の取引実績(2025年7月14日)
前日の取引実績(2025年7月11日)
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