前日の取引実績(2025年1月30日)

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前日の取引実績

XMTrading(エックスエム)ラボでは、前日の取引実績を公開しています。XMTradingユーザーのリアルな取引データを視覚化して、マーケットのトレンドを解き明かします。前日の取引実績から市場参加者の動向を知ることが可能です。

2025.01.30
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前日の取引実績(2025年1月30日)

#ドル円
#ポンド円
#金

1月29日のNY市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル議長の会見を受けて米株主要3指数は揃って反落した。米連邦準備制度理事会(FRB)は市場予想通り政策金利の据え置きを決定。大きなサプライズもなく市場の反応は限られたが、声明文でインフレ目標に関する文言が削除されたことから、FRBが今後の利下げに消極的な姿勢であると捉えられ、発表後は米長期金利の上昇に連れて米ドル買いで反応した。その後のパウエル議長の会見では文言削除が何かを示唆するものではないと述べられたが、次回3月会合での利下げ期待が後退したことで上値の重い展開となった。利下げペース鈍化への懸念から、堅調に推移していたNYダウ(US30)は反落。取引実績から、下落局面でショートポジションが増加したことが窺える。S&P500(US500)とナスダック(US100)も終日マイナス圏での推移となった。米ドル/円(USDJPY)は政策金利と声明文の発表後に買いが強まる場面が見られたが、パウエル議長の会見を受けて上値が抑えられる展開。また、カナダ中銀(BOC)が0.25%の追加利下げを決定したことで、発表後は一時カナダドル売りが広がった。ビットコイン(BTCUSD)はFOMC後に急伸。同じく上値を伸ばしたイーサリアム(ETHUSD)やリップル(XRPUSD)はロング勢の利益確定が増加した。本日の東京市場では、春節の連休で引き続きアジアの市場参加者が減少している。欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表も控えているため、様子見姿勢が広がる可能性が高い。

FX
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主要銘柄のボラティリティ(過去30日分)

主要銘柄のボラティリティ(過去7日分)

ドル円

ポンド円

FOMCは大きなサプライズなく落ち着いた動きで通過。

昨日の実績

FOMCは大きなサプライズなく落ち着いた動きで通過。

連邦公開市場委員会(FOMC)を控え終日様子見の動きが広がっていたが、市場予想通りの結果と大きなサプライズもなかったことから値幅は限られた。米ドル/円(USDJPY)はパウエル議長の会見時に一時乱高下する場面が見られたが、値幅は85pipsと限定的。東京時間から下落が続いていた英ポンド/円(GBPJPY)は、NY時間に買戻しが加速し値幅を127pipsにとどめた。金(GOLD)は動意に欠ける動きで横ばい。FOMC後も大きく動意づくことなくじり安の動きが続いた。

1. 日・氷見野日銀副総裁の発言(日本時間15時10分頃)

日本時間15時10分頃に、日銀の氷見野副総裁の講演が予定されている。日銀は今月24日に昨年7月以来となる政策金利引き上げを決定しており、今後の利上げ見通しについて注目が集まっている。日銀金融政策決定会合を控えた今月14日、氷見野副総裁は利上げを示唆する内容を発言しており、2025年の賃上げについても強気な見通しを述べた。さらに翌日には植田総裁も同様の見解を示したことで、金融市場は日銀の利上げについて事前織り込みが完全に完了した状態となっていた。今後の注目ポイントとして、声明文で更なる追加利上げの可能性が示唆されたことや、日銀展望レポートの物価見通しが引き上げられたことで、年内の利上げ時期を探る動きが広がっている。トランプ米大統領の政策や春闘の動向を見据える動きとなることが予想されるが、氷見野副総裁から新たな利上げ見通しについての見解が述べられるのか注目したい。

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2. 欧・ECB政策金利(日本時間22時15分)

日本時間22時15分に、欧州中央銀行(ECB)が政策金利を発表する。今回の会合では0.25%の追加利下げがほぼ確実視されている。ECBは年内に0.25%の利下げを4回実施すると見られており、今回と3月会合で利下げが実施される可能性が高いとされている。しかし、4月以降の利下げ見通しについては意見が分かれており、インフレ率や経済成長率の推移を見据える展開となりそうだ。また、トランプ米大統領による関税政策についても引き続き動向を注視する必要がある。トランプ米大統領は欧州に対して関税を課すことを検討していると発言したが、現時点で明確な時期などは表明されていない。米国が欧州からの輸入品に対して関税を課すことになれば、一層のユーロ安や成長率の下振れリスクが高まり、ECBは更なる利下げを迫られる可能性が考えられる。声明文やラガルドECB総裁の会見から利下げ期待が高まれば、ユーロ/米ドル(EURUSD)が大きく売られる可能性があることに警戒しておきたい。

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3. 米・第4四半期GDP(日本時間22時30分)

日本時間22時30分に、米国の第4四半期GDPの速報値が発表される。市場予想は2.6%の見込み。GDP(国内総生産)は、米国内で新たに生産された財やサービスの合計金額から算出される指標。GDPの伸び率によって米国の経済成長率が示されるため、米国の景気動向を確認する上で重要度が高く、市場からの注目度が高い。米商務省経済分析局が四半期ごとに発表しており、速報値・改定値・確報値の中で今回発表される速報値が最も注目される。市場では、先月発表された前期確定値から実質GDPの伸び率減速が見込まれているものの、コアPCEでは伸び率加速が予想されている。米国の重要指標であるだけに、指標発表後は米ドル/円(USDJPY)やユーロ/米ドル(EURUSD)などのドルストレート銘柄が神経質に反応する可能性があるため、慎重にトレンドチャンスを見定めたい。

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